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NPO法人 認知症予防ネット
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2009/12/31のBlog
[ 22:06 ] [ 理解者・ネットワーク ]
スリーA増田方式認知症予防教室ゲーム指導者養成講座

第4回

とき: 2009年8月22日
ところ: 福知山市総合福祉会館 第34号、第35号室
出席者数:
・午前の部 受講者 33名 市保健センター 1名 地域包括 2名 予防の会のメンバー 4名
・午後の部 受講者 28名 市保健センター0名 地域包括 2名 予防の会のメンバー 5名
講師: 高林実結樹 原口熱美

講座の内容:今日は雨で流れた8月1日の内容を実施します。

高林講師のお話
 ゲームの内容を少し理解したこの段階で、高林講師から改めて予防教室を進める上での「優しさのシャワー」に関するお話です。

スリーAの真骨頂は優しさのシャワー
具体的な行為のこと
優しさのシャワーが必要なわけ
ゲームの中での優しさのシャワー
* 共感を伝える
* ゲームの中では
* 良くなってからの保持
 講演の内容は貴重なものでした。この講演の内容は、「認知症予防ネットのホームページ
認知症予防 あかるく あたまをつかって あきらめない スリーAの認知症予防」
の中に、~福知山市認知症予防の会のゲームリーダー養成講座第4回講義より~
として、福知山での講義録が詳細に記載されているので、それに譲ります。

 スリーAの真骨頂は、具体的な行為で表せる“優しさのシャワー”で本人を癒しささえることと、練り上げられた脳のリハビリを同時並行でたがいに縒り合わせたように行うことです。今回は特に、“優しさのシャワー”がなぜ必要なのかという視点から、ゲームの中で、“優しさのシャワー”を具体的な行為として、どのように表現していくか、態度・言葉掛け、ゲームの運び方など一つ一つについて、丁寧に解説して頂きました。 今の時点で、みんなが、一番知りたかった事です。これから、教室に参加して、進めていくたびに今日の言葉の一つ一つが、少しずつ、深い意味を持って、何度も繰り返して指針になっていくと思います。

原口講師のゲーム指導
ゲームその4
 これまでのおさらいの上に
(1)ことば集め、 (2)ビンゴゲーム、 (3)広告パズル、 (4)追っかけ将棋 の学習です。

(1)言葉集め
(2)ビンゴゲーム
リーダーさんの出された課題に適った言葉を即座に、発表するのは結構難しいものです。
懸命に探していると、そのモノにつながる人生の一場面が目の前に浮かんできたりします。昔畑で作ったえんどう豆のびっくりするほどおいしかった記憶や、椿の花が一面に敷き詰められた近くの神社の境内とか--------長く生きてきて、経験豊かな高齢者のために作られたゲームかな、と思うような、或いは遠くなった記憶の中から、それに関する情景が蘇ってくる機会になるかもしれません。ここでは、あんまり変わったものは出ませんでしたが、野菜の中に、この地の名産品である「満願寺とうがらし」や魚の「太刀魚」などが、しっかり登場していました。

(3)広告パズル: 色鮮やかな広告を、両手でいくつにもびりびり破って、それをつなぎ合わせて再生させるパズルです。木村拓哉の顔が載っていたりするとそこは破かないように気を遣っていたり、思わず一人で笑ってしまいます。再生するのが難しい方には、少し言葉掛けなどして、時間を掛けさせて頂きます。広告の内容に関して話題を拡げたりするのもよいでしょう。

(4)追っかけ将棋:
10以下の足し算がたくさん出来てすごく面白い。勝負事の醍醐味やスリルも味わえて、結構夢中になります。保持能
力に直接関係のない勝負ですから、スタッフのコメントが一工夫されていれば、和やかさと笑いでその場が活気付きます。まさに「計算」を集中的に「訓練」するゲームはこれです。

組織作り
講座終了後の組織作りのため、今日からは新しい時間設定で合同会議を行います。
 少し強く、講座を修了した受講生の方は、全て「認知症予防の会」の会員になって頂くこと。この講座を開催する一つの前提であった地域包括支援センターが実施する「認知症予防教室」にゲーム指導者ボランテイアとして、是非参加して頂いて、“腕を磨いて”もらい、“地域や利用者さんのお役に立てる”機会を活かして欲しい、と訴えました。

市の高齢者福祉課の係長さんにも来ていただいて、地域包括支援センターで開催する「認知症予防教室」に関して説明と協力依頼のお話をしていただきました。
それを受けて、今日は、全員が顔を合わせて、ワークショップを行い、自主的に数人~10人前後の班を作り、班の名前をつけ、代表を決めました。“惇名はつらつ会”や“お茶の間探検隊”などユニークな名称もありました。少しずつ、今後の活動への視野も開けてきたかのようです。うまくいきますように、祈るばかりです。


[ 21:41 ] [ 理解者・ネットワーク ]
スリーA増田方式認知症予防教室ゲーム指導者養成講座

第3回

とき: 2009年8月8日
ところ: 福知山市総合福祉会館 第34号、第35号室
出席者数:
午前の部 受講者 35名 市保健センター 1名 地域包括 2名
 予防の会のメンバー 4名
午後の部 受講者 28名 市保健センター0名 地域包括 2名
予防の会のメンバー 5名
講師:平山眞砂美 原口熱美

 前回の第3回が豪雨のためお流れになったので、今日は、第3回のはずでしたが、講師の都合により第4回の講師、平山・原口さんをお迎えしました。

平山講師のお話
「スリーAの認知症予防ゲーム(テキスト20種目)の中で、9種目に道具が必要となります」。
 まず、例によってスリーA予防教室に関する自己紹介です。
「おばあちゃん子で、若いときからお年よりは大好きだった。子育てが一段落して、何か始めたいと思ったとき、やはり高齢者に関するボランテイアをと思った。高林さんの認知症予防教室に出会い仲間に入れていただいた。認知症の方が、笑顔を取り戻されるのも嬉しかったが、特定高齢者の方や、一般高齢者の方が、人が変わったように優しく自分より弱い方に手を差し伸べて接していかれるようになられるのに、感動した。この教室が増えて行ったら地域の人の認知症に対する優しさや理解が広がって認知症になっても地域でいきいきと暮らせるような社会になるのでは、と思った」。

 そうです! 平山さん! それこそ私達が願っていた、地域づくりなのです。短いけれど勇気を貰えるお話てした。
 今日の予定は平山さんにゲームに使用する道具作りを教えていただくはずでしたが、やはり、ゲームをしっかり習いたいという希望もあり、5日という限られた時間の中では、20種のゲームを全て手に入れるのは時間的にも厳しい状況でした。すでにお手玉やシーツ玉入れのシーツ、竹太鼓などは受講生さんの手作りでできていましたから、平山さんからは、用意していただいていたレジュメに沿って、丁寧に道具の目的や必要な配慮を教えていただき、道具の製作は、宿題になりました。

原口講師のゲーム指導 
 原口講師のゲーム指導は、その1、その2のおさらいと集団で行う新しい分野のその4、 
(1)2種類の太鼓の合奏、(2)風船バレー、(3)風船サッカー、(4)シーツ玉入れ、(5)じゃんけんゲームです。

(1)運営委員の芦田さんが、夫さんの協力を得て、裏の竹やぶから伐り出して、丁寧に太鼓を支える台までを竹材で作成した竹太鼓(4日間もかかったそうです)と作成途上のため、ダンボールの箱を持ち込んだだけの紙太鼓を使って、平山さんの名リードで賑やかな合奏です。交代でリーダーも務めて、子どものように満足の笑顔が輝いていました。その土地の民謡などを演奏に取り込めば、いっそう盛り上がるでしょう。リズミカルな感覚と手ごたえが素敵なゲームです。
(2)風船バレーは、誰もが、手持ち無沙汰にならないように、という配慮で、ゲームをする人の半数以上の数の風船を-ふんだんに使います。輪の真ん中にスタッフが入って落ちてきたたくさんの風船を参加者に投げ返します。カラフルな風船が一杯飛び交って誰もが、“はずれ”にならない奇麗で楽しいゲームです。真ん中に入ったスタッフは大忙しで大変ですけれど、彼女が笑顔でいれば、よけい和やかに。ご苦労様!!と、思わず声を掛けたくなります。

(3)風船サッカーでは 思わぬ方が正確にボールをけってみんながびっくり。暮らしの中では、普段使わない筋肉が、刺激されて、快い。

(4)シーツ玉入れに使うシーツばかりは、プロに頼むにしても仲間で作るにしても、“手作り”が絶対条件。ボランテイ
ア暦25年の「いずみ会」のメンバーが腕に覚えのお裁縫魂で縫い上げた、可愛い模様つきのシーツです。惜しむらくは、ボールを入れるための左右の穴が一寸大きすぎて、ボールがあっという間に吸い込まれてしまいます。後から、少うし小さく補正しました。足や腰の辛い人も思わず立ち上がって、興奮するスリリングなゲームです。

(5)じゃんけんゲームに使う、うちのたすきは運営委員の一人が何かの役に立つかも、と取り込んでいた、ボイル地
のカラフルでふんわりとした長いものです。200本近く首に掛けても軽くて、天女の羽衣のようにひらひらとまつわりついて優しい雰囲気を作ります。早くにたすきが失くなってしまった人、もう一寸で優勝だった人、優勝してしまった人、へのリーダーさんの巧みな声掛けで、和やかさと笑いが倍加され、さらにたすき1本1万円としたら何に使いますか-----と伺って、「夢の旅行」にもつなげる、多面的な可能性があり、リーダーの手腕が100%発揮されるゲームです。

組織作り
 養成講座が順調に進んでいるとはいえ、この講座の重要な目的の一つは、修了生が、地域で実施される「認知症予防
教室」にボランテイアとして参加し、さらに、教室を広めていくことです。そのためには、まず、組織作りをこ
の講座が終わるまでに行っておかねばなりません。大切な講義と実技の時間を割くのは、とても残念でしたが、今
日から組織作りのために講座の時間を30分短縮していただきました。
 
 今日は、第1回目として、アンケートをとり、この講座の感想を聞くと共に、講座終了後に
① 「福知山市認知症予防の会」の会員になる意思があるか
② 講座で習ったことをどのように活用しようと考えているか
③ 地域包括支援センターの行う、認知症予防教室にゲームリーダーボランテイアとして参加する意思があるか
④ 組織作りのために班を作ることについて賛成するか。
⑤ 班の世話役になってもよいという意思があるか
等を質問しました。

 結果は、あまり思わしいものではなく、⑤の世話役になる意思のある人は、10 人あまりあるものの、習ったゲームは、これまで行ってきた ボランテイア活動の場で活用する、という人が多く、会員になる人③に参加する人はほとんど無いといえるものでした。講座の参加者は、これまでも何らかの形でボランテイア活動をしている人が多く、すでに自分達の活動の中でゲームを取り入れており、それ以上のことは望んでいないようです。少し、組織作りにせいをだす必要があります。

会の組織作りのための講座の時間変更
また講座終了後のこの会の組織作り、活動方法の検討のために、次回からは、午前の講義が済んだあと、午前のクラスと午後のクラスが、合流できるように40分の合同会議をすることにし、受講生に時間割変更の説明をしました。午前のクラスは、30分開始時間が遅くなり、終るのが40分おくれます。 午後のクラスは、開始時間と終了時間蛾が30分早くなります。
講義の時間が30分短くなるのは、残念ですが、講師の方にご無理をお願いしました。

