そば交流施設、完成!(多可町岩座神)

4月18日(月)、千町・倉床(宍粟市)、明延・筏(養父市)、そしてレポートでは取り上げていませんが長野(養父市)、上八代・黒川(朝来市)、山寄上(多可町)を経て、最後にお邪魔したのが「棚田と七不思議の里」多可町岩座神集落。

4月頭に予定していた定例懇談会が流れ、約1月半ぶりの訪問となりました。
公会堂の下にできたこちらの真新しい建物は昨年度集落が整備したそば交流施設です。

以前あった倉庫はそば関係の機械収納だけで手一杯でしたが、間取りもゆったりと取りました。
人気番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」風にいうと「何ということでしょう、こんなところにも大容量の収納が!」といったところ。
これなら餅つき、注連縄づくりなどに加え、雨天で野外が使えなくなった場合の交流活動会場としても使えそうです。

さて、この日の懇談会では、前回に引き続き、10年後を見据えた集落のあり方について話し合いが持たれました。

岩座神のような棚田はほ場整備された田んぼと違い、上から順番に湛水しなければならない、1枚1枚癖がある、などの特徴があり、毎日の水守りが欠かせないそうです(逆にだからこそいい味のお米がとれるということでもあるのですが…)。
一方で、専業農家で食べていくのが難しいご時世、兼業でやるには米づくりが一番効率がいいという現状も。

これまで都市部住民との積極的な交流事業など先進的な取組を進めてきた皆さんにも、なかなかこれという答えが見つかりません。
そう、今は堂々巡りの議論でいいのではないでしょうか。
みんなで考え、話し合いをすることからきっと何かが生まれてくるはず…じっくり取り組んでいきましょう!

お疲れさまでした。

 え〜やん