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「小規模集落元気日記」 今日も集落は元気です!
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2010/07/15のBlog
[ 11:26 ] [ 元気作戦 ]
久しぶりに投稿します。たけです。
去年の2月から始めました 当ブログ「小規模集落元気日記」!

昨日もお伝えしましたが、皆さんによるご閲覧が10万件を突破しました。ご愛読ありがとうございます!!

およそ1年5ヶ月での10万件。早いんかどうか、よう分からんけど。
芸能人の有名ブログなんかと比べると全然少ないですが、ここ数ヶ月は1日500件を軽く越える勢いです。右肩上がりです。毎日更新することの大切さを改めて感じます。
4月から担当に加わって、毎日ブログを書いてくれる「元気作戦第3の男『え~やん』」(え~やんが書き出して閲覧数は大幅アップです!)、わしらがいない時にブログを書いてくれる、背中合わせに座っています「ふるさと自立計画推進モデル事業の『くろちゃん』」、そして、毎日閲覧いただける皆さんに感謝、感謝です。

思えば、長い道のりでした。ブログのブの時も知らない私でしたが、ブログ立ち上げから始め、SDFさんにご支援いただき...ほんとありがとうございます。

初心に戻り、これからも頑張っていきます。これからもよろしくお願いいたします!!

2010/07/14のBlog
[ 09:50 ] [ 上八代(朝来市) ]
昨日、当ブログのアクセス者数が10万件を超えました。
地味なブログではありますが、ひとえに昨年2月下旬の開設以来、日々ご覧いただいた皆さまのおかげと感謝いたしております。
ありがとうございます。

これからも、
「元気な集落の様子を皆さまにお伝えしたい」
「ブログでの情報発信を通じて交流の促進や集落の元気づけに少しでもお役に立ちたい」
「一見つまらない、当たり前のことでも、好奇心をくすぐるものを見つけ出してお伝えしたい」

という気持ちを大切に、情報を発信してまいります。
どうぞ、引き続きのご愛顧、よろしくお願いいたします。<(_ _)>

と、ご挨拶はここまでとして、今日は7月10日(土)に実施された朝来市上八代集落の「田んぼの生き物観察会」のレポートをお送りします。
上八代集落では、環境にやさしい(そして当然人にもやさしい)「コウノトリ育む農法」でお米や黒大豆などを生産しています。
そんな環境にやさしい田んぼの生き物を観察しよう、と、この日やって来られたのは西宮市の皆さん。

まずは、コウノトリ育む農法についてみんなで学習した後、満を持して田んぼで、川で、生き物探し開始!!

カエルやオタマジャクシなど、田舎の皆さんにとっては当たり前の動物も、都会のこどもたちにはとても新鮮
みんな大はしゃぎで、引率の皆さんも「こんなに喜ぶとは思わなかった」と嬉しい悲鳴をあげていました。
生き物を探した後、公民館で勉強会。
「なぜまだ水田に水があってオタマジャクシやかえる達がいるのか?」
「なぜ田んぼの中がぬるぬる状態であったか?」
「なぜ、かえるが水田に必要なのか?」
実際に体験したことに基づいた話に、みんな熱心に耳を傾けていました。
遊んで、学んで、となると当然おなかがすいてきます!!
この日は集落の婦人部の皆さんがモロヘイヤ入りうどんとピーマンとシーチキンのサラダなどを用意してくれました。
いっただっきま~す!!

【集落の方のコメント】
「ここは限界集落だけども、元気村を目指して取り組んでいるので、応援して下さい。秋の収穫祭にもまた来て下さい。特に秋にはおいしい枝豆ができるので、今度はお父さんも是非ご一緒に。」
【西宮の皆さんのコメント】
「枝豆?お父さんはさておき、私が食べに来たいです」(女性の方)
「まだ帰りたないよ~」(こどもさん)

これからの交流に大いに期待できそうな一日となりました。
皆さん、お疲れ様でした!
2010/07/12のBlog
少し古い話になってしまいましたが、7月4日、香美町熊波集落で熊波渓谷まつりが開催されました。

今回は集落と交流を続けている神戸市東灘区の住民の皆さんも訪問し、交流を深めました。
あいにくの雨のため、当初予定していた広場ではなく公民館とその周辺での実施となりました

本来なら、川遊びを中心に熊波渓谷の素晴らしさを体験してもらおうと計画していましたが、増水のためそれもかないませんでした。
でも、雨の合間をぬって用意していた魚を放流したり、「川がだめなら田んぼで」と生き物探しをしたり、天気が悪いなりに神戸からの皆さんにも楽しんでいただけたようです。
また、屋内では熊波の皆さん、東灘区の皆さん入り交じっての「交流じゃんけんゲーム」や「大ビンゴゲーム」で盛り上がりました。