第5回目の夜学について 
第5回目の講座は、講師の方のご協力もあって、8月29日に順延となりましたが、ここにも問題がありました。施設や、会社にお勤めの方は、5回の講座に出席するために、かなり勤務のやりくりに無理をしておられます。
29日には既に予定が入っていてやりくりがつかずに出席できない方がかなりおられるようです。せっかくここまで頑張ってこられたのに、最後の講座に出席できないのはいかにも残念です。講師の方に相談すると、前泊するのだから、その夜に出席できない方のために夜学をしてはどうですか、とご提案を頂きました。願ったりかなったりではありますが、講師の方には、28日夜、29日午前・午後と大きな負担を掛けることになります。京都に帰ったら、5回目の講師松島さんに、都合を聞いて返事する、ということで、お別れしました。
 翌日、松島さんの都合が付くので、28日の夜学が実施可能になりましたよ、と言うご連絡を頂きました。.
 考えてみれば、前日泊からはじまって、第3回の中止、予定の順延、第3回目からの講義時間の短縮、8月28日の夜学、とご無理をお願いするばかりの「認知症予防教室ゲームリーダー養成講座」でありました。最後まで、寛容に「優しさのシャワー」実践そのもののご指導をいただき、言葉もないくらい、ありがたく感謝しています。忙しい講師の方の日程のやりくりができたのも奇跡のようです。


(福知山市認知症予防の会 村岡洋子)

福知山市認知症予防の会「その6」につづく
2009/12/28のBlog
綾部市 認知症予防教室・3回シリーズ

綾部市の地域包括支援センターの事業で、10月から12月まで、毎月1回「認知症予防教室」が行われました。

高齢の方、どこかの役員をしておられそうな男性や、なんらかの活動をしておられそうな方たち、皆さんが畳の部屋に座布団で坐っておられ、お顔馴染みなのかなと、仲良さそうな雰囲気が伝わってきました。

毎回、教室のはじめに認知症予防の話や、スリーA方式予防ゲームの意味を解説させて頂きました。
足の具合が悪い方は椅子に腰かけておられるので、ゲームの体験では、リズムやお手玉回しなどの時に、隣の方と膝の高さが違うのでしたが、難なく協力しあわれて進みました。
月に一回なので、少し間遠な感じかなと心配しましたが、毎回参加される人数が減る事はありませんでした。とてもゲームを楽しんでくださいました。

終了後にアンケートを取られて、以下のように“まとめ”を送ってくださいました。


○ 性別

・男性(10人)
・女性(21人)
・ 計 31人


○ 年代

・ 60歳代以下(0人)
・ 60歳代 (7人)
・ 70歳代 (19人) 
・ 80歳以上 (5人)


○ 参加されたきっかけは何でしたか。(重複あり)

… 認知症予防に関心を持っていたから(17人)

… 人に誘われたから (4人)

… 役員をしていたから(9人)

… その他(サロンスタッフ4人)


○ 印象に残ったことはどんなことでしたか

… 笑顔で判りやすく接することの必要性。

… スリーA予防教室は楽しくて素晴らしいと思った。

… 予防の基本的事項について説明がほしい。

… 年齢を問わず一つのゲームに夢中になれ、とても楽しかった。

… 出来なかった人にも声をかけることが大切だと思う。

… 人に優しく接すること。

… 豊里太鼓がおもしろかった。

… 人の集まりの中でのゲームの楽しさ。

… 自然に身体から笑いが出てきて、心すっきり、とても気持ちがよかった。


○ 認知症への理解を地域で広めるために、どんなことが必要だと思われますか 

… まず、それぞれの町区での学習、理解者を増やすこと。

… 認知症という病気の教育の受講。

… 他人のことと思わない気持ちの醸成。

… 老人クラブの会合で話題、実践に移したい。

… 認知症の方はどうしても引きこもりがちですが、こんなゲームを通して、皆の中に入ってこれるよう優しい誘いかけが必要。

… なるだけ大勢の人が寄って話し合うこと。

… 一人でも多くの方の研修。

… 大勢の人が機会があるたび参加すること。

… 自分から出て行って話しかけが大事である。

… 小地域でのサロン活動。


○ 全体を通しての感想をお聞かせください。 

… 参加者が楽しく学習されたことがよかった。資料があればなおよかった。

… 参加者は比較的元気な老人が多いが、来たくても来れない人への対策も考えてほしい。

… スリーAを厳守して規則正しい毎日を元気に過ごしたいと思っています。

… 脳の活性化にとても刺激になりました。

… 研修を受けるごとに楽しく学習していくことで人との交わりを深め、自分も元気になれると思います。

… これからの課題として、長続きするよう、楽しんでいただけるよう考えていきたいと思います。

… こんな良い教室を考え出してもらいありがとうございました。

… いろいろ詳しく教えていただいて集まりでやってみようと思いました。

… 自分だけでなく家族、地域で楽しい時間を持てる機会を作りたいです。

… 参加させていただき本当に良かったと思います。

… 理論と実践の両方を学べ、良かった。

綾部市でのアンケートの中には、
「こんな良い教室を考え出してもらい ありがとうございました。」
と、記してくださった方がおられました。
これは、スリーAの創始者増田末知子先への直接メッセージですねぇ。
参加してくださった皆様も同じお気持ちだと思います。増田先生にお気持ちをお伝えします。

地域包括の方から次のようなメッセージもいただきました。

早速こちらの一般高齢者向けの健康教室や、老人クラブの集まりで、ゲームを取り入れています。

地域で活用していただいて、とても嬉しいです。有難うございました。(高林実結樹)

2009/12/27のBlog
[ 09:23 ] [ 理事長から ]
年の暮れ、毎年思うことですが、皆々様のご支援、ご理解のお陰で、今年も充実した活動が出来ました。
その中で心に残る言葉に出会いました。

教室の参加者アンケートで読ませていただいた感想文の中の一行でした。
「こんな良い教室を考え出してもらい、ありがとうございました」
と、スリーA創始者・増田先生への感謝が書かれてあったのです。スリーAの予防ゲームを本当に喜ばれてのこの言葉、暫くはこの文字から目が離れませんでした。

スリーAでは、優しさのシャワー、なんでも直ぐに褒める、感謝を伝える、ということを伝えていますが、このような創始者増田先生への謝辞がアンケートに書かれたのは初めてと思います。褒めてもらう効果を、しみじみと感じました。
どなたかは存じませんが、増田先生にお伝えしようと思います。

年間を通じての振り返りでは、
* 活動の地域が東は関東、西は沖縄へと広がったこと
* 接触のあった方が次へと、積極的な申出をしてくださったこと
が挙げられます。胸が熱くなる思いです。

“来年”という天恩に、願わくばNPO法人認知症予防ネットが恵まれて、スリーA方式の種まきに励む…、今から早くも見ている私の初夢です。

皆様のご支援のお陰です。有難うございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。(高林実結樹)





2009/12/22のBlog
平成21年12月20日10~16時
於:“みやこめっせ”1階(京都市勧業館:左京区岡崎)
第3回ボランティア・市民活動フェスタ

京都で活動する150団体が集合!
より豊かな地域や社会をめざして、日々さまざまな活動に取り組むNPO・市民活動団体が、活動の魅力を伝えます!
主催:京都市市民活動総合センター/京都市福祉ボランティアセンター
~~~~~~~~~~
子どもも大人も楽しめる、体験型プログラムがいっぱい!
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*出展ブース
・活動紹介ブース
・ 体験ブース
・ 相談ブース
・ フリーマーケット

*イベントブース
*福祉体験コーナー
*あんしん・こだわり食堂
*京のめぐみとれたて市
* 寄付つき抽選会
* 相談窓口

と盛りだくさんのブース出展でした。
~~~~~~~~~~
年末の慌しい時期なので、入場者は少ないのか?と心配だったが、私たちにとっては、ゆっくり展示ポスターを見ていただけて、お帰り間際に声をおかけしお話ができて、丁度 良い加減だったように感じた。


写真⇒ 投票箱(寄付つき抽選券の半券を投票していただく)

私が話をした方々は、「もう、認知症になっているかもしれない」、と不安を持つ方が多いのに、驚いた。話をお聞きすると、「物忘れが多くなった」ことの心配なので、「歳の所為の物忘れだから心配なさらないで…。でも放っておかないで、仲間と楽しく笑って過ごすと良いですよ~」。 また「ガミガミ毎日言われているのは僕なんだよ~(優しさのシャワーのポスターを見ながら)優しくしなさいって書いてあるよね、家の奥さんに言いに来てくれないか?」などと冗談を言われた男性とも話しました。

「活動がうんと広がったね」、と喜んで声をかけてくださる方も居られて、見えないところで応援してくださる方がいらっしゃることに感激しました。
⇒ 子どもの広場の飾り付けが素敵だったので 参考にしたい

* イベントペースの体験ひろばでは、京都らしく、撮影所並のチャンバラがあったり、人形劇、ハンドベルなど、私たちのブースから見えるところでの活動で、横目で見ながらチラシを配ったり出来た。

私たちの体験ブースのお隣は「カイロ体験」、後ろは「カラーリング」…どちらも魅力のある活動でしたが、大人気で予約がいっぱい、2時間待ちのお隣さん。自分に似合った色を見つけてくれる背中合わせのブースへも話を聞きに行きました。
写真⇒
以前、講演に行ったことのあるブース…


成年後見制度のNPO、子どもにも優しく声をかけよう!・子育てママを応援しよう!グループもあり、色んな活動が繋がっている実感もありました。

広い会場で他のブースへもゆっくり見学し、体験でき、楽しかった。主催者の事前会議、当日準備や撤収作業を考えると、頭の下がる思い。裏方の活動は私たちのNPOも応援してくださっているのだ、より励まねば、との想いを強くした。
 (福井恵子)

総合受け付けや、案内所の方、抽選会場の方たちは、とても親切でした。

私たちのブースでは今年からはイベント用の“のぼり”を立てているので、自分のための目印にもなりました。全体見学をして自分のブースに戻るとき、遠くから“のぼり”の色が見えて、「ここだよ、こっちへおいで」と手招きしてくれるようでした。

初めて出あったブースの方が、認知症予防のことを熱心に尋ねてくださいました。

出展団体同士の交流が嬉しい展示会でした。
何の屈託もなさそうな若い方も、ご自分の活動とは別に、祖父母、ご両親のことを密かに心配しておられることも感じました。
(高林実結樹)
2009/12/20のBlog
平成21年11月25日(水)、大阪市東淀川区地域包括支援センターのお招きで、原口・高林の二人が、家族介護者教室に伺った。

アンケートの結果が纏まったと送ってくださったので、ブログに転載のお許しをいただいて掲載します。(高林実結樹)


1.講座の内容全体について
① とても良かった ……… 20人
② 良かった ……………… 1人
③ ふつう ………………… 0人
④ 悪い …………………… 0人 


2.講師の先生について
① とてもわかりやすかった…19人
② わかりやすかった……… 2人
③ ふつう ………………… 0人
④ わかりにくかった ……… 0人


