大震災・津波・原発被災地訪問 その4(休日と唐桑)

5日ボラ宿で半日とチラシ巻きボランティア
→ハーモニカ定食

予定していた婦人会の方々に連絡が付かずに、本日は休養日とお世話になっているボラ宿さんでお掃除と、私物の洗濯をしました。お昼からは毎度お世話になりっぱなしの村上さんのお手伝いのチラシ巻き(まかせて!)

牧沢テニスコート住宅で、小野さんにお会いして長引く仮設住宅暮らしへの支援品がまだまだ足りないとの話やご苦労話を傾聴。

宿に帰ると新しいボランティアさんがお泊りで来られていて、盛り上る。
さかなの駅で新鮮な中トロマグロとカツオ・・・いずれも半額!で買い、Oさんからの差し入れの牛蒡・ジャガイモ・人参で、森田さんがほとんどを作ってくださり、賑やかなボラ宿のディナーでした。絶品は、ゴボウを片栗粉をまぶして油で揚げて、ちょっと辛めの甘辛味付けに絡めたのが美味しかったです!

6日唐桑半島と旧唐桑小学校・ケアホームでのゲーム

巨釜と半造、折石を巡り、熊谷さんの奥さまのお姉さま宅へお邪魔する。そこもリアス式海岸で、海抜はあるのに敷居まで波が来たそうで、改修して住まわれています。庭にあった樹木も流されたと寂しそうに話されていました、お一人住まい、お元気でした。しかし高齢者の話す言葉は訛りが多くて聞きにくく残念です。お昼には「海岸亭」で「ハーモニカ定食」。

こちらの海岸亭は、被災直後からボランティアの受け入れをされていたそうです。こちらの前庭には牡蠣小屋があり、冬季にはその場で焼いて食べられるようです。残念ながらウニはなく「ハーモニカ」何とかマグロの背ひれだそうです。優しい味に煮つけられていました。塩焼きも美味しいそうです。そこの方は「観光ですか?地元の方?ボランティアさん?」と尋ねられます。ボランティアだと言うと、ご苦労さま、ありがとうございますとお礼を言われますので、スリーA方式の脳活性化ゲーム広報をしました。

午後2時から旧唐桑小学校で脳活性化ゲーム

→1〜10 難しい1^10

ボラ宿主人・熊谷さんが会場まで送ってくださり、村上さんと井口看護師さんと合流。

その日は、さかなの駅からの「移動販売」を撮影するカメラが何台も来ていて、参加者は少ないかと心配でしたが、販売終了しますがご利用なさいませんか?の呼び掛けには参加者全員「NO!」と言われて、ゲームの方が関心があるのだと思っていましたら、「カメラに写されるのが嫌だ」だったのか?いえ、ゲームが楽しかったからと、こちらの都合の良いように解釈しましょう。

唐桑の仮設には、「気仙沼たすけあいの会」ボランティアさんが三人組で尋ねられていて、お世話をされているようでした。告知・当日の声かけなどもされています。その方々も含めて19名。

とても賑やかで楽しくて…私は顎が疲れました!ふぅ〜と一息入れたりしながらのゲームでした。静かに平静に頭文字ゲーム「あ」も進み、秀逸は「朝帰り」…全員爆発・爆笑でしばしゲームがストップしてしまいました。

その方、終了時のお話しで「笑って笑って、今はすとんと気持が収まったよ〜朝帰りのときには胸がむかむか収まらなくてね〜」本当に気分が良さそうな顔が印象的でした。嬉しく良かったです。シーツ玉入れも大はしゃぎでした。

同行の森田さんが夕がたの列車で長野へ向けてお帰りになりました。ありがとうございました!ドレミのままさん!ままさんは、東北の旅の二番目に感想文を書いてくださいました。いったんボラ宿に戻り、近所に有る「ケアハウスみなみ」へ午後6時から7時までのゲーム開催が急きょ決まり、同行したいと言う同宿の大学生・41歳男性二人と井口看護師さんと向う。

ケアハウスみなみでゲーム

ケアハウスでは、5名の方が待っていてくださいました。9名の輪でしたが、若い男性二人と看護師さんも居て下さり安心してはじめました。

1〜10、ゆっくり、早く、超特急の三回。数え歌、しっかり出来ました。
カタツムリは上がチョキになる方も居られましたがgood!
お茶つぼも出来ました。グーチョキパー、リズム二拍子三拍子、お手玉回し、ドジョウさんゲームでお終いにしました。

静かな無表情だった方も、笑いが止まらない場面がありました。
きっと久しぶりに笑って自分自身を取り戻せたのかなと自己判断ですが感じました。ボラ宿さんの近くにあるので、これからもこちらに来たら、夕餉の後の1時間を楽しんでいただきたいと約束しました。

ボラ宿さんも大賑わいでした。千客万来とはこのことでしょうか、ボランティアに来られて、お酒・お弁当持ち寄りでの宴会状態でした。別のテーブルを持ちだして、残り物で乾杯の若者グループに入り、ご満悦の◎◎さんでした!

夜に入りお世話になっている村上さんから迎えに行くから牧沢まで来るようにと…明日7日は、ゲーム活動がなく医療支援の傾聴だけだからと参りました。牧沢のお世話役の方とは年齢も一緒でお互い話しやすくて、支援品の着物なども届けているので親しくして頂いているので、話し相手に選ばれました。

明日の医療支援の岩井先生も横浜から到着されていて、仮設の方々へのおやつ作りに夢中になっていらっしゃいました。レアチーズケーキだそうです。残念、とチーズの嫌いな私は呟きましたら、パンナコッタがあるからそれを牧沢で食べてもらおう〜と優しい心づかいのドクターです[^^]
23時になりましたので、お暇しました。