それぞれのひきこもり居場所論①

ひきこもりは万国共通だと思っています。
日本と韓国だけではなく、アメリカ、フランス、
アルゼンチン、メキシコ、サウジアラビア、
インド、ロシア、ノルウェイにもいるのだと思います。

大体の場合が、何かしらの発達障がい的要素、
精神病的要素が関わっているのだと思っています。

なので、簡単に治る、という考え方はしないほうが
よいのではと思うのですね。

じっくりじっくりとですよね。
まず、居場所に来ることが大事、その前に、
アウトリーチ的にお手紙を本人さんにお渡ししておく、
そしてもし居場所に来ていただけたら、スタッフと
信頼関係を結べるようにスタッフの努力が必要だと思うのですね。

ひきこもりは病気だと私は捉えています。
(もちろん、すべてがそうではないのですが。)
心の病、発達障がい、それらの病状(に似た)状態があるのですね。
これらのカッチカッチに凝り固まったからだと心をほぐすのは
相当に難しいものがあるのだと思うのですね。

スタッフの絶え間ない努力が必要なのですね。
24時間働くのは無理です。スタッフはオンとオフの切り替えを
大切にするべきだと思います。

私は「ルート〜みちの途中〜」というひきこもりの方の居場所を
はじめようとした際に、自宅(自室)で開催しようと思っていました。
ですが、それは無理なのですね。いともたやすくつぶれてしまうのですね。

だって、時間外でも参加者さんは来るかもしれませんよね。
一生懸命に来てくださった方を、時間外だからという理由で
追い返すわけにはいきませんよね。

自分の手を擦切らずに若者支援を行うのは、
難しいと思いますが、つぶれては仕方がないのだと思います。
(私にはまだ完治していない精神病があるということを忘れないでくださいね。)

というわけで、私の居場所論を少しだけお伝えしました。
もう少し詰めてゆこうと思いますね。