第1回あいおいも収穫祭(相生市矢野)

キャッサバ芋の生産振興と特産品の開発に取組む相生市矢野地区。10月19日(日)には、神戸のブラジル人コミュニティCBKから50人を超える参加者を招き、日伯異文化交流会を兼ねた収穫祭が実施されました。
 主に熱帯で栽培されているキャッサバ芋は、苗木の越冬が大きな課題。今年もやはりこの点で苦労されたようで、越冬に成功した苗木は約2割。他産地からかき集めて大切に育てられたキャッサバ芋を、子供たちが一生懸命に収穫しました。

収穫体験の後はお待ちかねのブラジル料理の昼食。キャッサバ芋をふんだんに使ったお弁当の登場です。
 朝早くから準備をしてくださったおかあさん達、本当にご苦労様でした。すごくおいしかったで〜す。(%ニコ女%)(%音符1%)(%音符2%)
 メニューは、キャッサバ芋のコロッケ2種、煮込み、フライドポテト、ケーキ2種。デンプン質と繊維質が豊富で、とても栄養価が高いとのことです。
 今後はこのようなおいしいお料理をいかに特産品として売り出すか!!大きな課題です。(%エンピツ%)

食文化で交流した後は、伝統芸能で交流です。相生市矢野からは、瓜生の獅子舞。ブラジルからはサンバの登場で〜す。

今回はじめての収穫祭でしたが、総勢130人の参加を得て、盛大に開催されました。
 矢野で栽培されているキャッサバ芋は、今年から地元相生市の企業に全量買い取ってもらっています。販路ができたことで、今後の栽培にもますます力が入ります。
 ただし、キャッサバ芋を矢野地域の特産品として全国に売り出すにはまだまだ工夫が必要です。加工品や名物料理の開発等、矢野地区の取組みはこれからも続きます。