3.本日の研修の中で特に印象に残ったこと、ご感想等あればご記入ください。
…… スリーAを知ることができてよかった。参考にします。

……1時間楽しく、日頃の家事も忘れたいへんよかった。

…… 一人暮らしで高齢なので、他人事ではなく心配です。これからもできるだけ参加したいと思います。

…… 東淀川区で毎週教室を開いてほしい。1回ではなく、何回もお願いします。

…… 先生の楽しいお話し、パア、チョキの指の体操が印象に残った。

…… お手玉ゲーム、指ゲームが楽しかった。

…… 声を出し、笑い、楽しいひと時でした。

…… 笑い、身体を動かし、頭を使う大切さがわかり良かった。楽しい教室でした。

…… 皆で笑いあい楽しいひと時を過ごすことができました。

…… ゲームをしている時の皆さんの笑顔が印象的でした。

…… 隣の人と仲良くゲームができてとても楽しかった。

…… 地域でもやってみたいと思う。

…… お手玉が、小さい頃を思い出しとても懐かしかった。

…… 楽しい体験ができて大変よかった。

…… 元気な声を出すことでパワーが出る。



4.今後希望される家族介護支援教室で取り上げてほしいと思われるテーマや内容はありますか。また区在宅に対するご要望などがあれば、ご自由にご記入下さい。
…… 講習会を常設してほしい。

…… 今日のような講習会をほほえみで実施してほしい。

…… とても楽しかった。またしてみたい。

…… また参加したい。

…… また楽しく教わりたい。

…… 地域での活動に参加しているのでこの講習の話をしたい。


2009/12/14のBlog
[ 23:58 ] [ 活動報告 ]
「北河内5市老人介護者家族の会連絡会ブロック交流会」
 2009年12月14日(月) 11時~15時
 於:門真市保健福祉センター

 <5市とは、門真市、寝屋川市、守口市、大東市、交野市>


各「老人介護者家族の会」から10名ずつ集まられての交流会
寝屋川市の会長さんが、二年前の大阪市での私たちの講演を聞かれて、スリーAのこと、母と桜草の話を、“もう一度聞きたい”と言うことから、今日の交流会の講師として呼ばれました。

大阪府社会福祉協議会からも来られていて、5市と府へのアッピールが出来ることを喜びました。

老人介護者の会の方々へ、福井の「母と桜草」が受け入れられるのか?と心配でしたが、皆さまは熱心に聞いてくださり、「もっと聞きたかった」との感想が寄せられて、ホッと安心しました。

プログラムは、講演11時から50分、休憩・昼食、予防ゲーム体験が13時~14時半、ティタイムとアンケート記入で、15時終了。

会場は会議室3室が開放されて、前半分に 6グループのテーブル、後半分が 人数分の椅子を楕円形に並べて準備されていて、とてもやりやすかったです。準備をしていただいた、役員の方々に感謝です。

~~~~~~~~~~~~~~
まず、講演は、高林が
*「認知症とは?」
* 「ボケたらおしまい」…誤解だった
* スリーA増田方式認知症予防とは?
発症した方:「重度化予防」と「在宅生活への引き戻し」
物忘れ段階の方:「発病予防」と「明るい在宅生活への引き戻し」
一般の方:「転ばぬ先の予防」
* 認知症予防の意味について

を話し、ゲームの中での話しに、認知症からの引き戻しの三原則・優しさのシャワー(癒し)・脳活性化リハビリ(予防ゲーム)・笑いの効用をいれた。

福井は、在宅での食いとめ体験報告として、「母と桜草」を話した。家での関わりかたをスリーAの優しさのシャワーに替えた結果、昔の笑顔が母にもどり、現在は7年目になるがまだ介護保険を申請しないで在宅生活が送れていると言ったことに、皆さんが大層反応してくださった。

反省として、二人とも時間がオーバーしてしまった。
~~~~~~~~~~~~~~

昼食は、皆さんのグループに入り、美味しいお弁当を戴きながら、話の仲間にいれてもらった。介護真っ只中の方、奥さまの母上を見送られた男性の方、色んな介護の困りごと、ご主人の介護での話などを聞かせていただきました。

ある方は、スプーンでお母さまの食事介助をされているが、自分が美味しいものを食べたり、介助をするまえに自分が先に食べるのは、いけない事なのでしょうか? 後ろめたい思いがするのです、と仰っていました。私自身もその思いをしたことがあり、良くわかるが、介護者が幸せでなければ、良い介護が出来ないように感じるので、後ろめたく感じないでほしい、優しくできるのも ゆとりがなければ出来ないので、美味しいものを食べて、優しい介護をしてほしい…とお話しました。

また、ある方は、ポストに入っていた広告の封筒を、「これは大事な書類だから、届けなければいけない」、とポケットに入れて、外に出て行く、困って、介護者は、ある施設まで、一緒に付き添って、職員の方に書類を受け取ってもらった。その方は、それで安心してそれっきり何事もなかったようにおさまった。勿論、広告の封筒は返してもらったんです。と苦笑いをされながら話され、「それこそが、スリーAで言われる、“優しさのシャワー”ですよ~」。良い対応をなさいました。と周りの方々も共感していらっしゃいました。

現在介護進行形の方々、終えられた方々の交流があり、和やかな昼食でした。

13時からは、スリーA予防ゲームの体験、始まる前に、主催者の方がテキストの宣伝をして下さったら、持参した10冊全部お買い求めくださり、ビックリしました。追加の申し込みも10冊近くありました。

ゲームのその1…1~10、1・2・3・、グーパー体操、かたつむり、グーチョキパー、茶壷、お手玉回し、リズム2・3・4、ドジョウさんゲーム。
参加者が総勢52名…ゲームは50名の大人数で、とても盛り上がり、マイクでの話も聞こえないほどでした。皆さまはしっかりゲームにも乗ってくださり、楽しんで頂いたようでした。

頭文字ゲームは、健常者の方々なので、門真市の「か」が頭に着く言葉を、おひとりずつ言っていただきました。ダブルこともなく、50個の「か」が頭につく言葉が出ました。

シーツ玉入れ、二班に分かれて体験していただきました。大騒ぎをしての合戦、時間の都合上、一回限りの対戦でした。

ジャンケンゲーム…勝ったら1本、2本、最後は全部!
1人5本を使ったので、50名で250本、色とりどりのテープをレイのように首にかけた優勝者に 聞きました。「1本一万円ならば250万円、どうなさいますか?」、 ジャンケンは弱くて初めて勝ち進んだというその方は、優しく微笑みながら 「施設に寄付します!」には参加者の皆さま、「最高のプレゼントだ!」と喝采でした。

最後の締めに高林が認知症患者の尊厳を守るとは、を話しました。参加者の皆さまは 頷きながら共感されていました。

1時間半のゲーム体験を終えると、お菓子と珈琲が準備されていました。それも可愛い和紙を貼ったお皿が素敵! そのお皿は手づくりで、お土産だそうで、「母とのお茶の時間に嬉しい!」 と呟いたところ、あちこちから…「お母さまにどうぞ~赤いのも良いでしょう?」 何と5枚もお土産に頂きました。
写真は そのお皿とお菓子⇒

昼食を挟んでの講演会は、余りなく 皆さまが喜んでくださり、心地よい時間を過ごすことが出来ました。早速、母とのお茶の時間は 可愛い菓子皿で話が弾みました。

(福井恵子)

~~~~~~~~~~~~~~~
後日アンケートを円形グラフに綺麗に整理して送ってくださいました。とても沢山のご意見・感想をいただいて有難うございました。8ページにも及ぶ回答で、全部は難しいので、少しだけですが掲載させていただきます。

第1部(講演)
・優しさのシャワーという良い言葉を忘れず、実践していこうと思います。
・スリーAを始めて知りました。予防は望むところです。感銘しました。
・認知症の対処方法の概念を全く変える話で、よく理解できた。

第2部(予防ゲームの体験)
・楽しく手軽にできるいろいろなゲームが学べてよかった。家族の会で役立たせる。
・テンポがよく、人間相手が良い。みんな一緒に気軽に楽しめて大変よかった。
・介護中だが久しぶりに心から大笑いしリフレッシュしました。とっても楽しかった。
(高林実結樹)
2009/12/06のBlog
あさぎりフェスティバル
2009年12月5・6日 ゆめりあうじ
 ゆめりあうじ前の紅葉 ⇒

当法人の本拠地の宇治市で、「“輝け命!” いきいきはつらつ つながる出逢い」をテーマに、市民が集い、交流し、夢を紡ぎ育てる場所「ゆめりあうじ」で、男女共同参画のまちづくりを考え、実践する楽しいイベント「あさぎりフェスティバル」が開催された。
私たちのNPO法人認知症予防ネットは、2日間の展示に参加し、二日目の最終イベントの「ワークショップ」で、「楽しいゲームで認知症予防体験!」を受け持った。

前日、4日の午後から全館で会場の飾りつけ、展示の準備が行われた。
初日5日の10時、開場イベント「よさこい踊り」は、残念ながら雨のため「ゆめりあうじ」内の狭いロビーで行われた。お陰で雨に濡れないで、玄関入り口付近から見せていただくことができた。

4階、大会議室の壁際に「展示パネルと一部コーナー」。
中央には椅子が並べられて、各グループの発表がある。「大正琴」と「混声合唱団」「ヒップホップダンス」を5日の午前中、見せてもらった。

発表の間も、音が錯綜する間を縫って、展示だけを見に来てくださる方もおられた。

いよいよ二日目の本番、私たちのワークショップでは、いつものように、高林が「スリーAについて」を話して、体験ゲームを平山と福井が交代でリードした。

30名の大きな輪が出来た。指運動、指で遊ぼう「1~10」、「1,2,3~」、グーパー体操、かたつむり、茶壷、リズム運動・2拍子・3拍子、言葉集めゲームでは会場の名前に因んで「ゆ」のつく言葉、次には「め」のつく言葉を、お1人ずつ順番に言っていただいた。
今回は、シーツ玉入れを、2グループに分けて交代で体験していただいた。

 夢中になって ⇒

とてもスムーズに運ぶことができ、残りの時間を再び、高林が話した。
12月に入っての行事は、予定が立ちにくいので、フェスタの責任者にお尋ねした。

「あさぎりフェスタ」は毎年、12月の第一週の土曜・日曜が恒例だと教えていただいた。なるほど、そういう伝統のある宇治市の行事に、私たちも仲間に入れていただいたのだな、活動拠点の宇治で、こうして理解者が増えてきてくださっていることを、嬉しく感じた。
(福井恵子)
2009/11/30のBlog
[ 21:17 ] [ 理事長から ]
奈良の方から電話がありました。まだお会いしたことのない方です。グループホームに勤務しておられ、スリーAに関心を持たれたそうです。

奈良県には既に、静岡のスリーA指導者研修を受講した方たちの手で、スリーA方式の認知症予防教室が行われています。葛城市役所と葛城市社会福祉協議会の協働による事業で、今は2期めの実施中です。そこへ実習見学に行った、との報告の電話でした。

その報告電話に私は驚きました。

「参加されているお年寄りの笑顔がすばらしい。是はホンモノだと思った」
と言われるのです。しかも来年6月ごろに開催予定の、静岡スリーAでの研修を申込んで、自分でもスリーA方式認知症予防を仕事に取り入れたい…、静岡にはもう電話を入れた、と言われました。

「心、声に発す」と聞きますが、ほんとうに明るい声で、受話器をもつ私まで弾んでくるように嬉しい電話でした。

葛城社協の予防教室担当の方たちが、スリーA精神を自分のものとして、“優しさのシャワー”をそそぎ続けておられる教室の様子が、目に見えるようです。

奈良県に二つ目の芽が出ますように。 (高林実結樹)
2009/11/26のBlog
11月25日(水)、大阪市東淀川区社会福祉協議会のお招きで、スリーAの紹介講演に原口・高林の2名で伺ってきました。

会場は阪急電車「淡路」駅にほど近い東淀川区在宅サービスセンター「ほほえみ」。
事業は「家族介護支援教室」。
その第1回が1週間前の18日に行われ、長岡京市介護家族の会から男性介護者お2人が、体験談を話され、私たちはそのあとを受けて第2回ということでした。

私たちが与えられたテーマは、
「認知症の理解」~笑って元気に認知症予防のゲーム~
というものでした。
参加される方は、在宅で介護されている方々や介護に興味のある方とのことでしたので、レジュメは以下のようにしました。当日は職員さんを含めて、ほぼ30人の方が参加されました。

* 認知症とは
* 認知症予防とは
* 認知症予防ネットとは
* スリーAとは
* スリーA方式で何がどのように良くなるのか
* 予防ゲームの体験

ゲーム体験では、原口による、サラサラと流れるようによどみのないリードのもと、皆さんおおいに笑ってくださいました。シーツ玉入れ、ジャンケンたすき取りゲームでは、元気な大きな歓声が、部屋中にひびきわたるほどに盛り上がりました。
これこそスリーA認知症予防ゲーム、クライマックスの実体験です。
一連の体験をしていただく中で、脳活性化リハビリ、認知症予防と引戻しの意味、積み重ねることであがる効果を実感していただけたと思います。

予防ゲームの感想を、口々に「楽しかった」と言って頂きましたが、それだけで終わらないように、日常の中にスリーAを取り入れてくださいと、いつものように皆さんにお願いをして終わりました。

散会してから、お二人の方が、「20種目のゲーム全部を学びたい、講習会などはないのか」と尋ねてくださいました。
さっそく年初1月の、大阪市内での企画があることをお伝えしました。このように積極的な反響は珍しく、とても嬉しい思いで帰宅の途につきました。
(高林実結樹)
2009/11/25のBlog
[ 09:35 ] [ 活動報告 ]
11月21日、JR関西本線「志紀」駅からすぐ近くの八尾市地域包括支援センター緑風園のお招きで、スリーAの紹介講演に行きました。

ご縁のキッカケはホームページで認知症予防を検索して、「優しさのシャワー」という言葉に目を留められたそうです。テキストを注文され、講演依頼にと進んでくださいました。

講演会は一般の65歳以上市民の方、ボランティア活動に関心のある方が主体ということでしたので、レジュメは

* ぼけたらおしまい… という概念は誤解だった 
* スリーA増田方式とは
* 認知症予防の意味について
* 認知症からの引き戻しの三原則
___ 優しさのシャワー(癒し)
___ 脳活性化リハビリ(予防ゲーム)
___ 笑いの効用
* ミニ体験

としました。若い職員の方も隣接する病院の看護部長も、聞きつけて近隣の地域包括支援センターの職員さんも参加され、総勢30人ほどの輪になりました。話し半分、脳活性化スリーA予防ゲームを半分といういつものパターンで進めましたが、とても熱心に聴いてくださいました。

脳活性化ゲームのミニ体験ではおおいに笑っていただき、最後にジャンケンたすき取りゲームをしましたところ、記憶力の引き出し訓練ともいえる言葉のかけ方をしっかり理解しておられ、「負けたら何本でしたかね?」という問いかけを実行してくださる方もおられました。

スリーAの素晴らしさをお伝えできたな、今後事業の中に取り入れて頂けるかな、と嬉しい手ごたえを感じて帰りました。

その日の内に以下のようなメールを頂きました。

