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NPO法人 認知症予防ネット
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2009/11/14のBlog
[ 23:44 ] [ 理解者・ネットワーク ]
スリーA増田方式認知症予防教室ゲーム指導者養成講座

第2回

とき: 2009年7月18日
ところ: 福知山市総合福祉会館 第34号、第35号室
出席者数:
午前の部 受講者31名 市保健センター2名 
 地域包括2名 予防の会のメンバー6名
午後の部 受講者33名 市保健センター0名 
 地域包括3名 予防の会のメンバー7名
講師:赤松ふさ枝、原口熱美


 今日は2日目です。例によって講師の自己紹介とスリーAとの関わりについてのお話。

赤松さんからは、看護師の視点から、「グーパーの意味」、「看護のお墨付きである慰撫的タッチとゲームの相関性」について、 スリーAがなぜ優れているかを、看護師であればこその造詣の深いお話を伺うことが出来ました。

軽費老人ホームで高齢者介護の一番先端で働いてこられ、高林理事長と一緒にNPO法人「認知症予防ネット」を立ち上げ、支え続けてこられた、原口さんからは、貴重な実践の体験を伺うことが出来ました。シンポジウムや第1回の講座の高林さんや松島さんのお話に加えて、受講生達は、改めてなぜ、スリーAなのか、という確信を深めて頂けたと思います。

ゲームの内容
(1) リズム遊び: 第1回のおさらいに続いて、輪になったままで、「ゲームその2」に入ります。軽いタッチを伴う2拍子、3拍子、4拍子のリズム遊び。一斉に動く、手の流れるような線の美しさと軽い触れ合いの感触が、何とはない幸せと温かさを感じさせ、「故郷」や、「富士山」、「紅葉」など、古い日本の小学校唱歌の歌詞の美しさに魅せられる、生き生きとした、動的な時間でした。肩へのタッチに、一寸抵抗感がある、と言う感想も出てきて、受講生さんは、なかなか敏感です。それを乗り越えたところにタッチが優しさのシャワーやお互いのつながりを深めることになるのでしょう。タッチの仕方も会得したいですね。

前回のおさらいで、グッパー体操の腕を突き出すときに、「よいしょ!」というかけ声がかかって、原口さんからほめられていた人もいました。右手の親指を予め折っておいてそこから10を数えるゲームでは、しまったと思ったら最後に右手の親指を折って、知らん顔をしていたらいいし、お茶壷のときには、終わった時に,底ができていればいいのよ、と言っていただいて、安心して、また、笑います。

 (2) お手玉回し: 講師持参の可愛いいオーソドックスな小さなお手玉と、運営委員の荒木さんが、勤務先の施設から、お借りしてきた、手のひら一杯の大きくて柔らかい感触の物と2種類あって、その相乗効果が、面白く感じさせました。

「お手玉」とこの後の「泥鰌さん」は、お手玉のような「もの」のやりとりや「泥鰌さん」の究極の「タッチ」を介してお互いの触れ合いが動的な流れとなって目に見えると共に、つながりが感じられて、私の大好きな、ゲームです。

笑い声も一際賑やかになります。赤松さんの言われるように、手と頭の情報のつながりが遅くなり、手の体制感覚連合野と運動連合野の連携が悪くなっている、後期高齢者の私は、直ぐに「とりおとして」しまうので、つくづく年を感じる一面も。利用者さんの気持ちがよく分かります。

 (3) 「 泥鰌さんゲーム」は、一瞬のうちに二つの動作を両脇のお仲間さんを相手に競い合う、集中力と機敏性のいるお年寄りには難しいゲームです。それを究極のタッチを介して行うことで、親近感と、笑いが、救いとなります。肩へのタッチよりさらに一歩進んだ触れあいと言うところに、高林理事長が言われた、ゲームの順序を大切にして欲しいという言葉が実感として感じられました。

 受講生の一人の方が、ゲームの説明の時に、「泳いでいた泥鰌さんは、逃げます。泳がせていた池は、泥鰌さんを捕まえます」。と表現されて、原口さんに、的確で簡潔で、きれいな説明ですね、とほめられてにっこりしていました。

 原口さんのリードは、丁寧で簡潔で、大切なところはきちんと押さえて、静かでありながら、ワクワクさせてくれる、さすがプロと言うものでした。インタビューに飛んで行かれて、みんなを笑わせたり、注意するところを指摘したり、指導者が、一人で遊んでしまってはいけないという基本をきちんと身を以て教えて頂けたと思いました。 

