子どもがアダルト情報に惑わされないために 4

インターネット、雑誌などのアダルト情報を子どもが見ることについて、

「思春期はみんな見るものだから」と黙認していたり
「子どもの健全な成長の証拠」と好意的に受け取っていたり
場合によっては
「みんな見ているから」と、堂々と子どもが見られるような環境になっている家もあるようです。

確かに、思春期は性への関心や欲求が高まる時期です。
自分に起こる身体の変化に戸惑い、他人の身体が気になるのもこの時期です。
また恋愛の悩みや対人関係に敏感になる年頃です。
このような、時代や社会文化にかかわらず、どの人にもある特定の時期に共通して起こる
心身の変化は、「成長」「発達」とある程度おおらかに見守っていていいことかもしれません。

しかし、昨今の裏社会に流れるアダルト情報を子どもが受け取ることを、
同じように“おおらかに”見守っていては、子どもが間違った情報を受け取り、
そしてそれを疑うことなく信じ、自分に取り込み、実際に行動にうつすことになりかねません。
あるいは、自分が被害に遭っているのに、被害に遭っていることにさえ気づかない
といったことも起こります。

では、“おおらかに”見守っていいことと、子どもにきちんと伝えた方がいいこととを
どこでどう見極めればいいのでしょうか。
「善・悪」をどのように子どもに伝えればいいでしょうか。

では、ちょっとここで一緒に考えみましょう(%ニコ女%)
コメントにご意見を書いてくださって結構です。

例えば、アダルト雑誌やAVでよく見かけるシーンですが、
「相手から突然に、強引に体を触られている女性が、最初はいやがり拒否をしていても、
相手から無理やり触られ続けているうちに、次第にいやがらなくなり、
最終的にはいやがっていた女性が相手の行為に喜び積極的になる」
といったストーリーが描かれていたとします。

(%緑点%)このストーリーを、あなたならどう受け取りますか?

(%緑点%)子どもがそのストーリーを見ていると分かったら、あなたならどうしますか?