集落住民の皆さんの声
「子供が多いと賑やかでいいなあ。」
「夏休みに来るのなら、事前に連絡をもらったら川遊びを教えてあげる。」

東灘区の皆さんの声
「また神戸にも来て下さい。」
「今度来たら泊めてくれる?」

と、交流も着実に育まれました。
地元の役員の方のコメントです。
「渓谷まつりは集落のまつり。ここに住む人が楽しむことが一番。でも、だんだん人が減ってくる中、今日のような交流は賑わいが出る。無理のない範囲で続けていくことで、熊波の良さを知ってもらい、将来につながればと思う。」
このまつりの中心になったのは集落の若手の方を中心に構成された実行委員会の皆さん。
チームワークばっちりで、雨の中でも無事にまつりを成功に導きました。

お疲れ様でした!!

なお、深山幽谷の趣きあふれる夏の熊波渓谷もすばらしいですが、10月から11月にかけては紅葉も見頃になります。
紅葉狩りにも是非お越しください。
って、まだ夏休み前なのに気が早かったですね
2010/07/09のBlog
[ 08:50 ] [ 千町(宍粟市) ]
昨日ご報告した千町岩塊流の踏査報告、続編です。
岩塊流の下には水が流れており、冷たい岩に冷やされてできた水滴をよりどころにコケが生え、そしてそこに小さな実が落ちてやがて木が生えてきます。
最初に生えてくるのが写真のオオバアサガラ。
やがてほかの木がオオバアサガラにとってかわり、だんだん岩塊流の森が形成されていくのです。
また、尾根筋まで登ると、宍粟市で最大級のイヌシデの木もあります。
その隣にあるのはウリハダカエデ。
旧千種町ではこの木の繊維から笠を作っていたこともあったとか。
でも、こんな一見豊かな森にも静かに危機が忍び寄っています。
それは、(このブログではすっかり悪者扱いになってしまっていますが)野生シカによる食害です。
ご多分に漏れず、千町周辺も野生のシカが跋扈しています。
どんどん増えたシカが好みの草を食べてしまう結果、「シカが食べない下草」しか残らないという、極めて深刻な事態が起きているのです。

たとえばこれはマツカゼソウ。
葉っぱを千切るとくさい刺激臭がします。
これでは食欲旺盛なシカも食べません。
そしてこれはアセビ。
漢字で「馬酔木」と書きますが、毒があり、馬が葉を食べれば苦しむという所からついた名前であると言われています。
毒があるので、シカは基本的にはこれも食べません。

このほかにも、イヌヒメワラビやガガイモなど、シカが食べない特定の植物が目立つようになってきているのです。
また、この写真の一帯、今でこそ見通しの良い尾根筋ですが、実はほんの10年ほど前までは大人の胸の高さくらいまでササが茂っていたとのことでした。
今では高さ10㎝くらいの新芽がちらほら見えるだけ。
この新芽もいずれはシカにむしゃむしゃとやられてしまうのかと思うと、ちょっとフクザツな気持ちになります。

増えすぎたシカ、農作物への被害だけでなく、生態系そのものへの影響も深刻です。
2010/07/08のBlog
[ 16:13 ] [ 千町(宍粟市) ]
7月7日(水)七夕の日、宍粟市千町にお邪魔しました。
この日の目的は「岩塊流」の現場調査。

岩塊流というのは、大岩の割れ目に入って凍った氷が岩を割り、その岩が山の急斜面をずるずる滑って谷に集まってできた地形です。
氷河の周辺に見られる地形のひとつで、約260万年前から始まった第四紀の氷河時代に形成されました。
多くの岩の大きさは1~4mですが、中には5mを超えるものもあり、また、造化の妙を感じさせるものもあります。

こちらは「くじら石」。
クジラがにやりと笑っているように見えますね。
もちろん、これも天然自然のものですよ。
岩塊流の下には冷たい水が流れています。
このため、「ぱちゃぱちゃぱちゃぱちゃ…」と涼しげな水音がします。
地元では水音に由来して「どうどう」などとも呼ばれていたとか。
流れる水で冷やされた岩の水滴によってコケが生え、そこに木が生え…ということでこのような奇観ができあがりました。
千町の岩塊流は規模・保存状態とも全国でも有数のものですが、残念ながら一般の皆さんの認知度はまだ低いのが実情です。
このため、先日、神戸新聞でも紹介されたように山に登られる方がそれと気づかずにコケを踏んでしまい、コケがはがれ落ちたりしている所もあるようです。

