オーナー田植えに、さなぼり…歓声がこだました一日(豊岡市薬王寺)

連日お届けしております「むらの田植え」のレポート、今日は豊岡市薬王寺集落からお送りします。
5月22日(日)に行われた「田んぼオーナー」の田植えにお邪魔いたしました。
薬王寺集落では昨年度から都市部住民の皆さんとの交流を通じた休耕田の復活を目指し、田んぼオーナー事業を実施しています。
今年度も10グループのオーナーさんを迎え、田植えを行いました。

朝9時公民館集合を目指して舞鶴若狭自動車道を走っていたのですが、六人部パーキングエリアでトイレ休憩をしていたら「バラバラバラバラ」という不穏な音が。
…外に出てみるとバケツをひっくり返したような大雨(%雨%)(%雨%)(%雨%)。
やや暗澹たる気持ちで車に戻り、福知山インター経由で薬王寺に向かいます…。

幸い、登尾トンネルを越えるとぴりぴり雨になりました。
よかったよかった。

昨年同様、力強い味方「田植機」が登場。
「うぃんうぃん」音をたてながら動く田植機に乗せてもらって、子供たちも大喜びです。

もちろん、お約束、「泥田に入っての手植え」も行いましたよ。
雨を呼んだ寒冷前線の影響で田んぼの泥は多少冷たかったですが、そこは皆さんへいっちゃら。
赤い玉のついた紐に沿って丁寧に植え付けていきます。

さぁ、待ちに待ったお昼ご飯!
この日、むらのおかあさん方が
(%赤点%)おにぎり(もちろん、薬王寺産のお米ですよ!)
(%赤点%)たくあん
(%赤点%)うど
を用意してくださっていました。
特においしかったのがうど。
さっと水にさらしたうどをおだしに浸してかつを節を乗せてあったのですが、春の香りとしゃきしゃきした歯ごたえが口いっぱいに広がりました。
ごちそうさまでした!

そして、朝の雨が嘘のように上がった午後からは薬王寺の有志の皆さんも参加している国道426号沿いの直売施設「旬の里のぼりお」で「さなぼり」が行われました。
「さなぼり」とは「田植えを終えた祝い」の行事。
白餅・よもぎ餅のおふるまいや焼き鳥などの出店もあり、オーナー田植え参加者の皆さんに加え、但馬から福知山方面に抜けるマイカー族の皆さんも大勢参加。
大いに盛り上がっていました。
人の集まるにぎやかで楽しい行事がこのようにコラボしながら行われるというのは、いいことですね。

ホンモロコの釣り堀もこの日大繁盛だったのですが、その様子はまた後日(と思ったのですが、「ふるさと自立計画推進モデル事業」の先代ブロガー兼田んぼオーナーの「くろ」さんがいい感じで紹介してくださっていましたので、こちらをどうぞ)。

この日の様子は「薬王寺集落ブログ」「ブログ江笠山」でも発信中です!

 え〜やん