~~~~~~~~~~

本日は、すばらしいご講演有難うございました。
利用された皆さんから、帰り際に「今日来て、本当によかったわー!」
というお声をいただいて本当に良かったなーと思っています。
 また本日教えていただいたことをきっかけに、
スタッフや市民と一緒になって認知症予防!
「一人の予防はみんなの予防、みんなの予防は一人の予防!」と
なっていけるように、まだまだ私事ですが、がんばりたいなと思いました。
それでできれば年内に一度自分で実践してみたいなと思っています。

~~~~~~~~~~

スリーAの広報活動を続けていてよかった、としみじみ思う一日でした。
高林実結樹
2009/11/21のBlog
本州の西端、下関市にある市民団体“高齢社会をよくする女性の会・下関(ホーモイ)”の企画で、「認知症を地域で支えあおう!」というテーマの、スリーA予防ゲームの指導者養成講座が開かれ、講師として原口・高林の2名が出かけてきました。

11月14日(土)午前・午後、15日(日)午前・午後、と二日間で4回講座でした。
4回とも講義と実技を組み合わせて、即日役立つように話させて頂きました。

_レジュメ
___スリーA認知症予防とは
___優しさのシャワーとは
___ゲームの意図するもの
___道具の作り方も優しさのシャワーで

終了後にアンケートをとられ、整理したものを送ってくださいましたので、主催者の了解を得て、活動報告に代えて、掲載させて頂きます。


受講者は現職の方が大多数で、性別、年齢層は次のとおりでした。

20代 男性1人、女性7人。 30代男性1人、女性3人。 40代女性7人。 50代女性9人。 60代女性8人。 70代女性1人。
合計女性が35名、男性は2名、計37名(回収率77%)

① 大変よかった 33人 
② まあまあ良かった 4人
③ あまり参考にならなかった 0人


感想および、どう生かしたいかなど自由記述

20代 
・ とても楽しく参加することができました。今回学んだゲームを利用者様一人ひとりが楽しんで行っていただけるように、声かけなどに気をつけながら、実践していきたいです。(男)

・ あまりひまな時間もなく、勉強になりました。ありがとうございました。今後、実践できるようにしていきたいと思います。

・ とても勉強になりました。これを生かして、優しさのシャワー、スリーAを心がけていこうと思いました。

・ 私はNsで、レクのリーダーなどまだまだ勉強不足な点が多く、今日の講習は大変勉強になりました。是非、これを実際に行ってみたいと思います。

・ 日常の業務で生かしていきたいと思います。

・ 分かりやすく、細やかに教えてくださり、すぐにでも実践できそうです。大変参考になりました。

30代
・ 午前中は、前もってテキストを読んでいないと難しいと感じました。でも、午後は取り組みやすく、身近にあるものを使ってのゲームでした。今日学んだことは、サロンで行いたいと思います。

・ 私は、老人施設で働いているので、スタッフに少しでも広めていきたいと思いました。大変勉強になりました。

40代
・ 同じようなゲームをしても、目的意識を持つこと、関わりかたを変えることで、自分自身もしっかり楽しめることを実感しました。

・ 認知症の方にかかわることが多いので、何か、自宅でもできることを紹介していきたいと思います。

・ 同じことを何度も繰り返す中で、スリーAの「優しさのシャワー」のあり方を学ばせていただきました。テキストを再度読むことで、更によくわかります。先生について方法を学び、同じ仲間から学び、自分でやって学び、身についたように思います。とても楽しかったです。

・ マンネリ化したゲームばかりしている中、とても参考になりました。明日から職場でも取りいれていきたいと思います。

・ ゲームの基本を再確認することができました。スタッフの気配り、声かけ次第でゲームを楽しくできることが実感できました。今日の講義とゲームをデイケアで生かし、たくさんの笑顔に出会いたいと思います。

・ 半日だけの参加でしたが、とても楽しく勉強させていただきました。難しいことではなく、皆にできる動きで、心から楽しんでゲームに参加していただくことが、必要だと思いました。たくさんの利用者さんの笑顔が見られるよう、今日学んだことを生かしていければ、と思います。次回あるときには、全て参加させていただきたいと思います。

50代
・ 「できる」ということが目的でなく、できてもできなくても楽しんで笑うことが目的ということが、私にとって大きな収穫でした。自分が楽しみながらも、高齢者が本当に楽しんでいたのか、反省点も多く、大変勉強になりました。楽しい雰囲気で、できてもできなくても笑って終わることができるゲームを考え、他のスタッフにも伝え、認知症の方が、少しでも引戻ることができるように、これからも仕事に取り組みたいと思います。
ゲームの道具づくりも、道具を見ただけですが、改良しながら、いいものを作ろうとする努力が必要であると実感しました。

・ 一人でも多くの人たちが、優しさのシャワーをかけることにより、生きる喜びを引き出せるように接していきたいと思っています。

・ まずは、身近な人に教えていきたい。

・ 職場でも実践していきたいと思いました。大変役に立ちました。

・ ジャンケンやグーパーゲーム等では、はっと気づかされることもあり、良い刺激になったと思う。リズム体操は楽しく出来そうです。デイサービスでのリハビリにも役立ちそう。

・ 思った以上に内容が濃くて、とてもよかった。介護予防教室の参考になることだらけだった。ゲームの本も、一日目は買うつもりはなかったが、二日目の朝、これは必要だと思って買った。心構えや、言葉使いや、声かけなど中身が濃くてよかった。

・ とても楽しかったです。毎日のレクに活用し、利用者に合った方法で行っていきたいと思いました。

・ 利用者さんから会話を引き出すテクニックなど、大変勉強になりました。また、是非下関にいらしてください。

60代
・ 自分のためにも大変有意義な講習でした。今後、お役に立てる間は、頑張って行動に移していきたいと思っております。ありがとうございました。

・ どれひとつとっても大変参考になりました。前向きに少しずつ輪を広くできたらと思いました。大変お世話になり、ありがとう。

・ 母の介護に役立てたい。また、地域の活動に役立てたい。とても楽しく、自分自身が楽しめました。

・ この先の介護現場を考えると、認知症の方を支える諸々の資源が不足することは目に見えています。地域の支えが無ければ、介護は難しくなります。もう少し支えがあれば、家で過ごすことができるのにと、常に考えています。ホーモイの活動が気になり、参加いたしました。皆様の活動が広がるといいですね。

・ 楽しかったゲーム、ご利用者さんに参加していただきたいと切に思い、笑顔を見たいです。

・ 手遊びを中心にしたゲームで、大変楽しく参加できました。機会があればどんどんやります。本当に有難うございました。高林、原口両先生の優しいシャワーをたくさんいただきました。必ず地域の高齢者に生かしてまいります。

・ 受講できてとても幸せです。優しさのシャワーで心を癒す。脳を活性化する笑いの効用の意味が二日間の体験で実感できました。脳の活性化と全身運動で、血液の循環がよくなっているのを二日目に感じました。楽しく、優しさのシャワーをいっぱいもらうスリーAは、普通の体操とは違うことも認識できました。二日間本当に有難うございました。今後の自分の活動や地域の活動に大いに使わせていただきます。

70代
・ ケアマネージャーの人と一緒の参加ですので、お手伝いができたらと思います。


日本海と瀬戸内海の潮流を一望できる下関。活発なホーモイ様の企画のお陰で、スリーA予防ゲームが下関に確実に根付く…、大きな喜びを頂きました。ホーモイの皆様、山口県のみならず九州からも参加してくださった皆々様、熱心に学んでくださり、講座の最後にはスリーAの実践を口々に語ってくださいまして有難うございました。
本格的な予防教室の成功を心から祈っております。 (高林実結樹)




2009/11/14のBlog
[ 23:44 ] [ 理解者・ネットワーク ]
スリーA増田方式認知症予防教室ゲーム指導者養成講座

第2回

とき: 2009年7月18日
ところ: 福知山市総合福祉会館 第34号、第35号室
出席者数:
午前の部 受講者31名 市保健センター2名 
 地域包括2名 予防の会のメンバー6名
午後の部 受講者33名 市保健センター0名 
 地域包括3名 予防の会のメンバー7名
講師:赤松ふさ枝、原口熱美


 今日は2日目です。例によって講師の自己紹介とスリーAとの関わりについてのお話。

赤松さんからは、看護師の視点から、「グーパーの意味」、「看護のお墨付きである慰撫的タッチとゲームの相関性」について、 スリーAがなぜ優れているかを、看護師であればこその造詣の深いお話を伺うことが出来ました。

軽費老人ホームで高齢者介護の一番先端で働いてこられ、高林理事長と一緒にNPO法人「認知症予防ネット」を立ち上げ、支え続けてこられた、原口さんからは、貴重な実践の体験を伺うことが出来ました。シンポジウムや第1回の講座の高林さんや松島さんのお話に加えて、受講生達は、改めてなぜ、スリーAなのか、という確信を深めて頂けたと思います。

ゲームの内容
(1) リズム遊び: 第1回のおさらいに続いて、輪になったままで、「ゲームその2」に入ります。軽いタッチを伴う2拍子、3拍子、4拍子のリズム遊び。一斉に動く、手の流れるような線の美しさと軽い触れ合いの感触が、何とはない幸せと温かさを感じさせ、「故郷」や、「富士山」、「紅葉」など、古い日本の小学校唱歌の歌詞の美しさに魅せられる、生き生きとした、動的な時間でした。肩へのタッチに、一寸抵抗感がある、と言う感想も出てきて、受講生さんは、なかなか敏感です。それを乗り越えたところにタッチが優しさのシャワーやお互いのつながりを深めることになるのでしょう。タッチの仕方も会得したいですね。

前回のおさらいで、グッパー体操の腕を突き出すときに、「よいしょ!」というかけ声がかかって、原口さんからほめられていた人もいました。右手の親指を予め折っておいてそこから10を数えるゲームでは、しまったと思ったら最後に右手の親指を折って、知らん顔をしていたらいいし、お茶壷のときには、終わった時に,底ができていればいいのよ、と言っていただいて、安心して、また、笑います。

 (2) お手玉回し: 講師持参の可愛いいオーソドックスな小さなお手玉と、運営委員の荒木さんが、勤務先の施設から、お借りしてきた、手のひら一杯の大きくて柔らかい感触の物と2種類あって、その相乗効果が、面白く感じさせました。

「お手玉」とこの後の「泥鰌さん」は、お手玉のような「もの」のやりとりや「泥鰌さん」の究極の「タッチ」を介してお互いの触れ合いが動的な流れとなって目に見えると共に、つながりが感じられて、私の大好きな、ゲームです。

笑い声も一際賑やかになります。赤松さんの言われるように、手と頭の情報のつながりが遅くなり、手の体制感覚連合野と運動連合野の連携が悪くなっている、後期高齢者の私は、直ぐに「とりおとして」しまうので、つくづく年を感じる一面も。利用者さんの気持ちがよく分かります。

 (3) 「 泥鰌さんゲーム」は、一瞬のうちに二つの動作を両脇のお仲間さんを相手に競い合う、集中力と機敏性のいるお年寄りには難しいゲームです。それを究極のタッチを介して行うことで、親近感と、笑いが、救いとなります。肩へのタッチよりさらに一歩進んだ触れあいと言うところに、高林理事長が言われた、ゲームの順序を大切にして欲しいという言葉が実感として感じられました。

 受講生の一人の方が、ゲームの説明の時に、「泳いでいた泥鰌さんは、逃げます。泳がせていた池は、泥鰌さんを捕まえます」。と表現されて、原口さんに、的確で簡潔で、きれいな説明ですね、とほめられてにっこりしていました。

 原口さんのリードは、丁寧で簡潔で、大切なところはきちんと押さえて、静かでありながら、ワクワクさせてくれる、さすがプロと言うものでした。インタビューに飛んで行かれて、みんなを笑わせたり、注意するところを指摘したり、指導者が、一人で遊んでしまってはいけないという基本をきちんと身を以て教えて頂けたと思いました。 

 受講生さん達は、まだ若くて、やはり「失敗」するのはイヤみたいで、凄く真剣に取り組んでいます。きっと以前のシンポジウムや第1回のゲームを家でこっそり練習してきているらしく「失敗して大爆笑」という場面は、やや少なかったようです。しかし、少しずつ、お互いの親近感も増えてきて、和やかさが醸し出されてきた様です。積極的で賑やかな午前の部と午後の部の違いも、笑いと親しさが、漣のようにゆれて、それぞれにいい個性となってきているようです。

