プロトタイプ、好評!(朝来市与布土)

10月10日(月)、神戸芸術工科大学の学園祭「芸工祭2011」にお邪魔しました。
同大学では「与布土地域統一ロゴ」制作プロジェクトということで、今年7月から地区のブランド力向上を目的に統一ロゴの制作を手掛けています。
今回、その一環として学園祭で試作ロゴを貼り付けた特産品等の販売を行い、購入された方のご意見を聞くマーケティング調査を行おうということになりました。

学園都市駅から歩いていきますと、校門でこんなオブジェがお出迎え。
さすがクリエーターの登竜門!

ありましたありました、プロジェクトチームの模擬店。
大学祭の模擬店といえば「焼きそば」「フランクフルト」などなど屋台フーズというのが定番ですが、「かまど炊きご飯・むらの特産品の試食販売」という異色のラインアップということで、結構にぎわっているみたいですね!

そろいの法被も素敵です。
この写真に写っているのは黒と黄色ですが、このほかにも緑、青、白、赤と色とりどりのものがありました。
これも「法被だと背景を何色にするのが一番いいか」を決めるための仕掛けだそうです。

一番好評だったのはこちら「緑風米のすくい取り」。
もちろん、今年収穫したての新米ですよ。
1回100円で両手一杯のお米をお持ち帰りいただきました。
横では一人前の釜を使った「かまど炊きご飯(ネギ味噌など“ご飯の友”つき)」の試食も行っており、試食した方が買っていく様子も見られました。

いつもは製品情報の白黒シールしかまとっていない「野菜ジャム」も、今日は華やかに試作ロゴをまとって登場です。
こちらもパンに塗って試食してもらいました。
珍しい一品ですので、当然のことながら「この美味しさははじめてや!」という方ばかりで、「これまでジャムがこんなに売れたことはなかった」(後日、集落の方談)という売れ行き。
やはり、「おいしいほんまもんは売れる」ということですね!

気になるアンケートの結果ですが、10日13時現在の途中経過はこんな感じ。
「とてもいいと思う!」が「もう少しガンバレ!」を大きくリード。
「もう少しガンバレ!」も何だか控えめに真ん中に貼られているのがほとんどというところを見ると、とりあえずモニターの皆さんには「概ね好評だった」と言えるのではないでしょうか(%笑う男%)(%笑う女%)。
ちなみに法被の色は拮抗していますね…最後はどうなったのか気になるところですが、今回のアンケート結果は今後のロゴ制作に存分に活かしていただけるはずです。

皆さん大変お疲れさまでした。
特に与布土の皆さんにおかれましては、運動会に続いて連日おつかれさまでした。

【おまけ】
芸工大の学生さんが準備に奮闘している様子はプロダクトデザイン学科のブログ「PD−Zineウェブマガジン」でも紹介されています。
 【芸工祭】与布土プロジェクトチームは「新米のすくい売り」を行います!

 え〜やん