「ヴェルデ・リーガたより」第10号
発行:2009(平成21)年9月24日
●活動状況と今後の予定
暑い夏も過ぎ、爽やかな季節の到来です。6月28日は女声合唱団「せせらぎ」とのジョイントコンサート(緑台公民館)、9月9日は、たすけあい部会「ほほえみサロン」でのコンサート(第1自治会館)と2度の発表機会を得ました。暑い最中、皆さんご苦労様でした。
それぞれのコンサートは概ね講評であったと思われます。特に、9月9日のコンサートでは初めてトーンチャイム演奏を取り入れ、美しい音色に皆さん堪能された様子でした。
しかし、我々としての反省点もあったように思われます。今年は10月後半より「すみれ会」と「グリーンフェスタ」とコンサート・発表会が続きます。練習でこの反省点を克服して、今後の活動に生かして行きたいものです。

(写真)伊勢湾に流れ込む木曽川(奥)と揖斐川(手前)—>
●ヴェルデサロン(団員の自由ページ)
・「オタマジャクシと仲良しになったゾー」
 テナー 山本良彦
 私はもともとオタマジャクシ恐怖症である。中学で音楽が選択科目となって以来、5本の線の上で踊っている変なお尻の生えたオタマジャクシとはまったく縁がなかった。勝手な理由をつけては音楽の勉強はしなかったが、あの変なオタマジャクシを見ながらスラスラと美声を発する人に敬服してきた。
 ところが縁とは不思議なもので、ゴルフの二次会で、相当酩酊しながらカラオケを歌ったのがきっかけで、本城さん、久原さんからヴェルデ・リーガの素晴らしさを吹き込まれ、その気になってオタマジャクシと60年ぶりに再会した。
 もともと多情多感な青春時代。校舎から流れてくる混声合唱の美しさにハートを揺り動かされた遠い日の記憶が、一気にコーラスへの興味に火をつけたかもしれない。ヴェルデ・リーガの皆さんと素敵な曲を合唱できることは誠に幸せな限りである。
 チームの皆さんの優しさに甘えながら2度の発表会を経験し、みんなと合わせて歌う楽しさをだんだんと感じられるようになってきた。CDやICレコーダーを駆使しながら楽しく練習を重ねて行けば、オタマジャクシ恐怖症からの脱出も近いと信じている。チョイワル親父、いやチョイワル爺よ、がんばれ!

(写真)石鎚山を水源として、土佐湾に注ぐ仁淀川・土佐市–>
・「ヴェルデ・リーガに入団して」
 ソプラノ 井上ゆき子
 私は、今は亡き両親の影響からか、幼い頃より音楽にはとても関心を持ち続けてきました。田舎育ちですので、労音の時は会場まで貸切バスで出かけました。オーケストラ、ヴァイオリン、ピアノ、バレエなど、生のステージに感動したことを思い出します。
 グリーンハイツに住居を移してからは、近くに合唱団があれば参加したいと思っていました。女声合唱もよいのですが、重厚なハーモニーを奏でる混声合唱に憧れていたのです。そんな時、「ぐりーんひろば」で混声合唱団発足の記事を目にして飛びついたという訳です。
 当初は水曜練習の設定もあって参加しやすかったのですが、気の多い私のこと、木曜練習はどうしても都合がつかないこともあり・・・、それでも皆さんが温かく受け入れて下さいますのでメンバーとして合唱を楽しんでいます。
 練習では、森本先生のいつもさわやかなご指導で声を出すと、気分が爽快になります。練習曲としては、一つのテーマでまとまったシリーズものもやってみたいのです。
 ヴェルデ・リーガは年齢層が厚く、メンバーも多彩で頼もしく感じています。特に、男性のバイタリティーあふれる姿には感服しています。歌の好きな皆さんの集まり、練習に参加したらリラックスな気分になる、そんな「ヴェルデ・リーガ」でありたいと願っています。皆様、よろしくお願い致します。

(写真)倉吉市の中心街を流れる天神川—–>
●コンサート報告
『女声コーラス エコー夢夢 25周年記念演奏会』
8月21日(日) 大東市立総合文化センター大ホール
 ソプラノ 谷脇香織
 エコー夢夢にはヴェルデ・リーガ団員の田中さんが在籍しておられ、元団員だった森本さん、幾田さんの姿も見られました。
 オープニング曲「コーラスはハッピータイム」で幕が上がり、第1部はオーソドックスに曲集「白いうた、青いうた」と「みみずこのみち」から2曲ずつ。
 第2部は、フルート、チェロ、ピアノ、3人のゲストによるミュージカルナンバーのメドレー。ピアノを舞台下手側に寄せた後、「サウンドオブミュージック」、「南太平洋」、「美女と野獣」、「キャッツ」、「オペラ座の怪人」は、曲のイメージに合わせて衣装を変え、振り付けもミュージカル風に演出され、動きのある舞台でした。
 第3部、第4部は休憩もなく、全20曲すべてを暗譜で歌う様は圧巻でした。約1000人収容できる大ホールは満席でした。