奈良町界隈 文学散歩


・日時:11月29日(木)10時半〜15時
・【コース】:近鉄奈良駅(行基像前)(10時半集合)−奈良県女性センター−猿田彦神社−あしびの郷(昼食)−奈良町からくりおもちゃ館−徳融寺(15時:現地解散)
・参加者:45名
・天候:晴れ
・ガイド:浅田 隆先生
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奈良町女性センター(*右上の写真)(近鉄奈良駅下車 徒歩3分)
・「奈良町・奈良公園・高畑 文学散歩」と題して、浅田先生の講義を約1時間。この女性センターの講座室(2部屋、有料)を借りて行いました。
・このセンターは、女性に役立つ図書・ビデオの貸出、女性の悩み相談コーナー、女性のための再就職講座、託児室にはおもちゃ・絵本が豊富にあるなど、女性を中心にした施設です。(男性トイレは1階のみ。2〜4階は女性用)。

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あしびの郷(昼食)
・「あしびの郷」は江戸時代起業の老舗の漬物店で、広い庭があり、レストラン併設。
・一番人気の「おつけもの御膳」を食べる(漬け物に小鉢、季節の魚(さわら)、汁物、御飯がついて1500円)。久しぶりの漬け物を、奈良漬の老舗で味わう。

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奈良町からくりおもちゃ館
江戸時代の手作りのおもちゃを展示。展示室ではスタッフ(NPO法人が運営)が、おもちゃの遊び方などの指導もしてくれます。…昔懐かしい、からくりおもちゃで、実際に手の取って楽しめます。
・入館料:無料

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徳融寺
・中将姫は、奈良時代の右大臣藤原豊成の娘と言われている。継母(ままはは)の仕打ちに耐えかね、当麻寺に入り得度したといわれる。中将姫は阿弥陀信仰の成果として、極楽浄土の蓮糸で織りあげた大曼陀羅を組成した女性として、中世以来熱烈な信仰があり、多くの布教僧が曼陀羅を担いで諸国をめぐり、極楽浄土を描いた絵画を聴衆に示し、極楽や成仏等の話をしました。
・徳融寺はその中将姫の屋敷跡という伝承。今日は、老院(退任された元住職)さんの曼陀羅を眼前に見つつ絵解きを聞かせていただきました。…めったに見ることのできない場面でした。