 受講生さん達は、まだ若くて、やはり「失敗」するのはイヤみたいで、凄く真剣に取り組んでいます。きっと以前のシンポジウムや第1回のゲームを家でこっそり練習してきているらしく「失敗して大爆笑」という場面は、やや少なかったようです。しかし、少しずつ、お互いの親近感も増えてきて、和やかさが醸し出されてきた様です。積極的で賑やかな午前の部と午後の部の違いも、笑いと親しさが、漣のようにゆれて、それぞれにいい個性となってきているようです。

 バウムテストを忘れて、やり直したり、失敗だらけの担当者ですが、どんなふうにこの講座が、育っていくか楽しみです。


<その3顛末記> その3を行うはずの8月1日は前日から雨が降り続き、たいしたことは無いという予想を裏切って、8時ごろからものすごい豪雨となりました。お城の崖が崩れたとか大江町への道はすでに川のようになっているとか、情報が次々と入り、急遽取りやめにすることに。

受講生名簿の連絡先に、大急ぎで電話連絡です。

私達運営委員とすでに来てくださっていた、受講生のかたたち数名の方と携帯電話をフル活用し、電話のつながった方から、また他の方へと繋いでいただいて10分近くの間に、何とか、なりました。ボランテイアの底力を見る思いでした。

この後の講座をどうしようと講師のお二人に相談すると即座に、「一週間延期しましょう。私達なら大丈夫、必ず伺います」ときっぱり、言っていただき、一応は安堵。しかし今度は講師の方の帰路―JRがまともに動いているかが、心配です。大急ぎで駅までお送りしましたが、やはり、1時間以上延着したそうです。まず講師の方のことから心配するべきなのに、本当に申し訳ありませんでした。後日、調整の結果、次回は予定通り第4回の講座を行い第3回は、その後にもってくることにしました。第5回は、予定を一週間延長して、8月29日に行います。


 (福知山市認知症予防の会 村岡洋子)

福知山市認知症予防の会 「その5」につづく
[ 23:27 ] [ 理解者・ネットワーク ]
第2章 スリーA増田方式認知症予防教室ゲーム指導者養成講座
 
第1回 

とき: 2009年7月11日
ところ: 福知山市総合福祉会館 第34号、第35号室
出席者数:
午前の部 受講者29名 市保健センター1名 地域包括2名 予防の会のメンバー6名

午後の部 受講者33名 市保健センター1名 地域包括3名 予防の会のメンバー7名

講師:高林実結樹、福井恵子


今日から、いよいよゲーム指導者養成講座の始まりです。前述のように、受講生は、午前と午後の2組に分かれて講習を受けます。午前と午後は全く同じ内容の講座です。2つに分けたのは、受講生の人数が多いことにもよりますが、なるべく休んで欲しくないので、自分の登録した時間に参加できないときは、できるほうに出席してもよいことにしました。おかげで、欠席者はぐんと少なくなったと思います。

ところが、困ったことが一つ。京都から、AM10時までに到着するJRの特急が無いのです。講師の方には前泊をお願いするより仕方ありません。前泊して、一日に2回の同じ内容の講座、なんとも過酷なお願いですが、NPOの優しい講師さんたちは、6人全員が了承してくださいました。ただただ感謝あるのみです。

村岡は、まず、この講座は、講座の修了生が、地域包括支援センターが実施する「認知症予防教室」にボランテイアとして参加することを前提に開催していること、講座を修了した後には、必ず、ボランテイアとして「認知症予防教室」を援助して欲しい、とくどいほど強調しました。

 また、認知症予防教室による、効果を測定する方法として、かな拾いテストとMMSテストについても資料を準備して説明しました。出来れば、受講生さん達についても、この二つのテストを講座開始前と後とに実施したいと思ったからです。講座に参加してくれていた保健師さんを壇上に呼んで、説明をお願いしました。当然MMSテストについては、ご存知でしたが、現在、保健所や地域包括支援センターでは、採用していないそうです。とてもこのような多数の参加者に対して、テストを実施することは、不可能ですので、今回は、あきらめることにしました。 