 バウムテストを忘れて、やり直したり、失敗だらけの担当者ですが、どんなふうにこの講座が、育っていくか楽しみです。


<その3顛末記> その3を行うはずの8月1日は前日から雨が降り続き、たいしたことは無いという予想を裏切って、8時ごろからものすごい豪雨となりました。お城の崖が崩れたとか大江町への道はすでに川のようになっているとか、情報が次々と入り、急遽取りやめにすることに。

受講生名簿の連絡先に、大急ぎで電話連絡です。

私達運営委員とすでに来てくださっていた、受講生のかたたち数名の方と携帯電話をフル活用し、電話のつながった方から、また他の方へと繋いでいただいて10分近くの間に、何とか、なりました。ボランテイアの底力を見る思いでした。

この後の講座をどうしようと講師のお二人に相談すると即座に、「一週間延期しましょう。私達なら大丈夫、必ず伺います」ときっぱり、言っていただき、一応は安堵。しかし今度は講師の方の帰路―JRがまともに動いているかが、心配です。大急ぎで駅までお送りしましたが、やはり、1時間以上延着したそうです。まず講師の方のことから心配するべきなのに、本当に申し訳ありませんでした。後日、調整の結果、次回は予定通り第4回の講座を行い第3回は、その後にもってくることにしました。第5回は、予定を一週間延長して、8月29日に行います。


 (福知山市認知症予防の会 村岡洋子)

福知山市認知症予防の会 「その5」につづく
[ 23:27 ] [ 理解者・ネットワーク ]
第2章 スリーA増田方式認知症予防教室ゲーム指導者養成講座
 
第1回 

とき: 2009年7月11日
ところ: 福知山市総合福祉会館 第34号、第35号室
出席者数:
午前の部 受講者29名 市保健センター1名 地域包括2名 予防の会のメンバー6名

午後の部 受講者33名 市保健センター1名 地域包括3名 予防の会のメンバー7名

講師:高林実結樹、福井恵子


今日から、いよいよゲーム指導者養成講座の始まりです。前述のように、受講生は、午前と午後の2組に分かれて講習を受けます。午前と午後は全く同じ内容の講座です。2つに分けたのは、受講生の人数が多いことにもよりますが、なるべく休んで欲しくないので、自分の登録した時間に参加できないときは、できるほうに出席してもよいことにしました。おかげで、欠席者はぐんと少なくなったと思います。

ところが、困ったことが一つ。京都から、AM10時までに到着するJRの特急が無いのです。講師の方には前泊をお願いするより仕方ありません。前泊して、一日に2回の同じ内容の講座、なんとも過酷なお願いですが、NPOの優しい講師さんたちは、6人全員が了承してくださいました。ただただ感謝あるのみです。

村岡は、まず、この講座は、講座の修了生が、地域包括支援センターが実施する「認知症予防教室」にボランテイアとして参加することを前提に開催していること、講座を修了した後には、必ず、ボランテイアとして「認知症予防教室」を援助して欲しい、とくどいほど強調しました。

 また、認知症予防教室による、効果を測定する方法として、かな拾いテストとMMSテストについても資料を準備して説明しました。出来れば、受講生さん達についても、この二つのテストを講座開始前と後とに実施したいと思ったからです。講座に参加してくれていた保健師さんを壇上に呼んで、説明をお願いしました。当然MMSテストについては、ご存知でしたが、現在、保健所や地域包括支援センターでは、採用していないそうです。とてもこのような多数の参加者に対して、テストを実施することは、不可能ですので、今回は、あきらめることにしました。 

 高林さんのお話は、プレシンポのお話をなぞりながら、丁寧に、認知症の方の思いと症状をフォローし、スリーAのゲームと“優しさのシャワー”によって、認知症の症状を引き戻していった状況を、「お経を思い出しお葬式を一人で取り仕切ることが出来るようになったお坊さん」や、「長いこと放置していたセーターを編み上げた」女性、全てのことに興味を失っていたのに、しだいに、色彩豊な絵を描かれるようになられ、帰宅後絵画教室に通って展覧会に入選、ついには個展を開くまでになられた女性」、「思いあまってスリーAの門を叩いた頃の自分の混乱していた様子を振り返ってきちんと文章に書くことが出来るようになられた男性」の話など、初期の合宿型の様々な事例を提示しながら解説されました。

さらに、一見、認知症の症状など無いように見えた特定高齢者や、健康な男性が、全く無関心であったお仲間さんに対して、笑顔を示し始め、自分より“弱い”方を優しくいたわるようになって行かれ、ついには、市民運動を始められて市の事業化を成立させた通所型の男性の事例や、施設でこれまで腹を立ててはとがめ立てしていた、認知症の方をかばうようになって行かれた女性入所者の例を通して、“これこそが予防です”とわかりやすく示して頂きました。

 福井講師は、お母様の在宅での引き戻しの様子を話して頂きました。一階と2階に棲み分けていながら、一緒に土いじりをしてお花を一杯咲かせていた、お母様が、ある日特にご自慢であった沢山の桜草をすっぽり忘れてしまわれた時のショック、考えてみれば、いくつかの“思い当たる”前触れもあった、

90歳になって面倒がる食事を届けるようになったことがいけなかったのか-------口をへの字にした険しい無表情な顔、日に何度もの捜し物、料理が出来ないなどその症状は急速に進行して行きます。

 福井さんは3ヶ月目、思い切って、妹さんに留守を頼み、静岡のスリーA予防教室指導者研修会に参加されました。「認知症は、病気である、寂しい病気であり、不安がとても強い、恐怖感がある」事を頭にたたき込み、優しさのシャワーの第一歩は、何もしないでひたすら傍にいること、から始めたと言われました。

家族や、親戚にも協力を頼み、様々な行動に対して、その都度、適切に懸命に対応していった結果、もの忘れは戻りませんが、母上に昔の笑顔が戻り、煮物がおいしく炊けるようになり、桜草の自慢、福井さんの留守中にあったことをメモして伝言する、一人でバスを乗り継いで外出する、など「100日目の奇跡」が実現した経過は、ゲーム実施の時間を気にされて短い時間ながら、受講生が知りたかった、在宅でのスリーAの取り組みを伺えて聞く人の心を励ますものでした。

 ゲームは、40名近い大所帯ながら、机を片付け、輪になって高林さんの名リード、福井さんのお隣さんへのフォローの仕方の例、後半は、福井さんの優しいリードなどで、「その1」のゲーム―“指を使って数えよう、歌いながら1,2,3、グッパー体操、でんでん虫、お茶壷、グーチョキパー”など、初めての体験に笑いの漣と「エーツなんで?」という喚声のうちに進められました。

高林さんの、簡単なゲームの中にこめられた、からだの各部の運動、集中力、ルールの理解と記憶の継続 、歌詞を思い出す、歌いながらからだを動かすなどの相乗効果が脳活性化につながる原理と何より気をつけなければならないリードの仕方や優しさのシャワーの注ぎ方など丁寧に解説してもらって納得していました。

歌いながら1,2,3、グッパー体操、でんでん虫、お茶壷、グーチョキパー”などでは、みんな大間違い、難しいねー、何で間違えるんやろ、自分がこんなにドンくさいとは思わへんだわ等と笑いながら、人の間違えるのを見て安心して、また笑い、なんとなく慰められ、自信と連帯感が生まれてきて嬉しくなる、など、ゲームの狙い通りにはまっていました。

3時間という長い時間をとったので、一人ひとりが交代でリーダー役を務め、充実した一日でした。まずは、体験学習は大成功です。

(福知山市認知症予防の会 村岡洋子)

 福知山市認知症予防の会「その4」につづく



[ 23:17 ] [ 理解者・ネットワーク ]
シンポジウムの記録 

2009年6月27日にはこの事業の最初のプログラムには、以下のように

「福知山市認知症予防の会」発足記念シンポジウム
 ~共に幸せを生きるまちづくり~


福知山の市民憲章のキャッチフレーズ“共に幸せを生きるまちづくり ”を、サブタイトルに置きました。
福知山の人たちに、スリーA増田方式による認知症予防教室の目的、理念、方法を知ってもらい、認知症予防の効果と必要性を理解していただくためのシンポジウムです。

このシンポジウムによって、認知症予防ゲームリーダーの大切さを知っていただき、養成講座に応募してもらうつもりでしたが、養成講座の申し込みはとっくに満員になっていましたので、もう一つの目的「スリーA方式認知症予防講座とは何か」を啓発するシンポジウムになりました。


次は、シンポジウムのプログラムです

(1) 講 演 13:20~14:10
 「NPO法人認知症予防ネットのめざすもの」
 ~ 認知症 くいとめよう 引き戻そう 予防しよう ~
 
認知症予防ネット理事長 高林実結樹

(2) 講 演 14:10~14:40 
 「老人ホームの現場で願い続けた認知症予防」 
認知症予防ネット運営委員 松島 慈児

(3) 体験学習 14:50~15:50
 認知症予防ゲームの楽しい体験学習  
高林実結樹 松島慈児
スリーA方式認知症介護予防職員研修修了者 介護福祉士 荒木早苗

(4) 質問と交流 15:50 ~16:10 

ぞくぞくするような、楽しみなプログラムではありませんか?
満席になることを予想して、90名の講義室の机を取り払い、椅子を補充し、110の席を作りました。

結果は、
1)参加人数: 119名+運営委員8名+市の高齢者福祉課より3名 社会福祉協議会より2名 計132名
2)支援募金 : ¥33,440 


図ったように、ぎゅうぎゅう詰めにして、何とか入っていただくことができました。

直接、経済的な援助はなかったものの、社会福祉協議会からは、会議や講座の場を全て無料でお借りし、福知山市の地域包括支援センターからは、各機関への広報、講座に必要な人手(毎回2人ずつ)や、100部にいたるレジメ・資料の印刷などを全て引き受けるなど、また、両者から後援の認可も得て全面的に支えていただき本当に助かりました。福知山市を挙げての事業の形が出来たと思います。

 シンポジウムと養成講座を通して最も大切にしたことは、なぜ、スリーA増田方式が優れているのか、引き戻しや予防が可能なのか、孤独に陥りがちな方や認知症の人の心を癒せるのか、幸せな家庭生活が可能になるのか、つまり本物であるのか、を納得して頂くことです。それには、今現在この活動に関わり、それを実感しておられる講座のリーダー、NPO法人認知症予防ネットの皆さんにそれぞれの立場から、スリーAに関わりを持たれた動機や、この運動を続けてこられた手応えや感動や、たくさんの実践例をお話しして頂くことが一番良いと思い、お一人、お一人にお願いしました。

 高林理事長からは、「頭がぼーっとする。どんな治療でも受けるから、医者へ連れて行って治して」と訴えられた実母の願いを叶えることが出来なかったこと、当時の認知症に対する、知識と対策が皆無で、ただただ“家族が優しく”というアドバイスしかもらえなかった、また、寝たきりにちかくなった状況の時に、拘縮を防ぐ手段さえ知らないままに寝たきりとニンチ症の症状を進行させてしまった苦い介護の体験が、話されました。

 「母の死後、ボランテイア活動に明け暮れていたが、それだけではどうにもならない、国の制度を変えなければ、と単独で厚生省まで“「ぼけ老人」も介護・施策の対象として法律に明記する”ことを直接要求しに行ったりもした。手紙による訴えには全く反応が無かったのが、丁寧に聞いてもらえ、一定の成果が出て、“黙っていることは黙認だ”声を上げなければ何一つ変わらない、と思い知った」。

 スリーA増田方式の「認知症予防教室」に出会い、これだと思いつめて、全国を“追っかけ”て、増田末知子さんに教えを乞いついに仲間を得て教室を立ち上げた経緯は、皆様ご存知の通りです。

 高林さんは、増田末知子さんの紹介を詳しくされ、認知症予防ゲームが、きわめて、緻密に計画された脳と身体の各部の機能の活性化を図るものであること、同時に老年期特有の喪失感や認知症の予感からくる不安と人間関係の変化から来る不信の念に苛まれているかたがたに、心の底から笑っていただきながら、一人ぼっちではない、みんなと同じだ、大切にされている、いつでも見守られている、と感じていただけるような“優しさのシャワー”を降り注ぐことの2つの要素から成り立っていることを説かれました。

