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「小規模集落元気日記」 今日も集落は元気です!
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2010/10/13のBlog
10月、体育の日の3連休。
小規模集落元気作戦に取り組む集落の多くで秋のイベントが行われました。
今日はその中から10月10日(日)に行われた丹波市福田集落の秋祭りの様子をレポート

福田集落ではNPO法人ブレーンヒューマニティーのワークキャンプを受け入れ、学生さんと交流を続けられています。
ワークキャンプとは地元の人と交流しながら田舎暮らしを体験しよう、というもの。
今回は15人の大学生の皆さんが祭りの前日から福田集落を訪問、集落の皆さんと祭りの準備を進められました。

前日はあいにくの雨でしたが、日頃の皆さんの行いが幸いして当日は晴天に恵まれました
何はともあれ、まずはあふれる若いパワーをお借りしましょう。
集落の方の案内で日吉神社から屋台を慎重に下ろします。
組み立て、飾り付けが終わったら、御神酒をいただいて、いざ、巡行スタート!
「とんとんとん
集落の方の唄に合わせて太鼓が軽やかに響きます。
太鼓に合わせて屋台はゆっくりゆっくりと進みます(こちらの映像もお楽しみください)。
時間の流れもゆったりです(ブログ子もこのゆったりとした時間の流れに一日浸かって大変癒されました)。
集落をぐるりと回る頃には、ほら、こんなに賑やかな行列になりました!
大学生の皆さん、屋台曳きだけではありません。
第2部のアトラクションも彼らの企画です。
きっと前日の晩に入念な打ち合わせが行われたに違いありません。

「この4つのフレーズに共通するフレーズは?」
「しんぶ~ん!!」

このほか、○×クイズなどもありましたよ。
集落の皆さん、老いも若きも大いに盛り上がりました
そしてこちらは餅つきです。
最初は集落の人が手水をしてくれていましたが、我こそはという学生さんがチェンジ。
頭に杵が降ってこないか背後を気にしながらも、無事にやり遂げました!
皆さん何事にも積極的です。

搗きたてのお餅はきなこをまとって参加者の皆さんのおなかに収まりました。
おいしかったです!
今回は大学生の皆さんの参加も得て、大変和やか、かつ盛り沢山の楽しい秋祭りになりました。
準備からイベントの進行、おふるまいものの配膳から後片付けまで、積極的にきびきび動く姿は拝見していて大変気持ちのよいものでした。

皆さん、大変お疲れ様でした!
2010/10/12のBlog
[ 09:37 ] [ 岩座神(多可町) ]
10月8日(金)、棚田と七不思議の里・岩座神集落にチェーンソーの音が高らかに響きました。

この日集落にやって来られたのは、アストラゼネカ株式会社の皆さん約70名。
同社では社を挙げて10月8日(金)をC-day(Contribution Day)として休業日にし、全国61か所の農村で、社長以下社員約3,000人が参加する社会貢献活動「高齢化する村を応援するプロジェクト」を実施。
その一環として岩座神集落で雑木・孟宗竹の伐採作業などを行われたものです。
住民約50人の岩座神集落にとっては、人口以上の数の心強い助っ人です。
まずは参加者の皆さんと集落の皆さんで準備体操です。
今回の作業は、
雑木や孟宗竹の切り出し
夏場に切って斜面に集積していた雑木の搬出
斜面の草刈り
です。
皆さん朝早くの出発にもかかわらず、大変意気高らかに作業を開始されました。
そして、作業されていても皆さん明るい笑顔が絶えません。
こちらは雑木搬出班の皆さん。
息の合った「雑木リレー」が行われていますね!
あっという間に搬出された雑木の山ができていきました。
お昼は集落のお母さん方が炊き込みご飯を用意してくださっていました。
食事が配られると、皆さん岩座神名物、棚田の石垣に仲良く腰掛けてお食事タイム。
誰からともなしに「電線のツバメみたいやねぇ(笑)」という声が。
体力仕事のあとにいただくお醤油がやさしくしみこんだ炊き込みご飯は大好評でした。
昼からも午前の作業の続きを行いました。
こちらは伐採班の皆さんの作業の様子。
ブイイイ~ンとチェーンソーがうなった後、「せーの」の掛け声とともに竹がめりめりっと倒れていきます。
かなり丈が高い竹が倒れてきますので、集落の方の指導のもと、周りに細心の注意を払いながらの作業となりました。
写真掲載数の関係で載せられませんでしたが、草刈班も地道に作業を続けられました。
伐採班の作業持ち場の隣にある斜面の草がキレイに刈り取られました。
そして、作業終了後、集落の皆さんとアストラゼネカの皆さんがバーベキューを挟んで懇親を深められました。
参加者の中には岩座神のファンで毎年岩座神に活動に来られている方もいらっしゃったようです。
そして、集落の方と帽子を交換されている姿もあちこちで見かけました(数日後の棚田オーナー収穫祭の際にも「C-day」の帽子をかぶっている集落の方がそこここに…収穫祭の様子はこちら)。
今年のC-dayのスローガンは「たくさんの汗、いっぱいの笑顔」だったとのことですが、まさにスローガンどおりの一日になりました。

