追加モデル集落紹介シリーズ(三原編)

今日は、豊岡市竹野町の三原(みはら)集落をご紹介します。

【集落の位置と特徴】
 豊岡市の北西、旧竹野町の最南部に位置し、香美町と隣接しています。国道178号から竹野川に沿って県道を約7㎞上流に遡った源流域にあります。
 集落は5隣保から構成され、二ツ家隣保を除いた4隣保は、県道からさらに山道を登った場所にあり、集落の中心部を形成しています。
 集落の中心部は、標高360mの高原にあり、冬季は豊岡市の中でも代表的な豪雪地です。

【集落のお宝】
○集落の一部が但馬山岳県立自然公園や氷ノ山後山那岐山国定公園の区域に指定されており、秋の紅葉や三原渓谷など、美しい自然環境に恵まれています。

○集落内の但馬牛の繁殖農家が、郷土料理店、農家民宿(1日1組限定)を経営されています。ハス料理を名物として、レンコンを栽培されているほか、観賞用のハスやハナモモなど、美しい集落の景観づくりにも取り組んでらっしゃいます。

○集落内には、県下一の大きさといわれるヤマザクラがあります。

【これまでの取り組み】
○約20年前から地区独自に「三原高原雪まつり」、「雲の上のコンサート」、「三原高原フォトコンテスト」など、地域間交流につながる事業を積極的に展開されてきました。

○現在、集落あげて「三原高原ハスまつり」(今年で13回目)を行っています。

○三原小学校(S62廃校)跡地を活用し、農産物加工グループが味噌、漬物等の生産販売を展開されています。注文販売や集落内イベント時の販売を行ってらっしゃいます。

【地元の方のお話より】
「近年、三原に戻ってくる若者がいる。イベントの継続実施を通じ、むらに対する愛着が深まったのではないか。」
 地域が元気なら、若い人も関心を示してくれるのかもしれませんね。

※「小規模集落元気作戦ポータル」にも集落の概要を載っけています。是非、ご覧ください。