 さらに、この方法によって、初期の認知症患者の方に現れ始めたたくさんの本質的な効果の実例を挙げて、日本全国に、ポストの数ほど教室を広げたい、という願いに言及されました。


次の講師松島慈児さんは、NPO法人認知症予防ネットの運営委員です。府内で始めての特養「寿荘」から、1976年宇治市「明星園」で養護老人ホーム、次いで明星園内に 8年越しのお年寄りの願いがかなって設立された特養での勤務、さらに養護老人ホームの総園長として、施設福祉一筋に歩んでこられました。

当時、痴呆という言葉さえなく、ぼけ老人、とか幼児化とか呼ばれていた、認知症のお年寄りの介護に遭遇して何の方策も無いことに悩んだこと、三宅先生に出会って認知症の勉強をしたこと、「ぼけ老人を抱える家族の会」との出会い、心を砕きながらも忸怩とした思いに 明け暮れていた時代、現在の認知症介護の状況などを ヘルマン・ホイヴェルスの詩集「人生の秋」の中の「幸いです」という詩を引きながら、話されました。介護を受ける本人の思いを、世界の人にわかってほしいという立場から書かれたものです。

親の介護やボランテイア活動を通しての高林さんの熱い思いと、スリーA方式認知症予防教室を広げることへの熱意、施設に中にあってお年寄りさんの介護に常に悩みながら、懸命に対峙してこられた、松島さんが、今予防教室に関わっておられてのスリーAへの評価が、車の両輪となって、効果と感動をかもし出すことになりました。

 「認知症予防ゲームの楽しい体験学習」では、高林さんの名リードで、福知山でただ一人、増田さんが静岡で開催されている「スリーA方式認知症介護予防職員研修修了者」であり、京都短期大学卒業生の介護福祉士である荒木早苗さんも加わって、ゲームその1、「指を使って数えよう、グッパー体操、でんでん虫、お茶壷、グーチョキパー」などを習いました。最初のゲーム体験に、笑いが漣のように広がり、誰の表情も生き生きと笑っていて、楽しさが溢れているようでした。

 最後には、参加者の協力で移動し、全員が輪になって、タッチと上半身の運動を使ったリズム運動の後、とうとう「泥鰌さん」にまで辿り着き、大きな声と笑いの渦の場となりました。ただし、高林さんの「泥鰌さんは、最高に楽しくて面白いゲームですが、このゲームに至るまでには、おたがいのタッチと触れ合いとリズムの段階的なリハーサルが必要です。いきなり、泥鰌さんを持ち込んで、なれない濃厚なタッチにほんの少しでも、戸惑いや嫌悪感を感じさせる様なことがあれば逆効果です。人の心はそれくらい繊細で微妙なものですから気をつけて」という言葉にシンとして頷いていました。最後にNPOさんにお借りした、シーツを使って「シーツ玉入れ」まで頑張っていただき、福知山の人たちも心の底から納得し,満足出来ていました。

 お二人の講師に感謝し、実り豊な予防教室の存在と体験学習に陶酔したかのような、一日でした。

 (福知山市認知症予防の会 村岡洋子)


 福知山市認知症予防の会「その3」につづく
[ 23:12 ] [ 理解者・ネットワーク ]
福知山市に「スリー増田方式認知症予防教室」の導入を目指して
―プレシンポとゲーム指導者養成講座 始末記―

 (福知山市認知症予防の会 村岡洋子)


第1章 シンポジウム

漸くスタートラインに


 漸く、福知山でスリーA増田方式認知症予防教室を開く可能性が出来てきました。NPO法人認知症予防ネットの端っこにつながる一員として、スリーA認知症予防教室を福知山にも、というのは長い間の私の悲願でしたが、高林理事長のように自分で同志を募って予防教室を立ち上げる能力も基盤もない私は、ひたすら、市の高齢者福祉課に取り上げてほしいと要求するだけに終始していました。

17年改定で設立された地域包括支援センターの運営協議会の委員にも自ら志願して、そこでも機会あるたびに提案し続けてきましたが、「認知症予防」が地方行政に義務づけられて、ようやく地域包括支援センターが、事業としてとりあげるように風が変わりました。遅まきながら、時至る、です。

 
その昔、私と高林さんは、親の介護を通して、認知症の方でも、何にも理解できないわけではない、人格が崩壊しているわけでもない。落ち着いておられるときには、それなりにいろんな話も出来るし、ときには、こちらをいたわってくれるような、優しさも示すことがある、と感じていました。世間の言う痴呆老人像と何かがちがっているのでは、と、当時の法令や、新聞記事を集め、そのことに付いての大論文を書こう、と意気込んだこともあります。何より、自分の症状に気付き、不安に駆られ、治して欲しいと願う気持ちがひしひしと感じられることが、何も出来ない家族や介護者である私達を苦しめていました。 

しかし、大論文が出来る前に、認知症の方に関わり、その介護をしている専門職の方から、介護の方法によっては、その症状を改善し、人間らしくその人らしい「自立した生活」が可能になる、という報告が相次いで発表されました。

心を傾けて、その方のこれまでの暮らしを全面的に受け止め、残っている諸機能を探り出し、活性化させて、プライドを取り戻すことが出来るような環境を作り出すことで、認知症につきものの属性のように考えられていた、周辺症状------徘徊、弄便、異食、暴力といった行為は殆ど影を潜め、穏やかに楽しく生活することが出来るのです。現在の苦しさから逃れるための過去への遊出も消えて、今ここで、自分の居場所を確保できるようになり、何より大切な他人との人間関係も回復できるようになります。

私達は、いろいろな文献をあさり、そのような介護の可能性を探して、あちこちと訪ね歩きました。そして、スリーA増田方式認知症予防教室に辿り着いたのです。予防教室の方法、効果は、このブログの中でも高林理事長の記述に詳しく述べられているので、そちらに譲ります。

せっかく、導入の機会が得られたのだから、出来るだけ正確な形で教室を本格的に福知山に根付かせたいと思いました。そこで、「教室を実行するには、認知症に対する正しい理解と優しさのシャワーを実行できるボランテイアの養成が必要」であると地域包括支援センターを説得して、まず、ゲームリーダー養成講座を開くことから始めました。

養成講座の費用は、京都府の「地域力再生プロジェクト支援事業」を申請してまかなう事にしました。

全く予備知識のない地域の人にいきなり5回の養成講座への参加を呼びかけてもと、社会福祉協議会や、地域包括支援センターの協力を得て、ボランテイア団体や、老人会、などでお話しする機会を作って欲しいと頼みました。高林理事長と松島運営委員にお願いしてプレシンポも企画しました。福知山市老人連合会で1人、高林さんに協力してもらった、ボランテイア協会の指導者研修会で10人あまり、25年の歴史を持つボランテイアクラブ「いずみ会」で話したときには、驚いたことに22人の申し込みがあり、予定の30人を超えてしまい、認知症に対する人々の関心の高さを思い知りました。

 養成講座を午前と午後に分け、同じプログラムを2回行うこととし、一般募集を行ったところ、プレシンポを実施する、6月27日を俟たずに満杯になってしまいました。あちこちに置かせて頂いたチラシの裏面を利用した申込用紙がFAXで届くたびにお断りの電話をするのが申し訳ない日々でした。
 (福知山市認知症予防の会 村岡洋子)

 福知山市認知症予防の会 「その2」につづく

2009/11/09のBlog
[ 09:46 ] [ 活動報告 ]
宇治市内には文教大学のサテライトキャンパスが、宇治橋近辺と西南の二箇所にあります。西南の「サテキャン大久保」は近くて便利な場所であり、無料で地域活動に提供してくださるので、感謝しつつ、ほぼ毎月2回のペースで、1時間あまりのミニ教室が続いています。3月から自然にずーっと続いています。よくもまあ続いているものです。

最初は地域の学区福祉委員会のお招きで、スリーAの体験をしていただきましたところ、もっと学びたいと言う方がおられて、有志の方たち数人と自然に生まれたミニ教室です。
大正生まれ、80歳代の方が多く、腰を痛められたり、足が悪くなられたりで少し人数が少なくなりがちでした。ちょうどその時期に、たまたま近所にある小規模多機能施設の方たち数人が、買い物がてらの散歩に立ち寄ってくださるようになりました。

一見シッカリして見える方たちですが、同じ輪の中のゲームでは、たまに理解力が乏しい場面も起きます。しかし、スリーAのゲームはとても易しいルールなので、ゲームを一緒に楽しむには何の差し障りもありません。よく出来ては笑い、失敗しては笑い、みんなと一緒に大笑いしていただいています。
隣の方の膝を軽くポンと叩くのに、思い切り力をこめて叩く元気な方がおられます。その方の隣には、つきそいの職員の方がさりげなく坐られます。言わず語らずさりげなくが、全体の温かな優しい雰囲気になっていきます。
その様子を見ているだけでも、こちらが嬉しくなります。

強いてレベルを揃えなくても、好ましい形に自然移行していくミニ教室が、無理なくこれからも続いて、施設から参加してくださる方たちの楽しみにもなっていきますようにと、祈りたい気持ちです。
高林実結樹
若年発症の方たちと大笑い

宇治には年代に関係なく、認知症を発症された方の会があります。「認知症友の会」という名前です。

主宰者、吉田照美さんは、当NPO法人の総会を半年まえに行った時に、認知症のお父さんと、小学2年生のお子さんと3人で出席されて、介護者としての話と患者本人でおられるお父様も発言してくださいました。
この10月に偶然再会しまして、私も「認知症友の会」に入会しました。
この「友の会」では毎月1回のつどいのほかにも活動をしておられます。

去る10月4日に府立洛南病院の森俊夫先生の講演会「認知症とは?」を開催。
11月15日には精神保健福祉相談員の山内陽子さんの講演会「認知症になったら」を開催。
12月13日には「認知症患者さんとご家族のストレスケア」というテーマで講演会。
それとは別に毎月1回のつどいや、遠方への出張もしておられます。ご自身も大変でしょうに、已むにやまれぬ思いで会活動をしておられるのだなあと、推察しています。

総会の時から吉田さんは、「認知症友の会」の集まりに、スリーAの重度化予防ゲームをしてほしいと思われたそうです。

早速、11月1日の「友の会」に、仲間の原口と私の二人で参加して、本人さん・ご家族たちに、スリーAの悪化予防・引戻しゲームを楽しんで頂きました。

本人さんたちは皆さん告知を受けておられますので、認知症という言葉は禁句ではありません。皆さん仲間同士なので、大らかに病気を受容しておられるように明るいのです。
原口のゲームリードは大成功でした。本人さんもご家族もハツラツと大笑いしてくださいました。スリーAのゲームは本当に楽しいのです。

来月は先約があって残念ながら参加できませんが、1月からは毎月うかがうことになりました。
私たちも伺うのをとても楽しみにしています。(高林実結樹)

2009/11/07のBlog
[ 22:49 ] [ 理解者・ネットワーク ]
認知症予防ゲームスリーA研修会の1日目を無事に終えました。

昨年の研修では、種類別(テキストに沿って)で行いましたが、実際に教室を行う中で新しいほほえみオリジナルのスリーAの理念にかなったゲームも取り入れて
教室で行っている1回・1回を再現する形での研修スタイルとしました。

1時間・2時間・ティータイムをはさんで2時間半・昼食をはさんで3時間と4種類5回組んでいます。

前回の反省から、認知症について特にスリーAが効果的と思われる、ごく初期の症状や、その進行状況に合わせた変化と重度化させないことの大切さなど始めにお話をしました。

みなさん熱心に聞いてくださって、参加者の意欲が高いことが伺えました。

なによりも、参加者のみなさんの笑顔が印象的で、リーダー体験でも勇気を出して挑戦してくださった姿がとても嬉しいことでした。

午前・午後の1日研修は正直なところ疲れます。多分参加者も同じことでしょう。
しかし、大事なところは何回でも体験してもらい集中して学び取っていただけるようにとの思いです。

5日にはスタッフが集まって反省会をしました。
いろいろな意見が出て、次回に向けて手直しや工夫を加え少しでも多くを学んでいただけるようにと思っています。
2009/11/03のBlog
[ 16:27 ] [ 理解者・ネットワーク ]
「活動報告」にも掲載した和歌山県御坊市の研修会は、大阪大学の斉藤弥生先生のお招きによるものでした。
斉藤先生とは高齢問題で長いお付き合いがありましたが、私たちの活動に触れていただくのは初めてでした。
ブログに寄稿していただき感謝しています。 高林実結樹