宍粟市では「岩塊流を活かした地域づくり検討会」を設け、岩塊流を保全しながら地域資源として活かしていけないか、検討を進めています。
今回の調査はその一環として、保全エリアの設定などを目的に実施されました。
岩塊流へお越しの際は「ゴミを捨てない」など通常の登山マナーに加え、
岩塊流の中に立ち入らない。
岩や植物を持ち帰らない。とっていいのは写真だけ。
特にコケはデリケートなので踏み込まない。
岩塊流の周りの草木も大切に。

を心がけましょう。

一見豊かに見える岩塊流の森。
でも、よくよく見ると意外な姿が見えてきます。

そのレポートはまた後日。
2010/07/06のBlog
梅雨の長雨というよりはスコールといった方が似つかわしいあいにくの雨模様となった7月3日(土)、篠山市大芋の皆さんが須磨区の天然温泉「華の湯」の店頭で野菜直売会を行いました。

事前にうかがっていたキャベツ、野ふきに加え、大根、にんじん、たまねぎ、ほうせんか、お米、切り干し大根、あずきなど、大芋自慢のラインアップを揃えて温泉来場者の皆さんをお迎えしました。
どうですか!!
このみずみずしいキャベツと野ぶき!!
まさに朝採新鮮野菜の面目躍如といったところです。
これは14時半頃の様子です。
あいにくのお天気にもかかわらず、この時点で「半分くらいはお買い上げいただきましたよ」との嬉しいご報告。

そして、何と17時頃にはお米などの乾物を除き、ほとんど完売しました。
お買い上げありがとうございました!!
以下、ブログ子の「食べログ」です。

【大芋産小豆】
ブログ子は実は赤飯が大好きです。
ですが、今回、あずきは茹でて「こし餡」にし(てもらい)ました。
あずきは茹で上がる香りもとても上品で良いですね。
こし餡は翌朝、自家製あんパンの具として食卓に登場。
これまた、昨晩茹でたときの香り同様、「程良い上品な」甘さで舌触りも滑らかでした。
【ふきしぐれ】
地元の方からの「ビールにも合うし、お子様にはおにぎりの具にしてもらってもグーよ」とのアドバイスに従い、早速晩酌の肴に。
パックをあけるとまずは山椒の香りがプン
味付けはしっかり甘辛くついていて、パンチが効いています。
焼酎ロックに合わせて飲んだのですが、度数の強いお酒にも負けません。
結構煮汁を含んだ状態でパックされており、ごはんに乗せて、煮汁がじわっとしみこんだところをパパッと掻っ込んでもおいしくいただけました。

これらの大芋の逸品、普段は「なかの里朝市」(毎週水・土曜日 8:00~11:00頃)でお求めいただけます。
地図は下のPDFファイルをご覧ください。
2010/07/05のBlog
[ 17:20 ] [ 筏(養父市) ]
本日は小規模集落元気作戦の担当者が出張。となると、「小規模集落元気日記」今日も集落は元気です!は、姉妹ブログ「ふるさと自立計画日記」のくろがお届けします。

先日、養父市大屋町の大杉地区に行ってきました。神戸からですと、小規模集落元気作戦に取り組む筏集落に向かう手前の地区、になります。
昨日(7/4)まで行われていた『おおや うちげえのアート展』がどんなもんか見に行ってきたんですよ。(普通は、期間中にブログにアップしてPRするのでしょうが、お許しください
ま、うちげえのアートはまたいつかの機会に紹介するとしまして・・・。
そこで見たのが、『やっぷー』です。
なんと、やっぷーが木彫作品になってました! 



こちらの写真を見ていただくと、首に水色の何かを巻いているのがおわかりでしょうか。(携帯の写真なので見にくいかもしれませんが・・・)
これ、マフラーなんですよ。
やっぷーは、氷ノ山のブナの森に住む妖精でして、マフラーは天滝の流れる水を現しています。

養父市HPを覗いてみますと、~性格はのんびり屋で、おっとりしている。朝寝坊で昼寝が大好き。いつもワンテンポずれてしまう。~だそうです。

その天滝ですが、そうですねー10年ほど前ですかね、一度家族で行ったことがあります。こどもが小さかったので時間が少しかかりましたが、滝まで行きますと圧巻でしたね。
お隣の係が所管している小規模集落元気作戦のH22新規モデル集落に筏集落が選定されるとき聞き、懐かしいなーと感じたところです。
そうそう、昨年は、生まれ変わった旧西谷小学校を訪問しましたよ。

今日は、やっぷーネタから筏集落ブログにお邪魔しました。


くろ
2010/07/02のBlog
[ 10:42 ] [ 筏(養父市) ]
今年度のモデル採択集落になった筏集落。
1回目の懇談会で、「そういえば地域内でぶらっと集まってコミュニケーションする場がこれまであまりなかったなぁ」というお話に。

