凍ったスイカを切る若者たち

さくねんの夏場のことになりますが、
居場所でお世話になっている、(畑の持ち主である)
NPO法人の方に、スイカをいただきました。

写真をご覧いただくと、わかるかもしれませんが、
このスイカは凍っていました。カチカチというほどでは
ありませんが、かなり凍っていて、参加者さんに
カットをお願いしたのですが、何せ凍っているので、
かなり包丁で切るのが難しい様子でした。

ですが、切るのをやめないのですよね〜。
これは「スイカを食べたい」というより、
「一度任されたことを途中で辞めたくない」
という想いからだと思います。

人間にはどのような状況下でも
負けず魂がありますよね。不思議なものです。
その感情が、努力にも根性にも達成感にも繋がりますよね。

私も10年以上前に、宝塚市社協の心の病がある方の居場所に
通っていた頃、客観的に見たら、負けているというか
ヘタレているのですが、自分の気持ちの中では、
それを認めたくない、ということは続けるという負けず魂が
あったのかもしれません。

実際はそんなものは無かったのですが(ヘタレてやめていたのですが)、
居場所に来られている方は、諦める(はじめからやめておく)という方も
いらっしゃいますが、多くの方はやりきる方が多かったような気がします。

私は宝塚市の居場所は辞めましたが、せっかく5年以上続いた居場所です。
何とか来年度以降も続けていただけたらと考えたりもします。
(これはとっても難しいものがあるのでしょうが…。)