美肌のための麹の使い方5つ

美肌のための麹の使い方5つ

「乾燥肌にサヨナラ!これだけ読めば分かる「甘麹」の秘密」や「デトックスにダイエット!まだまだあった、甘麹の魅力」などでもご紹介してきた甘麹ですが、皆さんお試し頂けましたか?

酵素が腸内環境を整え、また善玉菌を増やしてデトックスになり肌荒れなどを解消してくれますし、必須アミノ酸、パントテン酸、ビタミンB1・B2・B6・ビオチンなどの必須ビタミンが新陳代謝を活発にして肌の乾燥を改善してくれるという心強い麹ですね!

この他の日本に古くから伝わる麹にも、美肌に役立つ色々な使い方があります!ということで、今日は甘麹だけじゃない!美肌に役立つ麹の使い方を5つご紹介したいと思います。

■1.ヨクイニン麹ドリンク

意外と身近な美肌に効果的な薬膳食材5つでご紹介したヨクイニンを使った美肌効果抜群の甘麹ドリンクです。ヨクイニはハトムギから殻を取り除いたものです。新陳代謝を良くして、むくみを改善したり、ニキビに効果的と言われています。

<材料>

・ヨクイニン 200g

・もち米 100g

・麹 300g

・水 1500cc

<作り方>

1. ヨクイニンともち米は洗って、1500ccの水で2時間程度ヨクイニンが柔らかくなるまで煮ます。

2. 1.を70℃まで冷まし、バラバラにした麹を加えて良く混ぜます。

3. 炊飯器を低温保温に設定し、2を入れて蓋をせず、濡れ布巾などをかけて6時間以上発酵させます。(1時間に1回、かき混ぜて上下を入れえかえて下さい。)

4. 常温で冷まし、冷えたらミキサーにかけてなめらかにします。

※甘麹として使いたい場合には、ヨクイニンを煮る際に水を少なくしてお粥程度に煮て、麹を加えて発酵させると、甘麹のような仕上がりになります。

■2.豆乳麹ドリンク

そのままでも美肌効果のある豆乳に麹を加えた女性に嬉しい豆乳麹ドリンクです。

<材料>

・豆乳 500cc

・麹 70g

<作り方>

1. 豆乳を60℃に温めます。

2. バラバラにした麹を入れて混ぜ、魔法瓶に入れて2時間程度発酵させます。(魔法瓶がない場合は、オーブンレンジの発酵(弱)モードで2時間発酵させます。

3. そのままでも、ミキサーにかけてなめらかにしても美味しいです。

■3.塩麹ヨーグルト

今、注目の「塩ヨーグルト」に美肌効果もあり!?でお伝えした塩ヨーグルトを塩麹を使って作ることで、塩ヨーグルトの美肌効果に麹の美肌成分がプラスされた美肌のための塩麹ヨーグルトです。

<材料>

・無糖ヨーグルト 100cc

・塩麹 小さじ1程度

<作り方>

ヨーグルトと塩麹を混ぜるだけ。使い方は、今、注目の「塩ヨーグルト」に美肌効果もあり!?【レシピ編】を参考になさって下さい。

※塩麹の作り方

1.熱湯(300cc)に塩60gを入れて溶かし、60℃まで冷まします。

2.バラバラにした麹を入れて良く混ぜ、容器ごとタオルなどに包んで2〜3時間保温します。

3.麹が柔らかくなったらそのまま常温で冷まし、1日1回かき混ぜながら1週間程度発酵させます。

■4.納豆麹

改めて知っておきたい!納豆のもつ美肌パワーとはでお伝えした納豆に麹をプラスした美肌納豆です。

<材料>

・納豆 100g

・麹 30g

・塩 3g

・お湯(60℃) 40cc

<作り方>

1. バラバラにした麹に、60℃のお湯を加え20分程度置きます。

2. 納豆に塩を入れて良くかき混ぜ、1を加えて6時間程度発酵させます。(炊飯器を低温保温に設定して、蓋をせず濡れ布巾などをかけて保温します。1時間に1回程度かき混ぜて上下を入れ替えて下さい。)

■5.麹化粧水

最後に、食べ物ではありませんが、麹を使った手作り化粧水のご紹介です。

<材料>

・麹 50g

・お湯(60℃) 400cc

<作り方>

1. バラバラにした麹に、60℃のお湯を加えてかき混ぜ、3時間置きます。

2. 麹が充分柔らかくなったら、ガーゼなどで漉(こ)します。

3. 漉(こ)した後の麹は、パックに使うか、お風呂に入れて入浴剤としてもお使い頂けます。

※化粧水を保存する容器は、必ずアルコール等で殺菌し、出来上がった化粧水は冷蔵庫で保存して1週間程度で使い切って下さい。使い切れない場合には、冷凍で保存して使う前に自然解凍して下さい。

いかがでしたか?麹を使った発酵食品は、どれも美肌に役立つものばかりです。

ぜひ、色々な使い方で楽しんで下さいね!