ということで、6月29日(火)、気軽にお茶を飲みながら筏のいいところ、悪いところ、将来への希望や不安をお話しいただける場として
「筏カフェ うだつ」
を開催しました。
養蚕で栄えた筏ならでは、といった感じのこちらの本うだつのお宅の向かいにある車庫が会場です。
当日はあいにくの空模様でしたが、お客さまは来るんでしょうか。。。
と、来られました!!
最初のお客さまは…なんと「大きなワンちゃん」!
それはさておき、3時間ほどの間に女性の皆さんを中心に約20名の方にお越しいただき、昔話や地域の方言などの話に花が咲きました。
そして、その晩の懇談会では
「どんな筏になったらよいか?」…すぐに答えは出ないが、それぞれが少しずつでも目標に向けて行動を起こしましょう。
「どんな筏になったらよいか?」を住んでいる皆さん自身が一度真剣に考え、皆さんで共有できるビジョンをつくりましょう。
まずは、筏には何があって、何がないのか。何が問題で、魅力は何か?そういったことを話し合いましょう。
ということになりました。

「筏カフェ」もそのための一つの場として盛り上がっていけばいいですね。
ところで、筏カフェ「うだつ」では筏の素敵な写真、昔の写真を募集しています。
写真は引き伸ばしてカフェで飾り、将来的にはカフェを「ギャラリー筏」にしちゃおう☆と計画しています。

次回の「開店日」は7月27日(火)の午後。
集落の皆さん、お写真を持って、気軽にお茶をしにきてください!
お待ちしています。
2010/07/01のBlog
梅雨に入り、うっとうしい日が続きますが、県内各地では紫陽花(あじさい)が見頃です。

ここ養父市の長野でも、きれいな紫陽花が咲き乱れています。

この時期、家に閉じこもりがちな方も、気分転換に足を伸ばしてみてはいかがですか?
【長野へのアクセス】
播但有料道路朝来インターを下りて、県道70号線を大屋方面へ。八代坂トンネルを出てすぐ。
おばあちゃんの手打ちそばが味わえる「内山そば」にもぜひお立ち寄り下さい。
2010/06/28のBlog
小規模集落を担当するようになって、早くも3ヶ月が経とうとしています。
これまでに比べ、圧倒的に但馬に行く機会が増えました。
但馬と言えば皆さんどんなことを思い浮かべるでしょうか。
雪、スキー、カニ、イカ…いろいろあると思いますが、今日はちょっと違った角度から「但馬らしさ」を探ってみました。

但馬以外に在住の皆さん、但馬で車を運転していて「あれ?」と思ったことはありませんか?
雪が積もった冬場のことを考えて、様々な工夫がされています。
①雪が積もりにくいよう信号機は縦向き
②路面が雪で覆われても分かるよう停止線の位置に「停止線」の道路標識
③路肩に雪が積もっても道路外に飛び出さないよう路肩には紅白ポール
今は夏場ですが、きっと冬になったらありがたみが沸きそう、そして神戸で運転し慣れた身にはちょっと新鮮なアイテムの数々。

ここで、ちょっとした疑問が浮かびました。
「北に向かって運転して行ったら、どこから信号が横向きから縦向きになるのか?!」

6月20日、多可町山寄上からスタートし、国道427号線を新温泉町久斗山に向けて北上する道すがら調べてみました。

国道427号線は明石市和坂交叉点から西脇市上戸田交叉点、播州トンネルを経て、朝来市大垣交叉点まで至る102.3㎞の道路です。

山寄上から播州トンネルを通過し、丹波市青垣町の「小倉」交叉点は横向きでした。
「遠阪小学校前」、ここは点滅信号でしたがまだ横向きです。
そのまま走ると北近畿豊岡自動車道の遠阪ランプ。
遠阪トンネルは国道483号線になるので、ランプには入らず、峠道を走ります。
道が九十九折りになり、遠阪峠。
結局、ランプから峠まで信号は全くありませんでした
ここから先は朝来市山東町に入ります。
そしてまた九十九折りの道を降りると、最初の信号が(と思いながら山東ランプも過ぎてしばらく走る)…あ、ありました。
ここは朝来市山東町上早田
名前はない点滅信号ですが、ついに縦向きになっていました。

調査結果:
「丹波市・遠阪小学校前は横向き。遠阪峠を越えた朝来市・上早田は縦向き。」
「峠道に信号はなく、途中で国道483号を使っても同じ調査結果。」

ということで、
丹波から但馬に入ったら縦向き
になるという極めて順当な結果となりました。

いずれ他の主要道路もまた調べてみたいと思います。