おくどさんで炊いた水車米 −雲原(福知山市)−

但馬ネタが続く「ふるさと自立計画日記」です。(%ニヤ男%)
さて、この前の日曜日(5/16)、小規模集落元気作戦に取組む豊岡市の薬王寺集落で休耕田を活用したオーナー田の田植えに行ってきました。そのときの様子はこちら

田植えで心地よい汗を流し、薬王寺の米でつくったおいしいおにぎりを山ほどほおばり、旬の里「のぼりお」でお土産を買った後、向かったのが薬王寺のお隣、京都府になりますが雲原です。(%車%)

鯉のぼりが元気に泳いでますねー

実はこの雲原(福知山市)、3月にお邪魔しています。ふるさと自立計画で計画づくりに取り組んだ高橋地区の先進地視察調査でお邪魔したんです。

そのとき、「GWには野菜の直販をはじめます!!」と言われていたのが気になっていたんです。たまらず、行っちゃいました。薬王寺からは峠をひとつ越えたところです。車ならホントすぐですよ。

さて、ついたのがお昼をかなりまわった時間帯、1時過ぎころだったので、商品はあまり見かけませんが・・・。(%ショック男%)
お話を伺った雲原の曽根自治会長によりますと、「開店前(!?)から買い出しに来られ、この時間は残りもんになってしもた」とのこと。

野菜を出品する地域の人には結構喜んでもらっているようです。
買いに来る人も喜んでます。こちら「北陵うまいもん市」を運営する『雲原砂防イベント実行委員会』も喜ぶ・・・・。
これってイイ関係じゃない?

実はこの日、KBS京都の取材が朝から続いているとのこと。
キラーーン(%雷%)お隣京都府にも兵庫県の施策「ふるさと自立計画推進モデル事業」「小規模集落元気作戦」を売り込んでやれっ!!と奮い立ちましたが、TVクルーはちょうどお昼ごはんに出かけたとのこと。がっくし・・・。(%痛い男%)
つい先ほどまでリハ、この後3時から撮影とのことでした。

さて、写真は、水車でお米をついている図、デス。
この水車も小屋も、地域の方が自分達で作ったんですよ。この場合の「自分達で作った」というのは、
「計画書を自分達で作り、行政から補助金を受けて、業者に発注して作った」のではなく
「自分達で計画を考え(もちろん資金計画も)、府から補助金の支援を一部受けながら、週末・定日も晩に地域の方が集まり、地域内での達人の指導を仰ぎながら、自分達の手で作り上げた」、というのが正しい説明・・・。(%ショック男%)(%ショック女%)

作っちゃいましたか!自分達で!
その後、試行錯誤を続け、約12時間かけてお米をついてるそうです。

お隣の交流施設、「みんなの和我家」も自分達で作っちゃってます。この意味も前述同様・・・(%ショック男%)
資金は?補助金なんて100%じゃないでしょ?
地域の方が寄付されてます。うーーーーん、ぱっとした思いつきではできないですね。きっと何回も議論に議論を繰り返し、地域の方がハラを決めて、取り組まれたのだと思います。

そんなことを考えつつ、ふらふらーと「みんなの和我家」にはいって注文しちゃいました。つい今さっきまで、薬王寺のおにぎりを山盛り食べてたんですが・・・(汗)。
水車米のご飯300円に、雲原汁150円です。

ん?うまい! うまいですよっ。(%ショック男%)(%ショック男%)

こぶりのお椀にごはんとお汁。すいすいーっと入っちゃいます。お米の味はおしとやかな感じですね(どんな表現や!)。
水車でついただけで、こないにうまいのか!なんでや?
雲原砂防イベント実行委員会事務局長の木村さん(キムキム)が教えてくれました。「水車で12時間かけてゆっくり、じっくりとつきます。余分な熱を持たないのでおいしさが逃げないんです。さらに!おくどさんで炊くんです。このおコゲがまたうまい!」

さらに説明は続きます。「このおくどさん。既製品じゃないですよ・・・・」
まさか自分達で土をこねて作った・・・(%ショック男%)恐るべし雲原パワー。

とはいっても、こちら雲原の取組も試行錯誤しながらはじめてる、そんな状態です。お手伝いしてくれている人にしっかりと報酬を渡し、今後しっかりと自立していけるのか・・・。お隣の京都府さんですが目が離せない地域です。

さて、雲原では魅力的なイベントが盛りだくさん。
(%青点%)週末毎に、「北陵うまいもん市」を開催
(%青点%)6/6(日) 「歩こう会 探訪公誠地域」・・・地域の語り部がご案内します
(%青点%)7/19(日) 第4回ドラム缶転がしレース・・・こんな楽しいレースが!
 魚つかみ大会、特産市、うまいもん屋台もあります。

かなり充実したブログ 雲原総合案内所を運営されています。が、やっぱ、1回行ってみるのがイイでしょう(^^)/

くろ