サンフランシスコから♪②

サンフランシスコからのブログ2日目。
今日もこちらは快晴!

午前中は、先にこちらに来られていた
(〜というか、年に数か月は住んでおられるらしい?!)
大阪市大の柏木宏先生と現地集合し、視察の前に
1時間ほどレクチャーをしていただきました。
(遠くに見えるのは、City Hall)

視察1日目は、San Francisco Foundation訪問。
1948年設立で、現在、10億ドルを超える資産を持つ、
アメリカ有数のコミュニティ財団(詳細はHPの説明参照)です。

NPO組織の持つ雰囲気は、アメリカも日本もなぜか似ていますが、
組織が大きくなれば、やはりセクションごとに分化し、多少、
官僚化するきらいがあるようです。 しかし、確固たるミッションを
持つ仕事に従事する「誇り」のようなものを感じました・・・。

こちらの財団は、「遺贈」についても扱っておられ、
その業務に携わっておられる方のお話は参考になりました。

〜興味深かった話〜
ペーパーワークとゴーイングアウト(現場を訪ねる)の比率
への質問に対し、理想は8:2(1週間でいくと、1日/5日)
実際は、9.5:0.5ぐらいだそうです。
(写真は歴代の理事:Board Members)

そのあとは、雑誌オルタナに関わっておられる
Sさんという方にみんなでお会いし、DINNERへ。
殆どみんな初対面です!でも、こういう世界では、
「嗅覚」が鋭くなるので、同志をすぐに嗅ぎ分けます?!

NPOが資産運用からレストラン、カフェ、ブックストア経営など
すべて運営している場所へ案内いただきました。
Delancy Street Restaurant

この一角すべてを持っているのだそうです。
そしてここは、「更正施設」でもあり、
ここで働いている人たちは、トレーニングを受けて、
その後、このような「場」で働くことができると・・・。

不思議だけれど、ここのレストランの雰囲気は、
本当に温かく、柔らかい・・・。
応対が、ビジネスライクではなく、芯から心が和む・・・。

このオーナーは、やはり女性なのだそうです。
運よく、すぐ近くのテーブルで、DINNERを兼ねた
ミーティングをやっておられました。
その「人物」の声は、ほとんど聞こえてきません。
注意深く、しっかりと耳を傾け、話を聞いておられる姿が
印象的でした。