今後も良い交流関係を続けていければいいですね。
アストラゼネカの皆さん、集落の皆さん、お疲れ様でした!
2010/10/06のBlog
[ 08:52 ] [ 丸山(篠山市) ]
10月3日(日)、篠山市丸山集落で「集落丸山の鹿まつり」が開催されました。

当日はあいにくのお天気でしたが、篠山市内などから、各宿泊棟の見学が目的という方、そして、丸山が誇る一流シェフによる鹿肉料理がお目当ての方のお越しを数多くいただきました。

こちらはフランス料理「ひわの蔵」の高柳シェフ特製の「鹿カツカレー」。
カツはもちろん、カレーの中に入っている肉も鹿肉、まさに「鹿づくし」のカレーです。
鹿カツが美味だったのはもちろん、カレースープにも地元産のなす、さといもが入っており、大変美味でした!
そして、こちらは蕎麦懐石料理「ろあん松田」の松田店主による鹿肉のカスクート。
鹿のロースともも肉がソテーされたものが入っており、こちらも絶妙な味わい。
各ブースともお昼のピーク時には行列ができる盛況ぶり。

また、来場者全員に「鹿肉と野菜のスープ」のふるまいもあり、 こちらもさっぱりした味とたっぷりの野菜が非常に好評を博していました。
さて、集落丸山はこのほど昨年のオープンから1周年を迎えました。
丸山プロジェクトの経緯やこの1年の歩みなどを広報するパネル展示やDVD上映、これまでに集落丸山を紹介した雑誌の展示も行われ、じっくりご覧になる参加者の姿も見られました。

こちらは、関係者の皆さんが写真撮影から文章まで作成に携わった冊子「丸山集落の物語」。
この日がお披露目となりました。
中身を拝見したのですが、集落の概要、歴史から建物の再生などが丁寧に記録されており、建築学や民俗学など、学術的にも興味深い内容を網羅した力作に仕上がっています!
この日は日常のスタッフの方だけでなく、集落の方々の熱心なサポートもひしひしと感じられました。
天候は残念でしたが、集落丸山や鹿肉のPRに大きく貢献できたのではないでしょうか。

集落の皆さん、大変お疲れ様でした。

そして、昨日、10月5日(火)は待ちに待った「丹波篠山黒枝豆の販売解禁日」でした!
写真は以前も掲載しました9月15日現在の丸山集落の黒豆畑です。
その後、秋らしくなってきてどのくらい実が入ってきているのか、大変楽しみです。

いよいよ篠山も実りの季節を迎えました。
是非、1周年を迎えた集落丸山へもお運びください。
2010/10/05のBlog
[ 09:40 ] [ 都市パートナー ]
既に薬王寺のブログでも参加報告がありましたが、10月2日(土)に芦屋市のあしや市民活動センターで「地域間交流・小規模集落と芦屋市民の交流会 里山集落との交流・話合い!」が開催されました。

参加したのは、小規模集落元気作戦に取り組む薬王寺集落、三原集落(豊岡市)に加え、あいたん倶楽部(丹波市)、正福寺地区(上郡町)の4つの集落団体、そして仲介団体である丹波ふるさとネット
農村地域との交流を考えている芦屋市の市民団体に対し、それぞれの現状、都市交流への思いなどを発表しました。
薬王寺集落は今年度取り組んだ「田んぼオーナー制度」を中心に取組を紹介。
先日脱穀したばかりのオーナー田んぼで収穫された新米を用意、参加者の皆さんに配布して、来年度の田んぼオーナー募集についてPRされました。
あわせて、11月14日(日)のそば打ち体験、収穫祭のPRも行われました。
一方、三原集落のプレゼン骨子はずばり、「助けにきてくれる人求む!」。
加工所の担い手不足、子供神輿など集落内でイベントを支えきれなくなっていること、そして、集落の大きな課題である草刈りの人手不足についてプレゼンをされました。
「距離的には遠いが、農家民宿もあり自然と水と空気のきれいさでは一番だと思っている。自然を楽しみながら私たちの集落を助けて欲しい。」
その他の団体からも
「収穫や植え付けの際に援農活動をお願いしたい」
「まずは、都市住民も自分たちの問題として農村をもっと知って欲しい。そして村と知り合いになって親戚づきあいのような付き合いをお願いできれば」
などのご意見が出されました。