 高林さんのお話は、プレシンポのお話をなぞりながら、丁寧に、認知症の方の思いと症状をフォローし、スリーAのゲームと“優しさのシャワー”によって、認知症の症状を引き戻していった状況を、「お経を思い出しお葬式を一人で取り仕切ることが出来るようになったお坊さん」や、「長いこと放置していたセーターを編み上げた」女性、全てのことに興味を失っていたのに、しだいに、色彩豊な絵を描かれるようになられ、帰宅後絵画教室に通って展覧会に入選、ついには個展を開くまでになられた女性」、「思いあまってスリーAの門を叩いた頃の自分の混乱していた様子を振り返ってきちんと文章に書くことが出来るようになられた男性」の話など、初期の合宿型の様々な事例を提示しながら解説されました。

さらに、一見、認知症の症状など無いように見えた特定高齢者や、健康な男性が、全く無関心であったお仲間さんに対して、笑顔を示し始め、自分より“弱い”方を優しくいたわるようになって行かれ、ついには、市民運動を始められて市の事業化を成立させた通所型の男性の事例や、施設でこれまで腹を立ててはとがめ立てしていた、認知症の方をかばうようになって行かれた女性入所者の例を通して、“これこそが予防です”とわかりやすく示して頂きました。

 福井講師は、お母様の在宅での引き戻しの様子を話して頂きました。一階と2階に棲み分けていながら、一緒に土いじりをしてお花を一杯咲かせていた、お母様が、ある日特にご自慢であった沢山の桜草をすっぽり忘れてしまわれた時のショック、考えてみれば、いくつかの“思い当たる”前触れもあった、

90歳になって面倒がる食事を届けるようになったことがいけなかったのか-------口をへの字にした険しい無表情な顔、日に何度もの捜し物、料理が出来ないなどその症状は急速に進行して行きます。

 福井さんは3ヶ月目、思い切って、妹さんに留守を頼み、静岡のスリーA予防教室指導者研修会に参加されました。「認知症は、病気である、寂しい病気であり、不安がとても強い、恐怖感がある」事を頭にたたき込み、優しさのシャワーの第一歩は、何もしないでひたすら傍にいること、から始めたと言われました。

家族や、親戚にも協力を頼み、様々な行動に対して、その都度、適切に懸命に対応していった結果、もの忘れは戻りませんが、母上に昔の笑顔が戻り、煮物がおいしく炊けるようになり、桜草の自慢、福井さんの留守中にあったことをメモして伝言する、一人でバスを乗り継いで外出する、など「100日目の奇跡」が実現した経過は、ゲーム実施の時間を気にされて短い時間ながら、受講生が知りたかった、在宅でのスリーAの取り組みを伺えて聞く人の心を励ますものでした。

 ゲームは、40名近い大所帯ながら、机を片付け、輪になって高林さんの名リード、福井さんのお隣さんへのフォローの仕方の例、後半は、福井さんの優しいリードなどで、「その1」のゲーム―“指を使って数えよう、歌いながら1,2,3、グッパー体操、でんでん虫、お茶壷、グーチョキパー”など、初めての体験に笑いの漣と「エーツなんで?」という喚声のうちに進められました。

高林さんの、簡単なゲームの中にこめられた、からだの各部の運動、集中力、ルールの理解と記憶の継続 、歌詞を思い出す、歌いながらからだを動かすなどの相乗効果が脳活性化につながる原理と何より気をつけなければならないリードの仕方や優しさのシャワーの注ぎ方など丁寧に解説してもらって納得していました。

歌いながら1,2,3、グッパー体操、でんでん虫、お茶壷、グーチョキパー”などでは、みんな大間違い、難しいねー、何で間違えるんやろ、自分がこんなにドンくさいとは思わへんだわ等と笑いながら、人の間違えるのを見て安心して、また笑い、なんとなく慰められ、自信と連帯感が生まれてきて嬉しくなる、など、ゲームの狙い通りにはまっていました。

3時間という長い時間をとったので、一人ひとりが交代でリーダー役を務め、充実した一日でした。まずは、体験学習は大成功です。

(福知山市認知症予防の会 村岡洋子)