~~~~~~~~~~

先週水曜日(10月28日)に、認知症予防ネットの高林実結樹さんと福井恵子さんに「認知症予防」というテーマで講演をお願いしました。和歌山県御坊市(人口2.6万人、高齢化率25.9%)では、2009年度に認知症地域支援体制構築モデル事業を実施しており、私はアドバイザーとして、そのお手伝いをしています。その中で認知症についての理解を広めるためには、認知症予防ネットが普及に取り組んでいる認知症予防ゲームが効果的だと思いました。

御坊市では市内27か所のデイケアサロンが月に2~3回程度も開かれており、その利用者は高齢者住民の1割以上にあたります。最も歴史のあるデイケアサロンは10年以上も活動を続けています。デイケアサロンの活動を支えているのは、サロンボランティアの皆さんで、地域の高齢者に楽しいひと時を過ごしてもらえるようにと、一生懸命に活動されています。私はサロンボランティアの皆さんに認知症予防ゲームを知っていただき、日々の活動に少しでもとりいれていただければと思いました。

会場では100人ものサロンボランティアの皆さんが、熱心に高林さんと福井さんの話に耳を傾けていました。最初の1時間は高林さんと福井さんの講演で、ご自身の経験を踏まえた認知症介護や予防効果についてのお話は誰にもわかりやすく、実感あふれるものでした。学者や専門家の話とは異なり、当事者、経験者の話は格別の説得力があり、参加者の心をとらえていたようでした。

その後のゲームでは大いに盛り上がり、会場は爆笑の渦となりました。新聞広告などの身近な素材で道具をつくり、これだけ楽しくゲームをしながらも、少しずつ認知症のことも考えましょう、という活動の趣旨は、御坊市のサロンボランティアの皆さんにも十分に伝わったように思います。無理なく、認知症についての理解を広めることができると思います。ゲームをしながら、脳にとってどのような刺激があるゲームなのかを説明してくださったのは特によかったです。ひとつひとつのゲームに、とても科学的な意味があることが私にもよくわかりました。

どんな病気でも、その病気に対して無知であることが恐怖につながっています。病気の情報をしっかりと持つことで、多くの不安を取り除くことができるし、重症化を防ぐことにもつながります。とはいっても、病気について勉強すること自体、あまり気が進むものではないし、楽しいことではありません。できれば目をつぶりたいものです。その点、認知症予防ゲームは、楽しいゲームを通じて、認知症という病気への理解を深めることができる点が素晴らしいと思います。このような活動がますます増えていってほしいと強く思いました。

(斉藤弥生・大阪大学大学院人間科学研究科准教授)



2009/11/01のBlog
[ 21:53 ] [ 活動報告 ]
2009年11月1日 宇治市生涯学習センターにて 展示

天気予報のとおり、午前は曇り空ながら、宇治福祉会館、生涯学習センターの周辺は バザー、各グループの出店(美味しいものが多くて・・・)が 所狭しと並んでいた。

NPO認知症予防ネットの展示は、生涯学習センターでのポスター展示。
画面の写真は、展示場の一部分、携帯カメラでの写真なので、雰囲気が出ていれば・・・
 (高林・福井)
予防ゲームの説明と実際
2009/10/29のBlog
[ 22:53 ] [ 活動報告 ]
爽やかな秋晴れの10月28日、認知症予防ネットとしては、初めて和歌山県に伺いました。
御坊市社会福祉協議会の主催による、ボランティアさんの研修会に100人近くの出席がありました。

日常的にデイケアやサロンで、ゲームなどの指導をしておられる方たちとおききしたので、2時間の予定の前半を認知症予防スリーA方式の紹介、後半ですぐに役立つ脳活性化リハビリゲームを体験していただきました。

静岡市の増田末知子先生が始められた認知症予防教室“スリーA”とは、「あかるく、あたまを使って、あきらめない」をモットーとし、その三つのかしら文字「A」をとって、予防教室の名前にされたこと。
発病者には悪化の予防と引戻し、もの忘れ段階ではあかるい日常生活への引戻し、一般高齢者には認知症予防が可能になる。スリーAの予防ゲーム一つ一つにこめられた意味と成果の実例を高林が話しました。
教室が無い場合は家庭内で、一対一でもスリーA精神で関わりかたを替えた結果、一人で留守番も外出などの行動もできるように、90歳を越えたお母様が、目覚しい回復をみせられた報告を、福井が話しました。

そのあと教室でおこなっているゲーム各種、一つのゲームでも同時に幾通りにも頭を働かせて、自発性を回復させる脳活性化を実体験していただきました。スリーA独特の関わりかた「優しさのシャワー」による癒し、ゲームでは失敗しても○(マル)、却ってそのほうが良いという考え方、皆が殆ど同時に失敗して爆笑する笑いの効果など等、各種ゲームの間にはさむ解説で、皆さん完全に理解できた~、というお顔を見せてくださいました。

いつも終わりには日常活動に取り入れてくださるようにお願いするのですが、ここでは参加者の方が、明日から活用させてもらいます、と言ってくださって嬉しくお別れをしました。

思えば平成13年10月、グループ活動をしていたころに知り合った福井県敦賀市のグループホームつくし様から数えて、近畿地方2府6県に、スリーAの予防ゲームがたんぽぽの種のように飛びわたった記念日となりました。

地図の上では点のような存在の認知症予防スリーA方式、これからは隣へ隣へと広がりますように、願っております。(高林実結樹)
2009/10/24のBlog
認知症予防教室(スリーA方式)

