前副市長のセクハラ問題についての質問書

今日はあしたをひらく女性の会」第27回総会でした。
総会はいつも通り滞りなく終えることが出来ました。

 終了後、市に対して、「副市長のセクハラ問題についての質問書」を提出しました。
以下が全文です。

 前副市長のセクハラ問題についての質問書 
 
昨年11月の前副市長のセクシャルハラスメント新聞報道は、市民にとって大変不快な驚きでした。「男女共同参画推進条例」策定を請願した私たち「あしたをひらく女性の会」メンバーは、怒りと悲しみを持ちました。同条例には「何人も、セクシュアルハラスメントを行ってはならない」と明確に記されています。 
 
 当会から出ている宮坂議員は平成23年にセクシャルハラスメントについて
一般質問を行い、職場内セクハラ対策の強化を求めています。市は管理職研修、また主査以下の研修にセクシャルハラスメントを含むハラスメント全般に
関する項目を取り入れ、継続して充実した取り組みを行うと回答しています。 

 今回これらの取り組みが全く生かされていなかったのかと思うと残念でなりません。
今後このような事がなくなることを願って質問します。
書面にてご回答ください

質問事項
1.被害女性は、職員課に相談されたそうですが、どのように対応されましたか。

2.被害女性に復職の機会はありましたか。

3.被害女性の職場復帰については結果の重大さから、また今後の職場での待遇や 人間関係への懸念等からたやすいことではないと考えます。自己尊重の感情、自 尊心の崩壊などから将来に対する希望が失われる恐れがありますが、職場復帰を 含め、それらの事態に対するケアなどは具体的に行われましたでしょうか。

4.これまで同様の相談がありましたか。あった場合はどのように対応されましたか。 

5.川西市男女共同参画プランでは、「必要に応じ、川西市男女共同参画審議会を
設置する」こととしていますが、今回の事件に関し、川西市男女共同参画審議会は招集されましたか。

6.仕事の打ち上げの席でのできごとだったとのことですが、カラオケや飲みに行く慣 習が常にあるのでしょうか。その費用は個人負担されていますか。またそのような 場所への参加についての強要は無かったのでしょうか。

7.市民の中には、市長の副市長任命責任はどうかとの声もあります。いかがですか。

8.今後のセクハラ防止対策については、さらにきめ細かな項目について周知の必要 があると考えますが、どのように取り組まれますか。

9.「男女共同参画推進プラン」に「川西市男女共同参画推進本部」を設置する
 こととされていますが、29年度は何回行われましたか。
 
以上よろしくご回答をお願いいたします。

 市からの誠実な回答を得られことを期待します。