 福知山市認知症予防の会「その4」につづく



[ 23:17 ] [ 理解者・ネットワーク ]
シンポジウムの記録 

2009年6月27日にはこの事業の最初のプログラムには、以下のように

「福知山市認知症予防の会」発足記念シンポジウム
 ~共に幸せを生きるまちづくり~


福知山の市民憲章のキャッチフレーズ“共に幸せを生きるまちづくり ”を、サブタイトルに置きました。
福知山の人たちに、スリーA増田方式による認知症予防教室の目的、理念、方法を知ってもらい、認知症予防の効果と必要性を理解していただくためのシンポジウムです。

このシンポジウムによって、認知症予防ゲームリーダーの大切さを知っていただき、養成講座に応募してもらうつもりでしたが、養成講座の申し込みはとっくに満員になっていましたので、もう一つの目的「スリーA方式認知症予防講座とは何か」を啓発するシンポジウムになりました。


次は、シンポジウムのプログラムです

(1) 講 演 13:20~14:10
 「NPO法人認知症予防ネットのめざすもの」
 ~ 認知症 くいとめよう 引き戻そう 予防しよう ~
 
認知症予防ネット理事長 高林実結樹

(2) 講 演 14:10~14:40 
 「老人ホームの現場で願い続けた認知症予防」 
認知症予防ネット運営委員 松島 慈児

(3) 体験学習 14:50~15:50
 認知症予防ゲームの楽しい体験学習  
高林実結樹 松島慈児
スリーA方式認知症介護予防職員研修修了者 介護福祉士 荒木早苗

(4) 質問と交流 15:50 ~16:10 

ぞくぞくするような、楽しみなプログラムではありませんか?
満席になることを予想して、90名の講義室の机を取り払い、椅子を補充し、110の席を作りました。

結果は、
1)参加人数: 119名+運営委員8名+市の高齢者福祉課より3名 社会福祉協議会より2名 計132名
2)支援募金 : ¥33,440 


図ったように、ぎゅうぎゅう詰めにして、何とか入っていただくことができました。

直接、経済的な援助はなかったものの、社会福祉協議会からは、会議や講座の場を全て無料でお借りし、福知山市の地域包括支援センターからは、各機関への広報、講座に必要な人手(毎回2人ずつ)や、100部にいたるレジメ・資料の印刷などを全て引き受けるなど、また、両者から後援の認可も得て全面的に支えていただき本当に助かりました。福知山市を挙げての事業の形が出来たと思います。

 シンポジウムと養成講座を通して最も大切にしたことは、なぜ、スリーA増田方式が優れているのか、引き戻しや予防が可能なのか、孤独に陥りがちな方や認知症の人の心を癒せるのか、幸せな家庭生活が可能になるのか、つまり本物であるのか、を納得して頂くことです。それには、今現在この活動に関わり、それを実感しておられる講座のリーダー、NPO法人認知症予防ネットの皆さんにそれぞれの立場から、スリーAに関わりを持たれた動機や、この運動を続けてこられた手応えや感動や、たくさんの実践例をお話しして頂くことが一番良いと思い、お一人、お一人にお願いしました。

 高林理事長からは、「頭がぼーっとする。どんな治療でも受けるから、医者へ連れて行って治して」と訴えられた実母の願いを叶えることが出来なかったこと、当時の認知症に対する、知識と対策が皆無で、ただただ“家族が優しく”というアドバイスしかもらえなかった、また、寝たきりにちかくなった状況の時に、拘縮を防ぐ手段さえ知らないままに寝たきりとニンチ症の症状を進行させてしまった苦い介護の体験が、話されました。

 「母の死後、ボランテイア活動に明け暮れていたが、それだけではどうにもならない、国の制度を変えなければ、と単独で厚生省まで“「ぼけ老人」も介護・施策の対象として法律に明記する”ことを直接要求しに行ったりもした。手紙による訴えには全く反応が無かったのが、丁寧に聞いてもらえ、一定の成果が出て、“黙っていることは黙認だ”声を上げなければ何一つ変わらない、と思い知った」。

 スリーA増田方式の「認知症予防教室」に出会い、これだと思いつめて、全国を“追っかけ”て、増田末知子さんに教えを乞いついに仲間を得て教室を立ち上げた経緯は、皆様ご存知の通りです。

 高林さんは、増田末知子さんの紹介を詳しくされ、認知症予防ゲームが、きわめて、緻密に計画された脳と身体の各部の機能の活性化を図るものであること、同時に老年期特有の喪失感や認知症の予感からくる不安と人間関係の変化から来る不信の念に苛まれているかたがたに、心の底から笑っていただきながら、一人ぼっちではない、みんなと同じだ、大切にされている、いつでも見守られている、と感じていただけるような“優しさのシャワー”を降り注ぐことの2つの要素から成り立っていることを説かれました。

