高齢者が利用する施設と保育園を併設することによる世代交流の促進

丹波ふるさとネットは平成22年9月7日法人設立しました。

まだまだ微力ですが、大きな大きな目的があって一般社団法人化で設立しました。

目的
当法人は、都市と農村の交流を図る事業、農作物の生産から流通間での安全性の

確保・振興に資する事業、食と農と環境に関する啓発や情報提供等の事業を行い、

人々の健康の増進、農と食と環境の文化の向上、豊かな社会の発展に寄与することを

目的としその目的に資するため、次の事業を行う。

と定款に掲げています。

上記の目的を施行するための具体的な事業が6つ掲げてあります。

その事業の項目の一つに、下記の件(高齢者が利用する施設と保育園を併設する

ことによる世代交流を促進) : 高齢者生きがい・デイサービス・デイケア事業、保育事

業、多世代交流事業が、第一に掲げている

 (1) 都市と農村の交流・共生を図る事業

 1) アグリツーリズム・体験観光・週末農業
 2) 農林業体験・農山村での自然体験。食育体験
 3) 都市と地域住民の交流の場、短期滞在、2地域居住、定住への支援

都市と地域住民の交流の場・短期滞在にあたるのではと「思い」を膨らませています。

また

私自身の経歴がお役に立てるのではないかと思っています。

わたくし中山は 以前大阪梅田、大阪駅前第2ビルの12階でオフイスを構え、教育産業

に従事しておりました。その一つに幼児教室を経営しており、知識偏重を排し、体験学

習に重きを置いておりました。それは私のアメリカ、ボストンでの経験を生かしたもので

あります。

資源の少ない日本の宝は「人材」なのです。これからの日本は東大出の人材はいらない

のです。(意味は、優秀なだけで組織に甘んじて自分のリスクは避ける人のことです。)

ボストン滞在中に日本の友達がサンフランシスコでホームステイをしていたものですから、

会いにボストンからSFまでバスで1週間かけてアメリカ大陸を横断していきました。

その時の彼女のホームステイ先の出来事が私の人生の考え方を左右しているといっても

過言ではないかと思っています。

その家庭は2人の1歳と2歳の男の子がいました。ママはゴルフに行っていたので私の友

人が食事の支度にかかりました。私と話がしたいものですから彼女は急いで卵焼きなんか

を作っていました。

その二人は 「 I hate it ! I like scramble . I lilke sunny side up」と叫んだのです。

1歳と2歳が自分の食べたいものをはっきりと口に出す、これだと思いました。

自らの頭で考えで行動を起こす。受け身の態度ではなく、日本のこれからに必要と思えば

自分の思いを堂々と世界に発信、自分の考えを自らユーモアも交えてコミュニケーショ

ンをとっていくこういう人材が、これからの日本に必要と思いました。

よくたとえ話でいうのですが、

砂漠に一人とりのこされても その時の風の流れ、星の位置を見て一人でも生き抜く

そんな人材を育てたいという思いで、

マンションを売って人材育成に身を投じたのですが、あまりに経営を無視したやり方をし

たものですから無一文で閉じるという結果になりました。

さて、その当時のいろいろな経験があるのですが、このたびの「思い」には:

私の幼児教室に、いつもおばあちゃんが孫を連れてきて本当に楽しそうに通っておられま

した。

あるとき私がトイレで手を洗っていたらその方が血相を変えて、ここに孫が書いた絵が

置き忘れてありませんでしたか?と聞かれました。

おばあちゃんにとっては孫の絵が大切な宝ものなのです。

: この家族のきずなが原点なのです。

日本はかっては大家族だったし、また地域が町内が子供を育ててくれました。

今はそれは望むべくもないのであれば 作ればいいのです。

続きはまたの機会にします。