摂食ダイエットは冷えの原因?

前回の続きです。

摂食ダイエットは冷えの原因?

偏った食事は冷えの原因に!

冷え性とは自律神経の働きがうまくいっていなかったり、体の手足などの末端部分の血行が悪くなったり、また体温調節をコントロールする脳の部分がうまく働かないことで、異常に感じる状態のことをいいます。
(冷え性ってなあに?〜仕組みと原因 冷え性改善計画1)

まず偏った食事は血行が悪くなりますし、ストレスも増えますよね。ひいては自律神経の状態にも影響を及ぼして冷えの原因になってしまうのです。摂食ダイエットをすれば体重だけは落ちるかもしれませんが、悪影響は大きいのです。

冷えやすい人はバランスの良い食事、ビタミンB,C,Eやタンパク質が不足しないように心がけましょう!(冷え性を食べ物で改善しよう! 冷え性改善計画2)

夜食はホントに太るの?

ホントに太る可能性が高いのです!

「日内変動のあるホルモンの影響」や、「副交感神経が優位になるから」とか、「夜食のあと、すぐ寝てしまうことが多く、摂ったエネルギーが消費されないから」という理由で、よく説明されています。それ以外にも、最近指摘されるようになった「夜食は太る」原因をご紹介しましょう。

■ その1 夜はDITが低い

食事誘導性熱産生(DIT=Diet Induced Thermogenesis)ってご存知ですか?食事すると体があたたまりますよね。これは食べ物を消化・吸収する時に体がエネルギーを発散するからで、この熱のことをDITと呼びます。

ところが、このDITは朝、最も多く、夕方〜夜になるにつれだんだん少なくなるのです。つまり、朝より夜食べた方が太りやすいということですよね。

■ その2 時計タンパクが関係している!?

体内には、夜になると増えるタンパク質「BMAL1」というものがあります。これは体の中の体内時計を調節する役割があるタンパク質なのですが、このBMAL1が脂肪を体に溜め込むのに一役買っているという報告がされています。

ちなみに午後10時から午前2時までがピークになるそうですので、この時間はできるだけ食べるのは我慢したほうが良いかもしれません。
(食欲亢進物質と食欲抑制物質のホルモンが原因? 睡眠不足は肥満のモト!?)

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