 さらに、この方法によって、初期の認知症患者の方に現れ始めたたくさんの本質的な効果の実例を挙げて、日本全国に、ポストの数ほど教室を広げたい、という願いに言及されました。


次の講師松島慈児さんは、NPO法人認知症予防ネットの運営委員です。府内で始めての特養「寿荘」から、1976年宇治市「明星園」で養護老人ホーム、次いで明星園内に 8年越しのお年寄りの願いがかなって設立された特養での勤務、さらに養護老人ホームの総園長として、施設福祉一筋に歩んでこられました。

当時、痴呆という言葉さえなく、ぼけ老人、とか幼児化とか呼ばれていた、認知症のお年寄りの介護に遭遇して何の方策も無いことに悩んだこと、三宅先生に出会って認知症の勉強をしたこと、「ぼけ老人を抱える家族の会」との出会い、心を砕きながらも忸怩とした思いに 明け暮れていた時代、現在の認知症介護の状況などを ヘルマン・ホイヴェルスの詩集「人生の秋」の中の「幸いです」という詩を引きながら、話されました。介護を受ける本人の思いを、世界の人にわかってほしいという立場から書かれたものです。

親の介護やボランテイア活動を通しての高林さんの熱い思いと、スリーA方式認知症予防教室を広げることへの熱意、施設に中にあってお年寄りさんの介護に常に悩みながら、懸命に対峙してこられた、松島さんが、今予防教室に関わっておられてのスリーAへの評価が、車の両輪となって、効果と感動をかもし出すことになりました。

 「認知症予防ゲームの楽しい体験学習」では、高林さんの名リードで、福知山でただ一人、増田さんが静岡で開催されている「スリーA方式認知症介護予防職員研修修了者」であり、京都短期大学卒業生の介護福祉士である荒木早苗さんも加わって、ゲームその1、「指を使って数えよう、グッパー体操、でんでん虫、お茶壷、グーチョキパー」などを習いました。最初のゲーム体験に、笑いが漣のように広がり、誰の表情も生き生きと笑っていて、楽しさが溢れているようでした。

 最後には、参加者の協力で移動し、全員が輪になって、タッチと上半身の運動を使ったリズム運動の後、とうとう「泥鰌さん」にまで辿り着き、大きな声と笑いの渦の場となりました。ただし、高林さんの「泥鰌さんは、最高に楽しくて面白いゲームですが、このゲームに至るまでには、おたがいのタッチと触れ合いとリズムの段階的なリハーサルが必要です。いきなり、泥鰌さんを持ち込んで、なれない濃厚なタッチにほんの少しでも、戸惑いや嫌悪感を感じさせる様なことがあれば逆効果です。人の心はそれくらい繊細で微妙なものですから気をつけて」という言葉にシンとして頷いていました。最後にNPOさんにお借りした、シーツを使って「シーツ玉入れ」まで頑張っていただき、福知山の人たちも心の底から納得し,満足出来ていました。

 お二人の講師に感謝し、実り豊な予防教室の存在と体験学習に陶酔したかのような、一日でした。

 (福知山市認知症予防の会 村岡洋子)


 福知山市認知症予防の会「その3」につづく
[ 23:12 ] [ 理解者・ネットワーク ]
福知山市に「スリー増田方式認知症予防教室」の導入を目指して
―プレシンポとゲーム指導者養成講座 始末記―

 (福知山市認知症予防の会 村岡洋子)


第1章 シンポジウム

漸くスタートラインに


 漸く、福知山でスリーA増田方式認知症予防教室を開く可能性が出来てきました。NPO法人認知症予防ネットの端っこにつながる一員として、スリーA認知症予防教室を福知山にも、というのは長い間の私の悲願でしたが、高林理事長のように自分で同志を募って予防教室を立ち上げる能力も基盤もない私は、ひたすら、市の高齢者福祉課に取り上げてほしいと要求するだけに終始していました。

17年改定で設立された地域包括支援センターの運営協議会の委員にも自ら志願して、そこでも機会あるたびに提案し続けてきましたが、「認知症予防」が地方行政に義務づけられて、ようやく地域包括支援センターが、事業としてとりあげるように風が変わりました。遅まきながら、時至る、です。