一方、芦屋からは自治会、森林再生に取り組む団体、地域文化伝承に取り組む団体…など、多様な団体が参加され、それぞれの自己紹介後、意見交換が行われていました。
両集落とも、自分たちの課題、お願いしたいことを絞り込んだ大変訴求力のあるプレゼンで、芦屋の皆さんも交流相手先として興味を持っていただけたようです。

今回芦屋でできたご縁が集落の力になれば大変嬉しいことです。
皆さん、お疲れ様でした。
2010/10/04のBlog
[ 13:14 ] [ 目高(佐用町) ]
10月3日(日)、佐用町上月地区でウォーキングイベント「上月城跡を歩こう」が開催されました。

やはり、ウォーキング、トレッキングブームの影響でしょうか。
当日はあいにくの天気が予想されたにもかかわらず、総勢約60名の方がスタート地点の上月歴史資料館に集合。
 「登るぞ~」
 「お~!」
皆さん意気盛んです。
さて、今回は上月歴史資料館を出発し、上月城跡、周辺の土塁跡を経由して、目高集落に至る約7㎞のコース。
まずは上月城跡を目指します。
少し急な登りですが、手を使って四つんばいで登るほどのものではありません。

約30分ほどで上月城跡に到着します。
ガイドさんの説明によれば、上月城は小高い山の上を平らにして造られていたようです。
ちなみに同じ山城でも、殿の竹田城(朝来市)のような石垣はなく、土塁のうえに木の柵や建物が建てられていました。
山道の平坦な部分には「堀切」という障害を配置し、麓から登りにくくしていたとのこと。
本丸跡にはそれを示す標柱と、羽柴秀吉によって攻め滅ぼされた赤松政範のお墓がひっそりとたてられていました。
本丸跡で雨降り出しましたので、先を急ぎます。
今回の登山コースの途中には「不自然に」平らなところが何箇所かありました。
これらは上月城の周りの砦の跡です。
ガイドさんが「ここのちょっとくぼんだところが、砦の入口です」と説明してくださいましたが、申し訳ないのですが全く想像もつきません。
単なる窪地であり、学生時代に山をちょっとかじったブログ子にとっては、「絶好のレストポイントやな」くらいにしか見えません。

でも、この写真はイメージ湧きませんか?
この「こんもり盛り上がった」ところは土塁の跡です!
幸い、頂上の利他村に着いた時には、計ったかのように雨があがり、皆さんお弁当を楽しまれていました。
雨にちょっと濡れて冷えた体に、ふるまいのお味噌汁が大変おいしかったです。

目高集落そのものにおうかがいする機会はあるのですが、今回は集落周辺の歴史資源巡りができたことに加え、かつて田んぼだったという放棄地など、ついこの前まで人々が生活していた様子にも思いをはせることができ、貴重な体験になりました。
(写真は、集落の山側に氷屋さんが設けていた「氷室」の跡です)
2010/10/01のBlog
養父市筏集落では、毎月の小規模集落元気作戦定例会「いかだげんきかい!」に合わせ、住民の方に気軽にお茶をしていただける「村カフェ うだつ」を開催しています。

今回9月28日(火)のカフェは西谷公民館向かいのお宅の車庫をお借りして開店。
しばらくすると、学校帰りのぴかぴかの小1の子供さん、集落のお母さん方がご来店くださいました。
と、ここまでは普段どおりゆる~い昼下がりのお茶会だったのですが、この日は違いました!
集落のギタリスト兼ヴォーカリストMさんと、筏の様子を偵察(?)に来た香美町の集落サポーターでパーカッショニストのIさんが即席デュオを緊急結成
はじめてとは思えない息の合ったライブショウが行われました。
集落の皆さんも大盛り上がりです。
この日「村カフェ うだつ」、もとい、「ライブハウス うだつ」では、こんな話題が展開されました。

