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「小規模集落元気日記」 今日も集落は元気です!
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2009/12/03のBlog
[ 08:50 ] [ 倉床(宍粟市) ]
ふるさと自立計画推進モデル事業担当のくろです。11/30(月)、モデル地域のひとつ、養父市明延でワークショップがありました。(その様子はこちら
神戸からは明延に行くには何通りかあるのですが、この日は播但道~中国自動車道山崎ICから北上するルートを選択。
小規模集落元気作戦に取り組む倉床集落を抜けるんですよ。
倉床では、アドバイザーの声かけの元、地域から声があがり、特産品づくりに取り組まれていると聞きました。ちょうど前日の29日に、作業をされたと聞きましたので、これは素通りできんと寄ってみました。

さて、倉床の方が地域の特産品にって考えられたのが「椎茸の原木」でした。
豊かな森林を持つ地域特性を活かして、原木に椎茸菌を摂取したものを特産品として売り出そうということらしいです。なるほど・・・・、椎茸が自宅で出来るのを待つのもスローライフ的でいいかもしれません。
原木を切り出すところから一緒にやってみませんか、ということで2回の作業工程に分けてボランティアが募集されました。
その第1回が前日の、原木切り出し作業だったのです。アドバイザーに聞きますと、自治会長ほか17名が、800本のホダ木切り出し、搬出を行ったそうです。

わーいっぱい並んでますね。

次回のボランティア作業は、3月に、原木への植菌作業を予定しています。
参加された方には、植菌済みの原木2本がいただけるそうですよ。
(2日間とも参加された方には5本プレゼント)

実は、この倉床は名水「ふれあいの水」でも有名でして、年間1万人もの人が水を汲みに来るんですよ。宍粟森林王国の名水、おいしいでしょうね。
この日も、20分ほど滞在しただけなんですが、数組が水を汲みに来られていました。ポリタンク10個ほどワゴン車からおろしてたおじさんも居ました。
そうそう、水は無料です。
京阪神間からこの水だけを汲みに来るというのもちとしんどいですが、なにかの観光・用事のついでにでも来られませんか?(そのまま、明延に足を伸ばして一円電車を見て行くのもよし!)
水くみ場に、ボランティアの申込用紙も置いてありました。
まずは、倉床のおいしい「ふれあいの水」を呑んでいただいて、3月にはボランティアで汗をかいていただいて原木をお持ち帰りください。原木を毎日眺めながら椎茸がなるのを楽しみにどうぞ。

はっ、しいたけって菌を植えてからどれくらいで出来るんですか?
アドバイザー、また教えてくださいね。


くろ
2009/12/02のBlog
[ 11:54 ] [ 久斗山(新温泉町) ]
11/28(土)~29(日)、新温泉町の久斗山(くとやま)で「久斗山文化祭」が行われました。

小学校の統合(H15年度)からスタートした地区の文化祭。旧久斗山小学校区である久斗山区と境区の住民が、手芸品や俳句、短歌、写真などを展示します。2日目には、地区住民交流の場として、餅つきを実施したり、豚汁を振る舞ったりしました。

前回の集落懇談会でね、浅見アドバイザーから提案された「村カフェ」。今回、試験的に実施しました。目的は、堅い意見交換ばかりでなく、いろいろな人に立ち寄ってもらい、お茶でも飲みながら気軽にお話しを聞くような場として「やってみよう」というもの。

初日は他の行事も重なっていたこともあり、低調であったものの、2日目は餅つきが11時からだったにもかかわらず、9時の開店直後からお年寄りや子どもたちで賑わいました。(コーヒー1杯50円。子供のジュースはタダ。店員は浅見さんと小林さん、そしてウチのボスです。)

小学生から高校生、ご婦人方、高齢者の皆さん、さらには安泰寺で修行するドイツ人まで、本当にいろいろな方にご来店いただき、様々な意見が交わされました。(80名くらい来られたのではないでしょうか)


世代や立場を越えた住民同士の交流の場としては、大変良かったと思います。また、正式な会議の場では言いにくい話や普段は会議に参加しない人の意見も聞くことができるので、次回以降の懇談会で、検討議題の一つになりうると感じました。

2009/12/01のBlog
[ 17:27 ] [ 金子(佐用町) ]
11/28(土)、佐用町金子(かなご)へ行ってきました。

この日は、都市パートナーである「NSC2000」さん(西宮市)との交流事業でした。NSCさんが食育に関心のある大学生や社会人を募集(約20名)し、金子で「もちつき」や「そば打ち体験」を行いました。

