こんにちは! 大型台風18号が日本に接近してきて、沖縄から九州、そして、関西から東海、東北、北海道と日本縦断の様相を呈しています。皆さん!備えは十分ですか?

さて、今日は先日、相談室に来たある女性からの話題を取り上げます。普段気が付かないような「小さな話題=挨拶の大切さ」ですが、ブログの読者は日ごろから挨拶を励行していますか?家族の間、近隣の人たちとの簡単な挨拶「お早う!こんにちは!ご苦労様・・・」は親近感をもたせてくれます。川西市では「あいさつ運動」ののぼりが至るところに掲げられています。しかし、何故このようなのぼり・啓発運動が行われているのでしょうか。おっちゃんが知る限り20年近く継続的に行われている啓蒙活動ですが、普段挨拶をしている人が少ないからでしょうかね?そういうと、家庭でも、学校でも大人・先生から「知らない人に声をかけられたら逃げるのよ!」と教えられれば、子どもたちも挨拶しなくなるのは当然であり、時には挨拶した人を無視して逃げ出すようになるかもしれません。つまり、「人間不信(怖い人かもしれないという疑いの眼)」を家庭で、学校で教えているのです。それにも関わらず、何十年も「あいさつ運動実施中」ののぼりや安全パトロールで叫ばれていますが、一向に改善されていないのでしょうか。
相談室にきた女性は毎日、人とすれ違うたびに「お早うございます」「こんにちは!」「良いお天気ですね!」と、挨拶する(声をかける)のですが、殆どの人が「無表情、無視、避けて通る・・・」そうで、結局、心の傷(自分が悪いのかしら・・・、もう人と話したくないなど)を受けた・受けているとのことでした。数年に亘って「このような現象」が続いているようで、おっちゃんも彼女の気持ち(自虐的になる、人間不信になるなど)は十分分かります。アドバイスではありませんが、おっちゃんが生きてきた75年の人生の中で経験した色々なことを話したところ、「あ〜そうなんだ!」という発見をしたらしく、喜んで帰られました。曰く、「気持ちが落ち着きました!」「また、話し相手になってくれますか?」と。まさしく、「長屋のおっちゃん」冥利につきます。
素直な気持ちで挨拶できれば、いじめも、ケンカも、争いごとも、戦争も起きません。「挨拶をする」は小さな話題かもしれませんが、人間社会にとっては非常に大きな、大事なことなのです。小さな子どもを持つご両親も、そして、社会生活のイロハを教える学校の先生も是非、率先して挨拶の励行をお願いします。