国生み神話をたどって〜南あわじ市沼島めぐり〜

H21年のモデル地域である南あわじ市沼島に行ってきました。
しばらく沼島には行けてなかったのですが、阪神御影市場(旨水館)での出張販売も今年度からは月1回定期的に行うなど、ふるさと自立計画の取り組みは着実に定着しています。

今回は、親和女子大学岸上教授のゼミ生と沼島島民との顔合わせに便乗してお邪魔したのです(%ニコ男%)
岸上ゼミは淡路市の生田にてフィールドワークを行っていますが、来年度は沼島での実地活動を予定しているんです。

朝8時30分に灘土生港に集合し、周遊船に乗り込みます。
これから船長さんの生ガイドを聞きながら、神々が作り出した最初の島「オノコロ島」との言い伝えのある沼島をぐるりと一周していきます。

国生み神話は古事記の中でこう記されています。
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)2神が天の浮橋に立ち、沼矛(ぬぼこ)で混沌とした世界をかき回します。
矛の先から落ちた雫が固まりオノコロ島が誕生し、2神が降り立ち夫婦の契りを結び、天の御柱と八尋殿を建て、国創りを始めたといいます。

右上の写真が、国生み神話の象徴である「上立神岩(かみたてがみいわ)」です。
神話の「天の御柱」がこの岩だと言われています。

その下が「平バエ」(平らな岩場の意味)で、神話の「八尋殿」ではないかと言われています。

国生み神話を重ねることで、神秘的な趣を見せる沼島の奇岩たち。
これこそ他にはない沼島の魅力だと感じます。

まえちゃん