 
その昔、私と高林さんは、親の介護を通して、認知症の方でも、何にも理解できないわけではない、人格が崩壊しているわけでもない。落ち着いておられるときには、それなりにいろんな話も出来るし、ときには、こちらをいたわってくれるような、優しさも示すことがある、と感じていました。世間の言う痴呆老人像と何かがちがっているのでは、と、当時の法令や、新聞記事を集め、そのことに付いての大論文を書こう、と意気込んだこともあります。何より、自分の症状に気付き、不安に駆られ、治して欲しいと願う気持ちがひしひしと感じられることが、何も出来ない家族や介護者である私達を苦しめていました。 

しかし、大論文が出来る前に、認知症の方に関わり、その介護をしている専門職の方から、介護の方法によっては、その症状を改善し、人間らしくその人らしい「自立した生活」が可能になる、という報告が相次いで発表されました。

心を傾けて、その方のこれまでの暮らしを全面的に受け止め、残っている諸機能を探り出し、活性化させて、プライドを取り戻すことが出来るような環境を作り出すことで、認知症につきものの属性のように考えられていた、周辺症状------徘徊、弄便、異食、暴力といった行為は殆ど影を潜め、穏やかに楽しく生活することが出来るのです。現在の苦しさから逃れるための過去への遊出も消えて、今ここで、自分の居場所を確保できるようになり、何より大切な他人との人間関係も回復できるようになります。

私達は、いろいろな文献をあさり、そのような介護の可能性を探して、あちこちと訪ね歩きました。そして、スリーA増田方式認知症予防教室に辿り着いたのです。予防教室の方法、効果は、このブログの中でも高林理事長の記述に詳しく述べられているので、そちらに譲ります。

せっかく、導入の機会が得られたのだから、出来るだけ正確な形で教室を本格的に福知山に根付かせたいと思いました。そこで、「教室を実行するには、認知症に対する正しい理解と優しさのシャワーを実行できるボランテイアの養成が必要」であると地域包括支援センターを説得して、まず、ゲームリーダー養成講座を開くことから始めました。

養成講座の費用は、京都府の「地域力再生プロジェクト支援事業」を申請してまかなう事にしました。

全く予備知識のない地域の人にいきなり5回の養成講座への参加を呼びかけてもと、社会福祉協議会や、地域包括支援センターの協力を得て、ボランテイア団体や、老人会、などでお話しする機会を作って欲しいと頼みました。高林理事長と松島運営委員にお願いしてプレシンポも企画しました。福知山市老人連合会で1人、高林さんに協力してもらった、ボランテイア協会の指導者研修会で10人あまり、25年の歴史を持つボランテイアクラブ「いずみ会」で話したときには、驚いたことに22人の申し込みがあり、予定の30人を超えてしまい、認知症に対する人々の関心の高さを思い知りました。

 養成講座を午前と午後に分け、同じプログラムを2回行うこととし、一般募集を行ったところ、プレシンポを実施する、6月27日を俟たずに満杯になってしまいました。あちこちに置かせて頂いたチラシの裏面を利用した申込用紙がFAXで届くたびにお断りの電話をするのが申し訳ない日々でした。
 (福知山市認知症予防の会 村岡洋子)

 福知山市認知症予防の会 「その2」につづく

2009/11/09のBlog
[ 09:46 ] [ 活動報告 ]
宇治市内には文教大学のサテライトキャンパスが、宇治橋近辺と西南の二箇所にあります。西南の「サテキャン大久保」は近くて便利な場所であり、無料で地域活動に提供してくださるので、感謝しつつ、ほぼ毎月2回のペースで、1時間あまりのミニ教室が続いています。3月から自然にずーっと続いています。よくもまあ続いているものです。

最初は地域の学区福祉委員会のお招きで、スリーAの体験をしていただきましたところ、もっと学びたいと言う方がおられて、有志の方たち数人と自然に生まれたミニ教室です。
大正生まれ、80歳代の方が多く、腰を痛められたり、足が悪くなられたりで少し人数が少なくなりがちでした。ちょうどその時期に、たまたま近所にある小規模多機能施設の方たち数人が、買い物がてらの散歩に立ち寄ってくださるようになりました。

