一円電車の町「あけのべ」 うちあわせ

11/4(水)はモデル地域「明延」での事務局打合せに参加しました。(%左足%) 
今日のメンバーは、ふるさと自立計画策定の事務局メンバー(区長、副区長、会計)さんに市役所大屋地域局、中井豊アドバイザー。加えて、相川康子先生に来ていただきました。相川先生は神戸大学経済経営研究所の准教授をされています。(%ニコ女%)
計画の2本柱の一つ、「あけのべでいつまでもご機嫌に暮らしていくために・・・」のテーマを主にひっぱっていってもらいます。(%ニコ女%)
最初は明延区のご3人から始まったパーティは、一人ずつメンバーが増えていきます。この先一つずつダンジョンをクリアしていきます。うーーん、まるでRPGのドラクエみたいだなーと勝手に思うくろです。(%王冠%)

明延の人口は鉱山最盛期の4千人から、今では150人をきるくらいにまで減っています。地域の活性化といっても、例えば昔のように、元のようにぎわうようにするというのは、産業構造上も無理な話です。まずは、今お住まいの方が、この先も元気でご機嫌に暮らしていくこと。今お元気な方はこのまま、身の回りのことは可能な限り自分で出来て、生活面でお困りの方があれば出来ることでお互いに助け合い・・・というところからしっかりと確立し、そのなかで、もう一つの柱である観光による活性化「地域まるごと博物館」に住民自ら参画していく・・・っていうかんじでしょうか。
写真は、うちあわせの場所をお借りした「あけのべ自然学校」の玄関です。壁には鉱山華やかな頃の一円電車の写真などがところ狭しと貼られています。ヘルメットは探検坑道用です。(%とんかち%)(%ノート%)

こちらはあけのべドーム「森の館」です。自然学校の真ん前にあります。
なんと日当たりの良さそうなこのドームは、大屋町(当時)産のスギ・ヒノキを278m3使用しています。県下でも有数の木造施設でして、平成12年に完成しました。
通常、こうした大型木造施設は集成材を使用するのですが、こちらのは梁に20cm角の柱材を3段重ねとするなど一切集成材を使っていないそうで、斬新な工法となっているそうです。(%ショック男%)
建物入り口の看板にこう書かれています。
「〜このドームは山から形を変えて移ってきた森林なのです〜」
手入れをい怠った森林は荒れていきます。地域の木材を使うことで、そこにある森林も荒廃せずに生きていくのです。(%ニコ男%)

打合せは笑い声とともに進み、次回は11月30日(月)、老人憩いの家で13:30からです。そうそう、先日、あけのべの特集が読売テレビで放映されていました。先月前に行われた「一円電車まつり」の様子や、昔の明延の様子なんかが流れていました。その番組を録画したDVDも皆で観るようです。明延のみなさん、30(月)はぜひ集まってくださいねー。
地域の皆様には、別途全戸に案内がいくそうです。

くろ