11月3日(水)は天滝のもみじ祭り(是非お越しください)。
国勢調査の集落内調査員は今回遂に1人になってしまった
稲刈りは9月初めに済ませた。
昔は炭焼きと養蚕が盛んで、かつて炭焼き日本一になった名人もいた。
10月放映予定の某全国ネット番組のクルーが大屋に来ていて取材を受けた。
さて、この日の夜は第5回の「いかだげんきかい!」。
今回は「筏の資源=良いところを具体的にあげてみよう!」をテーマにワークショップを開催。
最初はちょっと躊躇していた皆さんも程なくしてエンジンがかかり、「これもある」「あれもある」と次々に意見が出始めました。
…そして1時間半後、模造紙4枚が一杯になりました。

筏の良いところ、改善したいところを掴んだら、次はむらづくりの目標共有へ。
一歩一歩、ステップアップしていきましょう。

皆さん、お疲れ様でした。
2010/09/30のBlog
昨日稲刈りの様子をお送りした、馬瀬集落の収穫イベント。
今日は昼から行われたサツマイモ掘りの様子をレポートします。

と、その前に忘れてはいけません、お昼ご飯です。
この日、朝早くから集落のお母さん方が
おにぎり
おはぎ
芋づるの炊いたん
筍の煮付け
豚汁
漬け物
…等々、「机の脚も折れんばかり」の量のご馳走を用意してくださっていました。
個人的には芋づるの炊いたんと筍の煮付けがとても印象に残る味でした。
前者は、繊維質が多いことにまずびっくり、食感はわらびに近いでしょうか。
ごはんがいくらでも進みそうな甘辛い(といっても濃すぎずほどよいのが嬉しい)味付けです。
そして、後者は馬瀬のお母さん方の人柄を反映してか、お出汁の味がとても優しく、胃に染みこむようでした。
ごちそうさまでした!
この日の朝の区長さんのご挨拶。
「昨日、試し掘りしてみたら、こんな大きいのが出てきました。皆さん、期待してください」

こんなのを見せられたら、期待が高まらないはずがありません!
みんな意気軒昂、思い思いに畑に散っていきました。
馬瀬のお母さんが東灘の子供さんに手取り足取り上手な掘り方を教えてくださっています。
馬瀬の皆さんと東灘の皆さんが一緒に移植ごてをもって作業をし、話に花が咲いている風景がそこここで見られました。
そして、肝心の収穫量ですが、これが期待以上の大豊作。
至る所で
「わ、でかっ!!」
という悲鳴にも似た歓声が。
とにかくこの日は大物があちらこちらで掘り出されました。
ブログ子が見た中で一番大きかったのは、掘った子供さんの顔のゆうに2倍のサイズがある長さ50㎝級のもの。
当然、中には両手でもかかえきれず途方に暮れる子供さんまで出る始末。
みんな袋一杯のサツマイモにまたまた大満足でした。
この日のイベントには集落の皆さんが数多く参加してくださっており、馬瀬の皆さんの交流に掛ける心意気をひしひしと感じる一日となりました。
来る12月には東灘区の餅つきイベントに馬瀬の皆さんが参加されるとのこと。
お互いの顔の見える交流関係がまた一つ育っています。
私たちにとっても嬉しい限りです。

今後とも無理なく、楽しく続けられる関係でありますように!
馬瀬の皆さん、東灘の皆さん、大変お疲れ様でした。
2010/09/29のBlog
9月26日(日)、養父市馬瀬集落では、交流を続けている神戸市東灘区の住民の皆さんとの収穫イベントが行われました。
今回は5月29日(土)に植えた稲とサツマイモの収穫のため、約40名の皆さんが馬瀬にやって来ました。

区長さん、東灘の代表の方のご挨拶のあと、早速、田んぼに移動

前日は雨で足許はぬかるんでいましたが、皆さんの日頃の行いが良かったのか、当日は幸い穏やかな天気に恵まれました
東灘の皆さん、鎌を手に田んぼに分け入って、「エイヤエイヤ」と刈り取り開始。
田植えの時に一度泥んこになっています。
多少のぬかるみもへっちゃらです。
東灘の皆さんが刈り取って積み上げられた稲を、馬瀬の皆さんが受け取ってくるくるっと結束。
そして、ある程度の面積が刈り取れたら、稲木を設置して次々と掛け始められました。
稲刈りに疲れて田んぼから上がってきた東灘の皆さんが集落の皆さんと一緒に稲束を稲木まで運搬。
さらに、稲木に干しきれなかった稲束は集落の皆さんがコンバインで脱穀。