一見シッカリして見える方たちですが、同じ輪の中のゲームでは、たまに理解力が乏しい場面も起きます。しかし、スリーAのゲームはとても易しいルールなので、ゲームを一緒に楽しむには何の差し障りもありません。よく出来ては笑い、失敗しては笑い、みんなと一緒に大笑いしていただいています。
隣の方の膝を軽くポンと叩くのに、思い切り力をこめて叩く元気な方がおられます。その方の隣には、つきそいの職員の方がさりげなく坐られます。言わず語らずさりげなくが、全体の温かな優しい雰囲気になっていきます。
その様子を見ているだけでも、こちらが嬉しくなります。

強いてレベルを揃えなくても、好ましい形に自然移行していくミニ教室が、無理なくこれからも続いて、施設から参加してくださる方たちの楽しみにもなっていきますようにと、祈りたい気持ちです。
高林実結樹
若年発症の方たちと大笑い

宇治には年代に関係なく、認知症を発症された方の会があります。「認知症友の会」という名前です。

主宰者、吉田照美さんは、当NPO法人の総会を半年まえに行った時に、認知症のお父さんと、小学2年生のお子さんと3人で出席されて、介護者としての話と患者本人でおられるお父様も発言してくださいました。
この10月に偶然再会しまして、私も「認知症友の会」に入会しました。
この「友の会」では毎月1回のつどいのほかにも活動をしておられます。

去る10月4日に府立洛南病院の森俊夫先生の講演会「認知症とは?」を開催。
11月15日には精神保健福祉相談員の山内陽子さんの講演会「認知症になったら」を開催。
12月13日には「認知症患者さんとご家族のストレスケア」というテーマで講演会。
それとは別に毎月1回のつどいや、遠方への出張もしておられます。ご自身も大変でしょうに、已むにやまれぬ思いで会活動をしておられるのだなあと、推察しています。

総会の時から吉田さんは、「認知症友の会」の集まりに、スリーAの重度化予防ゲームをしてほしいと思われたそうです。

早速、11月1日の「友の会」に、仲間の原口と私の二人で参加して、本人さん・ご家族たちに、スリーAの悪化予防・引戻しゲームを楽しんで頂きました。

本人さんたちは皆さん告知を受けておられますので、認知症という言葉は禁句ではありません。皆さん仲間同士なので、大らかに病気を受容しておられるように明るいのです。
原口のゲームリードは大成功でした。本人さんもご家族もハツラツと大笑いしてくださいました。スリーAのゲームは本当に楽しいのです。

来月は先約があって残念ながら参加できませんが、1月からは毎月うかがうことになりました。
私たちも伺うのをとても楽しみにしています。(高林実結樹)

2009/11/07のBlog
[ 22:49 ] [ 理解者・ネットワーク ]
認知症予防ゲームスリーA研修会の1日目を無事に終えました。

昨年の研修では、種類別(テキストに沿って)で行いましたが、実際に教室を行う中で新しいほほえみオリジナルのスリーAの理念にかなったゲームも取り入れて
教室で行っている1回・1回を再現する形での研修スタイルとしました。

1時間・2時間・ティータイムをはさんで2時間半・昼食をはさんで3時間と4種類5回組んでいます。

前回の反省から、認知症について特にスリーAが効果的と思われる、ごく初期の症状や、その進行状況に合わせた変化と重度化させないことの大切さなど始めにお話をしました。

みなさん熱心に聞いてくださって、参加者の意欲が高いことが伺えました。

なによりも、参加者のみなさんの笑顔が印象的で、リーダー体験でも勇気を出して挑戦してくださった姿がとても嬉しいことでした。

午前・午後の1日研修は正直なところ疲れます。多分参加者も同じことでしょう。
しかし、大事なところは何回でも体験してもらい集中して学び取っていただけるようにとの思いです。