私も一緒に体験しましたが、もちつきはしんどかったですわ。もちろん杵うちですよ。早くも体力の衰えを感じます。ほとんど県民局のT君がやってくれました。ほんと申し訳ない。学生さんも「手水」(途中でモチに水をいれたりする役の人)をやったんですよ~。息が合わないとうまくいかないようですが、だんだん様になってきていました。
しかし、つきたてはうまい。きなこ、あんこに大根おろし。絶品ですな。

続いては、そば打ち体験! 地元の方に丁寧に教えてもらいながら作りました。私が作ったヤツは、短いわ太いわで。「うどん作りよんか?」と言われてしまいました。
家で茹でて、いただきました。確かにそばの味はするんですが、繰り返しになりますが、短いわ太いわで。
ホームセンターでキットが売っていると聞きました。はまるって言います。なんか分かるような気がしますわ。次はうまくできるかも!

当日はシシ汁が振る舞われ、お土産にはおもち。いたれりつくせりでした。今度は都市部から何かするというのもいいと思います。せっかく、そばうちの仕方を教えてもらったんで、年越しそば用にうって、お年寄り宅に持っていくとか。関係がグッと近づくのではないでしょうか。

2009/11/30のBlog
仁井地区のみなさん、「わがまち仁井☆元気作戦に向けたアンケート」の回答にご協力いただきましてありがとうございました!

たくさんの方々にご回答いただき、「仁井」をよりよくしたいと願うみなさんの関心の高さをあらためて実感しました。

仁井の良さは、何と言っても「自然や景色の良さ」。広がる田畑、仁井から見える海の眺めは抜群です。

また、「阪神間等への交通の便の良さ」や「隣近所が顔見知りで安心」という声もたくさんありました。米、タマネギ、野菜のおいしさも仁井の名物として、称賛の声をたくさんいただきました。
一方そのような中で、「地域内の交通が不便」「若い世代が少ない」などを感じている人も多く、「地域活動に参加したいがきっかけがない」、「古くからの人のつながりの中に入っていけず寂しい」との声もありました。

また、「小学校舎の活用」を望む声も多くありました。

今後の取り組みに活かしながら、仁井の良さを活かし、「より良いふるさと仁井・元気なわがまち仁井づくり」に取り組んでいきましょう。

by うめ
2009/11/27のBlog
[ 11:04 ] [ 与布土(朝来市) ]
11/25、ふるさと自立計画推進モデル事業でおなじみ「くろちゃん」と一緒に与布土(よふど:朝来市)に行きました。

この日は、12/5の甲子園口地区(西宮市)との交流についての協議を行いました。
与布土では、12/5は「かかり祭り」「よふど温泉まつり」の期間中であり、それに甲子園口の皆さんに参加いただこうというもの。他にも、古墳めぐりや野菜の収穫も企画されています。

既に甲子園口の定員は満たしてるんですが、お断りした方々も多かったようです。ニーズは高いです。

単発で終わるのではなく、おもてなしではない交流を続けていくこと。これが今後の課題ですね~。

【写真は、この日の昼食です。与布土の農家レストラン「百笑茶屋 喜古里」でいただきました。平日でしたが、よく流行っていましたよ。】

そうそう、与布土では、地域の「めぐみ」を地域外の方へ知ってもらい、ふるさと「よふど」を感じてもらおうと、お歳暮用「よふど発ふるさと小包便」を作られています! もち米、黒大豆、味噌、ジャムなどの詰め合わせです。
予約申込み:12/4(金)まで
申込み先:与布土地域自治協議会(電話・FAX 079-676-3030

【写真は「百笑茶屋 喜古里」】

2009/11/25のBlog
いま、私たちが淡路島に学び、淡路島から発信できることは何だろう?

12月4~5日に開催される3つの分科会で積み重ねた議論を、包括するディスカッションがこのフォーラムの趣旨です。

政治が新しい局面を迎えたいま、地域も思いきった転換を図るときです。ともに考え、ともに語りませんか。

また、「スローライフ月間in淡路島」のさまざまなシーンを、パネル展示やデモンストレーションでご紹介します。

主催:NPOスローライフジャパン、スローライフ学会、(財)淡路島くにうみ協会

演題:島に学ぶ

日時:12月6日(日) 14:00~17:00(13:00受付)

場所:県立淡路夢舞台国際会議場 地下1階イベントホール

申込:添付資料のフォーラム参加申込書(下段参照)に必要事項を記入の上、下記宛てFAXで送信してください。
 申込先:(財)淡路島くにうみ協会 FAX:(0799)25-2521

2009/11/24のBlog
上郡町行頭(ゆくとう)でも、元気作戦の取組が進んでいますよ。

集落内の休耕田を活用して、都市住民の皆さんに米づくりを体験していただこうという試みです。ついては、この度、「米づくり体験オーナー」を募集します。体験は、来年4月の田植えからです!