平成21年8月から開始した京都市山科区小野「からしだね館」での予防教室の次回教室は、22年1月13日(水)、2月10日(水)、3月10(水)午後1時半~3時半 です。

■と こ ろ : からしだね館 京都市山科区勧修寺東出町75 
■参加費 : 500円 (付添い500円) 
■定 員 : 15名 

■申込は下記へお願いします。

■主 催 : NPO法人認知症予防ネット http//www.n-yobo.net/
〒611-0031 宇治市広野町一里山15-10
電話0774-45-2835 FAX0774-45-2793 Email npo@n-yobo.net
 
☆会場「からしだね館」 への行きかた
◆地下鉄東西線「小野駅」1番出口より
 外環状線沿い南へ徒歩1分(エレベータ有)
◆京阪バス 京阪六地蔵、山科駅から
 「小野駅」バス停下車南へ徒歩1分 (高林実結樹)
2009/10/21のBlog
[ 22:45 ] [ 活動報告 ]
昨年10月から月に1回の予定で開催されている某病院の「ものわすれ外来」受診の方とご家族の会に参加させて頂いています。私がお誘いを受けたのは、「NPO法人認知症予防ネット」のメンバーという立場で、受診されている方々への交わりを持ちながら、スリーA方式のゲームをご紹介するお役目でした。

みなさまご家族同伴で参加されますが、ご家族は家族の集いを、ご本人様と数名のスタッフは隣室で集いを持ちます。 私は毎月のこの集いで、ゆったりと高齢者の方々と数時間を過ごせることに自分自身の喜びを味わっています。

開会の瞬間はどなたもなんとなく場違いな所?というような少し緊張した面持ちでいらっしゃいますし、同行された介護者が別室に行かれることへの不安な表情をお見せになる方もありますが、お互いの自己紹介の中で、思わぬ同郷の方と言葉を交わす場面があったり、昔勤労したご苦労をずっとお話続けられる方があったり、でも皆様が話しにうなずきながら共感される場面は、得がたい空気を部屋中にみなぎらせます。

ようやく気持ちが和んだところで、少しずつスリーAのゲームをご紹介し始めると、間違いにどぎまぎしたり、手指の混乱に大笑いしたりと先刻までのよそ行きの表情は
何処へやら。小さなお部屋は爆笑の渦に巻き込まれ、隣室の家族の集いにまで聞こえてしまうようです。

 月に一度の集いですから、又自己紹介から始めて、同じような昔話をお聴きすることになるのでしょうが、いつもご本人様お一人ずつを主人公にしたこの集いがご本人様とご家族に明るい兆しをもたらすものとなりますようにと願います。 (松島慈児)
[ 22:40 ] [ 活動報告 ]
からしだね教室は8月から始まって、10月14日が3回目でした。2回目からは一組みの親子さんのお顔ぶれが代わったものの、毎回お二人の本人さんと付き添い家族のお二人、及びリーダーとアシスタント、その他のスタッフ4人はお仲間さんに徹しています。

介護保険を既に申請しておられるお二人ですが、月に1回の教室で果たして良い影響があるのかどうか、気がかりながら始めたのでした。
ところが3回目には、1回目とは違って、本人さんがはっきり顔を覚えてくださっていて、とてもにこやかな表情で教室に入ってこられました。
始めは言語の理解が困難な症状とお聞きしていたので、会話が交わせるかどうか心配でしたが、まるでウソのように、ゆっくりですが会話を交わしておられるのを見て、感動してしまいました。付き添いの奥様も教室の雰囲気にすっかり溶け込んで、スリーAの予防ゲームに浸って笑ってくださいました。
お二人の本人さんは、シーツ玉入れの時が最高潮になられて、ルールも何のその、両手でボールをかき集める元気一杯の競争のようでした。私もそれを見て、おなかが痛くなるほど笑いました。

月に一度しか…、と心配していたのが杞憂のように思える一日となりました。
お二人だけのための教室、と思うならば運営面からは異論もあるかもしれません。でもご家族を入れて合計4人の笑顔に接していると、“からしだね教室を続けたい”という思いが大きくなります。

参加申込が次第に増えるようにと願わずにはおれません。地域に必要であるならば、自然に申込が増えてくるだろうと思って申込の連絡をお待ちしています。(高林実結樹)
2009/10/20のBlog
[ 21:17 ] [ 理解者・ネットワーク ]
10月9日付けで ブログ掲載しました《スリーA研修会》に
東近江市以外の方からのお問い合わせをいただきました。

20日で申し込み期間が過ぎ 募集人数が満たない ため
 市外の方のお申し込み をお受けいたします。

研修会の要綱

期 日 
第1回 11月 2日 
第2回 11月 6日 すべて月曜日
第3回 11月30日
 
場 所 
東近江市猪子町 東近江市福祉センター なごみ (能登川病院横)
JRびわこ線 能登川駅下車 徒歩10分 
能登川駅 東口 ちょこっとバス 能登川病院行 9:28 
 能登川病院着 9:35

研修参加費 3回 4,000円 1回目に全額納入 
テキスト代 1,000円

研修時間 
 9:30~受付 9:45~第1講座12:15
12:15~昼食 13:15~第2講座16:00 弁当:380円(当日申し込み)

研修内容 
 ・認知症についての話
 ・スリーAの時間別ゲーム運び 5パタンー
 ・増田先生のスリーA教室ビデオ鑑賞
 ・予防ネット 松島慈児さんの講演
 ・茶話会(スリーAのプログラム)
 ・質問とリーダー挑戦(2回)

 *ゲーム運び5パタンーの中にすべてのスリーAプログラムを入れています。
 *実際に教室で行っている、ほほえみ独自のゲーム運動も加えています。 
 *テーマソング・発声練習

お申し込みは、FAX E-mail でお願いします。
 IP/FAX 
 0505-802-5094
E-mail npo.hohoemi-nintisyou@e-omi.ne.jp

 氏 名 住 所 郵便番号 電話番号 を必ずご記入下さい

*研修会は 11月2日 からはじまりますので至急にお申し込み下さい。
 折り返し 《受講表》 をハガキにてお送りいたします。

 
 滋賀県東近江市垣見町328 
 NPO法人 認知症を学び介護する会ほほえみ
 研修会責任者 山本眞喜
 090-1674-5512

2009/10/17のBlog
[ 23:51 ] [ 活動報告 ]
写真で報告


写真報告

2009/10/03のBlog
10月3日(土)、大阪府立健康科学センターにおける、第3回「認知症予防指導者養成講座」 は、今日で終了しました。

4回シリーズのうちの1回目、3回目、4回目の3講座を担当させて頂きました。最終日の今日も、原口、高林2名が伺いました。

今日の持ち時間は1時間20分と短時間でしたので、その時間で「ゲームその4」の残り全てをお伝えしなければと、控え室にいるときから心を引き締めて道具の準備を整え、会場に入りました。
2名は阿吽の呼吸で、予定どおり進めることができました。時間内で全てのゲームを伝えるためには、一部分を割愛しなければなりません。
割愛したのは、今日の講義です。その代りとして、話すべき内容を紙に書いて受講生さんに、「しっかり読んで復習してください」とお願いしました。

スリーAの予防ゲームは本当に楽しく、スタッフも笑ってしまうので、つい気持ちがゲームに傾きがちになり、本来の目的を忘れてもらっては困るのです。

養成講座は文字通り“一期一会”です。その思いで私は、現在到達した考えを惜しまずお伝えしたつもりです。スリーA予防ゲームの目的は何か、ということが肝心です。

認知症予防教室で楽しくなって、頭がいきいきしてきて、認知症の予防、認知症からの引戻しの成果をあげることが目的だ、ということを片時も忘れて欲しくないのです。
ゲームが綺麗に揃うのが良いのではない。間違っても○。ルールを完全に覚えて正しく行う事が目的ではない。認知症予防、認知症からの引戻し、その目的を忘れて、ゲームだけに気持ちが向くと、単なるレクになってしまいます。

これが講座最終回の私の願いです。充分に伝わったと感じました。
帰りの電車で原口と高林はそう確認しあって、別れることが出来てホッとしています。

約30人の受講生さんが巣立ってくださって本当に有難いことでした。この企画をたててくださったNPO法人生きがい大阪様に厚く御礼を申し上げます。 高林実結樹
2009/10/01のBlog
9月29日(火)、午後1時半から2時半まで、城陽市、ハイランド南自治会の「敬老のつどい」があり、お招きを受けました。近くの「陽東苑」で、スリーAの認知症予防ゲームを楽しんでいただきましたが、お世話役の方も沢山おられて盛り上げてくださいました。

今回は要約筆記がおこなわれたので、事前に、最初の話をゆっくり話すようにとご依頼がありました。時間制限もあり、そのあたりの兼ね合いが難しかったです。
ゲームに移ると、皆さんが大笑いしてくださって、口々に「楽しかった」と言ってくださったので、ホッとしました。
ゲームの参加は31人でした。

内容
☆スリーAについて(お話は短くポイントだけをゆっくり)
☆ゲーム担当、木村・元持2名
~ 指を使って数えよう
~ グーパー体操
~ でんでん虫
~ リズム2拍子・3拍子
~ お手玉回し
~ ドジョウさんゲーム
~ ジャンケンたすき取りゲーム

 (木村・記)
2009/09/28のBlog
[ 13:38 ] [ 理事長から ]
夢は正夢!
医療とスリーA予防教室との連携は、認知症予防の実現のためには必要不可欠な夢でした。叶わぬ夢のように、虹を眺めるように、遠い、淡い期待でした。
その夢が今、兵庫県神戸市東灘区で実現第一歩を踏み出しました。

昨27日、神戸老人ホームにおける「物忘れ相談検診」に参加して、まさに夢の実現だと感じ、夢見心地で帰宅し、今日、それを電話で確認して、神戸の同志と喜び合いました。
長い前置詞ですみません。

兵庫県高齢者生活協働組合の主催による、「認知症予防と物忘れ相談」というチラシをもらったので、地域外ではありますが申込をしたところ、満員で一旦は断わられました。のちに、キャンセルが出たということで参加ができました。幸運でした。

会場の神戸老人ホーム受付では、80人の申込者を要領よく四つのグループに分けられました。まずは全員が神戸大学医学部老年内科学の桜井先生の講演を聞きました。
薬剤で一年の後戻しが出来る、あと4年が課題で5年の後戻しが可能になれば…、という目標のお話を聞いたあと、4班に分かれて、スクリーニングテスト、相談コーナー、スリーAの予防ゲームコーナー、認知症の人を支えるサポーターのDVDを見るなど、4室を一巡する仕組みでした。

15点満点のタッチパネル方式のテストで、私は満点をもらってホッとしました。実は心配でしたので~

得点結果表をいただきましたが、実に親切な解説とアドバイスがついており、行き届いたものでした。このような企画の物忘れ検診が、今までどこかであったでしょうか。
12点以下の方への二次検診へのお誘いの医師の言葉も、必要な方に充分届く温かい説明の仕方だと感じました。

医療とスリーAの連携で、目標とされているMCIの段階での5年の予防が実現するに相違ない、神戸の町が不死鳥のようであるだけでなく、神戸の同志の根気強い働きかけが、全国で始めて(多分)実現したのだと、深い感銘に打たれています。

神戸市東灘区から神戸市一円に、兵庫県全域に、全国へと浸透していくように、願わずにはおれません。

神戸の同志は、静岡の研修会を受講したあと、「何とかしたい」という思いを絶やさず、このような形をつくられたのです。(高林実結樹)