「からかわ」ってなんぞや?

地域の活性化、ふるさと自立計画の推進に日夜取り組む、くろです。(%ニコ男%)

辛さジンジン!耳かき一杯、酒一升!
これなーんだ。
答えは、からかわ。

いやー、ほんと、辛いです。でも単に辛いだけではありません。
いやみな辛さじゃなくて、じわーと舌から辛さが広がります。酒一升!は大げさとしても、ビール大瓶半ケースくらいが必要になります、私的には。

ん?何かといいますと、山椒の皮なんですよ。
まずは、山椒の樹皮をカット、お湯で1時間くらいかけてゆがく、熱いうちに樹皮を剥がす、皮の表面を削ってきれいにする、きれいにした皮を一晩流水にさらしてアクを出す、細かく刻んで湯通し、水分をよくきってから調味料を加え味付けして煮込む、大豆・昆布を加えて煮汁がなくなるまでゆっくりと煮詰める・・・・・で完成です。
なんとまあ、手のかかる・・・。(%ショック男%)

この日は、じおが書いた記事にもありますように、新田・ふるさとの会合です。この前のようなワークショップではなく、地域のお宝であり、都会住民を呼び込むための武器の一つである「地域特産品を使った郷土料理」の確認です。(%ニコ男%)(%ニコ女%)

写真は、シカ肉を使ったすき焼き。肉が軟らかくてナイス、です。
この地域でもシカがおおいんですよ。ワークショップ終わって神戸に帰る頃、たいがいは10時はかるく過ぎてます。でますよ、鹿。ばんばん出ます。

このほかにも、わらびのたいたん、ずいきとふきの千本煮、こんにゃくいもの刺身、はっちくに山椒を混ぜたん、鹿の焼き肉、みそ、柚子ジュース・・・。新米のおにぎりもありました。
ひゃーしあわせー、です。(%ひよこ%)

このふるさと自立計画は、新田と作畑の2集落で取り組むとして始まったのですが、これまでに、それぞれに貴重な資源、特産品であったり、名人、人間国宝と呼ばれるような人材、自然、お祭り、民話・・・があることがわかりました。
その2つの地域がそれぞれ別の方向を向いて進んでいくのではなく、手を取り合って、切磋琢磨しながら、相乗効果を生みながら生きていく。これが、過疎化が進む(失礼)この地の姿なのではないでしょうか。

お一方が立ち上がり「自分は、生まれ育ったこの地を誇りに思う」というお話をされました。堰を切ったように「わしは・・・」「私は・・・」とリレーが始まり、まるで発表会のようになりました。
いいですねー。こういうの好きですよ。(%音符1%)

こちらは本日の料理を準備してくれたお母様方です。

ごちそうさまでした。おいしかったですー。
感謝感激雨あられ。

からかわを食べてビール半ケース呑みたい方は新田ふるさと村へGo!

追記:ビール飲めない方もふるさと村へどうぞ。ぜひ千が峰そばを堪能してください。「ひきたて、うちたて、ゆがきたて」に「心だて」を加えた入魂の一品です。

くろ