第3回 「ビブリオバトル in コラボ」開催しました!!

8月20日(土)、第3回「ビブリオバトルinコラボ」を開催しました。
参加者は、小学生から80代まで21名。
この日は夏らしいイラストと、「田園/ベートーベン」の音楽で、参加者の方々をお出迎えしました。千里図書館からのビブリオバトルに関する本も並んでいます。

先ずはビブリオバトルについてルールを確認しました。
その後、発表前の緊張をときほぐすアイスブレイクタイムで、みんなで「漢字バラバラクイズ」に挑戦。
隣同士ペアで考えてもらうこのクイズ、難しい問題もあったと思うのですが、どの問題も素早く正解が出ました。緊張も少し溶けたところで、いよいよビブリオバトル開始です。

今回の発表者は5名。
当日、紹介された本は以下の5冊です。(紹介順)

●書名:本土の人間は知らないが沖縄の人はみんな知っていること—沖縄・米軍基地観光ガイド/矢部 宏治(著)・須田 慎太郎(写真)
●書名:ひまわりのおか/葉方 丹(著)・ひまわりをうえた八人のおかあさん(著)・松成 真理子 (イラスト)
●書名:カラマーゾフの兄弟/ドストエフスキー(著)原 卓也 (翻訳)
●書名:戦地の図書館〜海を越えた一億四千万冊〜/モリー・グプティル・マニング (著) 松尾 恭子 (翻訳)
●書名:影を踏まれた女/岡本 綺堂(著)

発表者全員のプレゼンテーション終了後、参加者による投票が行われました。
投票の結果、第3回の「チャンプ本」に輝いたのは、発表者の田中 学さんが紹介された
『戦地の図書館 〜海を越えた一億四千万冊〜』でした。田中さん、おめでとうございます!

発表の後は表彰状とカップの授与、そして喜びのひとことをいただきました。田中さんは、喜びの言葉とともに、田中さん自身が四条畷の図書館で市民同士の交流につながればと、ビブリオバトルを開催されているお話をされました。その後、ミニポラロイドカメラでチャンプ記念の一枚をパチリ。

次回の開催案内をした後は、フリートークの時間となりました。

フリートークでは、5分間という決められた時間の発表が難しいという話題から、チャンプ本発表者の田中さんから、5分という時間での発表のコツを教えていただきました。今日発表者として参加した方からも、とても参考になるお話が伺えてよかったという声があがりました。また別の発表者の方からは、緊張することで自分の気持ちを引き締めることは良いことだと思う。皆さんもぜひ一度発表をしてみてはというお話もありました。
また、この日お母さんと一緒に参加していた小学校6年生の女の子に「よく読む本は何ですか?」と尋ねたところ、「上橋直子さんの本が好きでよく読みます。その中でも「精霊の守り人」が好きです」と話してくださいました。
世代を超えて「本」という共通の話題でつながる「ビブリオバトル」に、皆さんも参加してみませんか?ぜひ一度お気軽に観覧者として、そして次は発表者として参加してみてください。

次回の開催は、コラボまつりの中のイベントとして開催するために、いつもとは違って日曜日に開催されます。イベントの内容は同じです。
第4回「ビブリオバトルinコラボ」と同日の10月23日(日)11:30〜13:30には、「しょうないREK」による古本市も開催されます。
本が好きな方もそうでない方も、コラボで読書の秋をスタートさせませんか?

次回開催のご案内
◆第4回「ビブリオバトルinコラボ」◆
日 時:10月23日(日)14:00〜16:00 
場 所:千里文化センター「コラボ」2階 多目的スペース
テーマ:フリーテーマ
定員:発表者5名 観覧者20名(要申込み・先着順)
申込期限:申込み開始しています!開催前日まで受け付けます。
申込・問合せ先 千里文化センター「コラボ」06-6831-4133

(ヤマゾエ)