当オーナー制度は米の収穫が第一目的ではなく、農業を体験し、その大変さ、楽しさをオーナーの皆様に理解していただくための企画です。美しい風景と自然に恵まれた上郡町行頭の地で、すがすがしい空気を胸いっぱい吸い込みながら、オーナーと地元住民との交流、オーナー同士の交流による、人と人の結びつきを大切にしたいと考えています。

皆さんの応募をお待ちしておりま~す!


【募集内容】
募集区画:1区画100㎡(募集区画数10区画)
(先着順、区画区分なし:1,000㎡の土地を農家の方にお借りして、みんなで米づくり体験を行います。)
参加料金:20,000円/区画
(個人、家族、グループ(5名まで)での参加)
募集期間:平成22年2月28日(日)まで

【作業内容など】
作業は、田植え(5月中旬頃)、草取り(希望により)、稲刈り(9月下旬)に参加していただくのが原則ですが、どうしても都合がつかない場合はこちらで作業を行います。
農作業は、農家の人が手取り足取り指導します。
農作業に必要な物はこちらで用意いたします。
作業は、日曜日・祭日に設定いたします。
取れたお米はすべて持ち帰ることが出来ます。
(1区画につき30㎏の玄米は補償いたします。参考までに、100㎡あたり平年ですと約40キロの収穫があります。)
その他、季節に応じた様々なプログラムを皆さんとともに考えていきます。
(例)ホタル観賞会、ダム祭り、餅つき大会など

【お問い合わせ・お申し込み】
問合せ先:上郡町役場企画総務課地域振興係
 TEL:0791-52-1112 FAX:0791-52-5172
申込方法:米づくり体験オーナー申込書(添付PDFをご参照ください)に必要事項を記入し、FAXまたはメールで。
申 込 先:【FAX】上郡町役場企画総務課地域振興係 FAX番号:0791-52-5172
【Eメール】ms_kimura@town.kamigori.hyogo.jp(上郡町:木村)
2009/11/22のBlog
先週の日曜日(11/15)、小規模集落元気作戦の都市パートナーとしておつきあいしています「NPO法人オーガニック・ライフ・コラボレーション(OLC)」のイベントに行ってきました。

この日は、「アラスカフォトライブショー」と銘打ち、アラスカ写真家・松本紀生さんのフォトライブが行われました。写真の左が松本さん。「愛媛出身なので、みかん色の服を着てきた。」とのこと。

OLCでは「おやつの時間」というものを提唱しています。日常の中に「ほっとこころ安らぐブレイクタイムを設けよう!」というもの。今日のイベントもその一環です。(写真の右はOLC代表の福本さん)


松本さんは私と同い年の37歳。一年のうち半分をアラスカで過ごし、様々な野生生物やオーロラなどを撮影されています。「収入はどないしてはるのかな。こういうイベントでアラスカ行きの旅費を稼いではるんやろか。そういう生き方もいいなぁ。」とイヤらしい推測をしてしまいました。

会場は満員、大盛況でした。アラスカで撮影された写真やビデオを交えながら、松本さんの軽妙なトークが繰り広げられます。夏のアラスカ、森の中はコケの絨毯です。大げさではなく、本当にフッカフカなんです。それと、イルカのようにはねながら泳ぐトド。結構、俊敏やんと関心してしまいました。
写真や動画だけではなく、ああいった補足のおしゃべりがあるのがいいですね。

「ああ、癒されるなぁ」と思っている最中、ウチのちびちゃんが「おうち帰る、おうち帰る」連発で、だんだん辛抱たまらんようになってきました。私の「おやつの時間」が台無しです。周りのみなさんにも迷惑になると思い、途中で退席させていただきました。OLCさん、ごめんなさいね。

でも、すばらしい写真と動画の数々でした。ありがとうございました。

2009/11/20のBlog
兵庫県では「小規模集落元気作戦」と「ふるさと自立計画推進モデル事業」を両輪として、集落存続に向けて条件の厳しい地域、多自然居住地域の地域活性化に取り組んでいます。

