もうすぐお別れ、余部鉄橋 余部〜鎧を歩く(後編)

前回に続いて余部の取組紹介(2/28)です。
その前に。昨日は終日出張(神戸〜上郡町〜播磨科学公園都市(テクノ)〜佐用町〜宍粟市)していたためこのブログも更新できなかったんですが、朝方、上郡に向かう途中、対向車の屋根の上に雪が乗ってる車がちらほら。どこからの車だろ?と思いつつ、役場での打合せを終えて、テクノに向かうと・・・・・・。(%雪だるま%)
いやー、雨がいつの間にかみぞれになってきたと思ったら、雪、雪・・・・。県民局に着くと雪景色でした。(%ペンギン%)(%ペンギン%) 庁舎内の寒いこと。(-_-)

さて、前回からの続きです。余部公民館から山歩きをしながら遊歩道、里山整備状況を確認、JR鎧駅に着きました。駅前に、なにやら若いグループがいます。

さっそく余部のおっちゃん達が話しかけます(ナンパではないですよ)。
「どこからきたんや?」「神戸です。昨晩はカニをおなかいっぱい食べました。(%笑う女%)(%笑う女%)」「余部もええとこやで。うまいカニをたらふく食えるで」「余部は今から汽車に乗って行くんですよ。」「GWに余部でイベントあるから、おいでよ。・・・」と楽しげに話がもりあがってます。

さて、列車に乗り込みますと、驚くほど乗客でいっぱいです。(%ショック男%) 席も空いていません。後乗り、前降りのスタイルですね。乗車時にドア付近に置いてある機械から切符みたいなのを取ります。で、降りるときに、その券と乗車賃を前方ドア付近に置いてある機械に流し込みます。バスみたいなもんですね。鎧→余部、140円でした。
車窓から見える日本海はきれいでしたよ。(%晴れ%)
そうそう、ドアの横には撮り鉄の人が陣取ってました。真剣なまなざしで動画撮ってました。(%雷%)

(2枚目の写真から餘部です。)

余部駅からは架設の歩道を歩いて降ります。
うわー、6.70人が降りました。ツアーの団体客もいます。架設道はけっこう急です。冬場はちょっとつらいですね。また、私はたまたま長靴ですが、女性などでヒールの高い靴を履いた方は十分に注意して歩いてくださいね。

先ほどの神戸からの若い衆。先ほどの続きといいますか、地元でギャラリーを運営している米澤さんから、鉄橋にまつわる話をガイド。私も一緒に聞いていましたが、へえーそうなんだ、と言う話がてんこ盛りでした。

こちらは、地上から見上げた鉄橋の姿です。
20数年前、バイクで鳥取にツーリングに行く途中、まだ朝方ですが、余部に立ち寄ったことを思い出します。(%バイク%)
そうかー、もうすぐこの姿も見れなくなるんですね・・・・。

端っこの3本の鉄橋は残されるようですが、鉄橋架け替え後の余部の活性化についてしっかりと考えていかないといけないですね。(%とんかち%)(%とんかち%)

余部公民館に戻ってミーティングです。
山歩きの途中に意見を交わしましたが、改めて施工者側に対して要望、提案。
実は、今日の姿が最終形ではなくて、要望がでた項目のうち、防護策設置等の工事はもともとこれから施工予定だったようです。工事予定のないものについては今後速やかに検討するとのこと。ただ、事業対象地域外の要望や自然公園法に基づく規制のため対応不可のものもあるようです。

いずれにしろ、地域の皆さんが気軽に利用できて、愛着を持てるような里山にしていきましょう。そのためには、工事が完成して終わりではありません。いかに、里山に接していくか。まさに、「明日の余部を創る会」がこれまで考え、これからも考えようとしていることです。将来的には、里山を活用したオリエンテーリング大会を計画しています。明日の明るい余部を目指し、考え、行動していきましょう。

くろ