一緒に稲刈りをやるのは初めてなのに、ぴったり息の合った作業が展開されました。
午前中には稲刈りが全て終わってしまいました。
そして、こんな一こまも。
機械化が進んだ昨今、稲刈りはコンバインで行うのが普通になっていて、集落の中でもわらで稲束を結束する機会は劇的に減っています。
ということで、今回の機会を利用して、上手な束ね方を若手に伝授です。
 「ここな、こうやって引っ張ってから結わえるとうまくいくんじゃ」
古くからの知恵が集落の中で着実に受け継がれた決定的瞬間です。
それからこれは「注連縄用の稲穂」の作り方伝授。
 「これをこうやって剥いて、ほれ、あんたもやってみ」

畦ではおばあちゃん方がにこにこしながら作業を楽しそうに見守ってくれていました。

さぁ、昼からはサツマイモ掘りです。
こちらの様子は、また改めて。
2010/09/28のBlog
何だかデジャヴのようになってきて大変恐縮ですが、本日は西播磨・上郡町行頭(ゆくとう)集落で行われた稲刈りイベントの様子をレポートします。

行頭集落では今年度、米づくりオーナー12組を募集。
オーナーさんが4月に獣害柵設置5月に田植えを行い、その後集落の皆さんに暖かく見守られてすくすく育った稲は、ついに9月19日(日)、収穫の日を迎えました。

この日は12組のオーナーさんのうち10組の皆さんが参加。
鎌の使い方を集落の方に教わり、手刈りで稲を刈っていきました。
集落の方はさすがにものすごく手際よく、どんどん作業を進めていきます。
子供たちを含め、オーナーの皆さんもがんばりました。
午前中には刈り取りはほとんど終了。
順調です!!

昼食後、作業を再開しました。
刈った稲を結束し、稲木に掛けていきます。
だんだん役割分担もできてきて、なんだか作業の様子もとても様になってきました。

落ち穂を丁寧に拾って、さぁ、稲木干し作業の完了です!
黄金色の田んぼが茶色に変わり、そこに何気なく、でもどこか誇らしげに掛かっている逆さまの稲束。
何回見てもいいものですね。

今回収穫されたお米、来る10月2日(土)に脱穀作業を行う予定とのこと。
それが済んだら、いよいよオーナーさんの食卓に待望の新米がやって来ます。
田植えの寒さなどの思い出話をおかずに、おいしく召し上がってくださいね。

オーナーの皆さん、集落の皆さん、大変お疲れ様でした!

2010/09/24のBlog
[ 10:59 ] [ 薬王寺(豊岡市) ]
稲刈りシリーズ第3弾は、豊岡市薬王寺集落から。
これまでもお伝えしてきたとおり、今年度、「田んぼオーナー」に取り組んだ薬王寺。

「10年ほど放っておいた田んぼだが思いのほか上々の出来」という順調な出来映え。
台風9号の影響で稲が倒れるハプニングもありましたが、無事に9月18日(土)に収穫を迎えました。
まずは手刈り体験です。
3回目なので、くどくど申しません。
大人も、子供も、貴重な戦力です。
ましてや、オーナーとして自分たちの食卓に上がるお米です。
みんなで頑張りました。
途中からは心強い助っ人「コンバイン」が登場。
力強く手刈りの残りを刈り取った後、手刈りした分の脱穀作業をこなしてくれました。
薬王寺では、作業が完了してからお昼ご飯タイムとなりました。
地元のお米を使ったおにぎりやおつけものをご用意いただいており、集落元気応援隊特派員「明石のゴローさん」によれば、「しょうが入りのおにぎりは大変美味しく、好評でした」とのこと。
こちらがその絶品おにぎりです。
にぎやかな稲刈りとなり、参加されたオーナーの皆さんも大満足の一日となりました。
オーナーの皆さん、丹誠込めて育てられた集落の皆さん、お疲れ様でした。
(詳しい様子は「ブログ 江笠山」でも公開中です。)

そして、告知です!
集落では「そば」を育てています。
稲刈りの日、ほら、こんなにきれいな花を咲かせていました。
このそばを使って11月14日(日)に「秋の収穫祭 そば打ち体験と都市農村交流を実施します。

そして、もう一つ告知です!!
ご好評いただいた「田んぼオーナー」、来年度も募集することになりました。
耕作放棄田を活用し、地域の活性化、都市と農村の交流、農村景観の保持を目的に引き続き行います。

どちらも詳しくは添付のPDFファイルをご覧ください。
ご応募、心よりお待ちしています!!