日夜、小規模集落元気日記を書き込むティーさんが昨日から不在のため、本日は私がこちらに書き込みましょう。

あちらこちらの地域でも問題化している廃校跡地の活用問題。多くは、地域のコミュニティ施設や特産品展示・販売施設なんかに活用されているようですね。後は、小学校から通信制の学校とか。北海道では、トラクターの展示場なんかに転用されているケースもあるようですが。

今回は、製造工場として利用されている珍しい事例、兵庫県の北部、養父市の取組です。
養父市もご多分に漏れず過疎化、少子高齢化により廃校が急増。山間部に位置し、製造業を誘致するためにはまとまった土地が不足。今回の旧西谷小学校のある養父市大屋町筏地区も、地域を支えた基幹産業である林業が衰退し定住人口も減少・・・という状況でした。
地域が抱える問題を企業誘致のチャンスへ、と発送を転換。
8つある小学校跡地を何とか活用しようと企業誘致に取り組んだところ、自然豊かな環境が食品メーカーにとっては魅力の一つとなり、地域と企業のニーズが一致。
市は企業に建物は無償で、土地は有償で貸与。
企業は、体育館を製造施設に、校舎を瓶詰めの作業ライン、事務所等に改修。
既に一部創業を開始し、地元雇用も生まれています。

市の担当の方にお聞きしますと、8つあった小学校跡地のなかでもこちらの西谷小学校跡地は交通アクセス等の条件が他よりも悪く企業進出も厳しいのでは、と考えられていたところ、進出した企業が決め手としたのは、建物が新耐震構造であり改修が容易であったこと、天井高の高い体育館が大きなタンクを必要とする業態にあったこと、広大な運動場が利用出来ること、豊かな自然が食品会社のイメージにあったこと、とのことでした。
小学校前の道路は幅員も狭く、市ではマイナス要素ととらえていましたが、通過車は川向こうの県道を利用し、学校前の道は交通量がひじょーーに少なく、トラックが通れないのではなく、注意して通ることによりかえって交通事故の可能性は少ないと大きなマイナスにはならなかったようです。
また、企業代表者の、企業は地域のためにあるべし、という信念が大きかったようですね。

小学校の廃校は結構数もあるのですが、敷地や建物が大きすぎるため、実際には活用が難しいのですが、今回の事例は一つのヒントになるのではないでしょうか。

こちらもご覧ください。
-ふるさと自立計画日記- 「廃校に工場の灯りを~養父市企業誘致プロジェクト」


兵庫県がお送りします姉妹ブログ「ふるさと自立計画推進モデル事業」もよろしく。
「小規模集落元気作戦」は『都市と農村の交流・連携』をキーワードにしていますが、
「ふるさと自立計画推進モデル事業」は『未利用・放置されている地域資源の利活用による自立のための計画づくり』を通じて地域の活性化を目指します。

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くろ
2009/11/18のBlog
あ~あ~~あああああ~あ~(『北の国から』のテーマより)
※右の写真は、『北の国から』ロケ地にある吾郎さんの家です。薬王寺集落の風景ではありません。あしからず。

但馬の山々が美しく装い、朝晩は寒さを感じる季節になりました。

そのような中、豊岡市但東町薬王寺で第2回目の農業収穫祭が開催されたわけで、地元で収穫したそばをみんなで食べたわけです。
さて、2回目となっている今回は、第1回で畑から収穫し、脱穀したそば粉を使って、いよいよ、そばうちです。

そば粉に水をいれてこね、それを大きな麺棒で伸ばし、専用の大きな包丁で切るのです。

書くと簡単ですが、実際にやるとなかなか難しい。都市部の人間はなかなかそばを打つ機会もありませんので、まごまごしていると、集落の人が助けてくれます。

集落の人はさすが手際がいいです。みなさんそば職人?という感じです。
公民館の玄関口ではコンロを準備して、そばを茹でます。この茹でたてのそばがまた絶品です。
そばには冷たいダシをかけていただきますが、その横には薬王寺のお米でつくったおにぎり、大根の煮つけ、田舎煮なども並びます。

みんなで薬王寺の秋を堪能しました。
帰る車中で、私と一緒に行った6歳の娘も「薬王寺は楽しかった」と。

そこには少しだけ成長した娘の横顔と、また少し距離が近くなった但馬の薬王寺集落がありました。

薬王寺のみなさん、お世話になりました。

by 明石のゴローさん