5日にはスタッフが集まって反省会をしました。
いろいろな意見が出て、次回に向けて手直しや工夫を加え少しでも多くを学んでいただけるようにと思っています。
2009/11/03のBlog
[ 16:27 ] [ 理解者・ネットワーク ]
「活動報告」にも掲載した和歌山県御坊市の研修会は、大阪大学の斉藤弥生先生のお招きによるものでした。
斉藤先生とは高齢問題で長いお付き合いがありましたが、私たちの活動に触れていただくのは初めてでした。
ブログに寄稿していただき感謝しています。 高林実結樹

~~~~~~~~~~

先週水曜日(10月28日)に、認知症予防ネットの高林実結樹さんと福井恵子さんに「認知症予防」というテーマで講演をお願いしました。和歌山県御坊市(人口2.6万人、高齢化率25.9%)では、2009年度に認知症地域支援体制構築モデル事業を実施しており、私はアドバイザーとして、そのお手伝いをしています。その中で認知症についての理解を広めるためには、認知症予防ネットが普及に取り組んでいる認知症予防ゲームが効果的だと思いました。

御坊市では市内27か所のデイケアサロンが月に2~3回程度も開かれており、その利用者は高齢者住民の1割以上にあたります。最も歴史のあるデイケアサロンは10年以上も活動を続けています。デイケアサロンの活動を支えているのは、サロンボランティアの皆さんで、地域の高齢者に楽しいひと時を過ごしてもらえるようにと、一生懸命に活動されています。私はサロンボランティアの皆さんに認知症予防ゲームを知っていただき、日々の活動に少しでもとりいれていただければと思いました。

会場では100人ものサロンボランティアの皆さんが、熱心に高林さんと福井さんの話に耳を傾けていました。最初の1時間は高林さんと福井さんの講演で、ご自身の経験を踏まえた認知症介護や予防効果についてのお話は誰にもわかりやすく、実感あふれるものでした。学者や専門家の話とは異なり、当事者、経験者の話は格別の説得力があり、参加者の心をとらえていたようでした。

その後のゲームでは大いに盛り上がり、会場は爆笑の渦となりました。新聞広告などの身近な素材で道具をつくり、これだけ楽しくゲームをしながらも、少しずつ認知症のことも考えましょう、という活動の趣旨は、御坊市のサロンボランティアの皆さんにも十分に伝わったように思います。無理なく、認知症についての理解を広めることができると思います。ゲームをしながら、脳にとってどのような刺激があるゲームなのかを説明してくださったのは特によかったです。ひとつひとつのゲームに、とても科学的な意味があることが私にもよくわかりました。

どんな病気でも、その病気に対して無知であることが恐怖につながっています。病気の情報をしっかりと持つことで、多くの不安を取り除くことができるし、重症化を防ぐことにもつながります。とはいっても、病気について勉強すること自体、あまり気が進むものではないし、楽しいことではありません。できれば目をつぶりたいものです。その点、認知症予防ゲームは、楽しいゲームを通じて、認知症という病気への理解を深めることができる点が素晴らしいと思います。このような活動がますます増えていってほしいと強く思いました。

(斉藤弥生・大阪大学大学院人間科学研究科准教授)



2009/11/01のBlog
[ 21:53 ] [ 活動報告 ]
2009年11月1日 宇治市生涯学習センターにて 展示

天気予報のとおり、午前は曇り空ながら、宇治福祉会館、生涯学習センターの周辺は バザー、各グループの出店(美味しいものが多くて・・・)が 所狭しと並んでいた。

NPO認知症予防ネットの展示は、生涯学習センターでのポスター展示。
画面の写真は、展示場の一部分、携帯カメラでの写真なので、雰囲気が出ていれば・・・
 (高林・福井)
予防ゲームの説明と実際
2009/10/29のBlog
[ 22:53 ] [ 活動報告 ]
爽やかな秋晴れの10月28日、認知症予防ネットとしては、初めて和歌山県に伺いました。
御坊市社会福祉協議会の主催による、ボランティアさんの研修会に100人近くの出席がありました。

日常的にデイケアやサロンで、ゲームなどの指導をしておられる方たちとおききしたので、2時間の予定の前半を認知症予防スリーA方式の紹介、後半ですぐに役立つ脳活性化リハビリゲームを体験していただきました。

静岡市の増田末知子先生が始められた認知症予防教室“スリーA”とは、「あかるく、あたまを使って、あきらめない」をモットーとし、その三つのかしら文字「A」をとって、予防教室の名前にされたこと。
発病者には悪化の予防と引戻し、もの忘れ段階ではあかるい日常生活への引戻し、一般高齢者には認知症予防が可能になる。スリーAの予防ゲーム一つ一つにこめられた意味と成果の実例を高林が話しました。
教室が無い場合は家庭内で、一対一でもスリーA精神で関わりかたを替えた結果、一人で留守番も外出などの行動もできるように、90歳を越えたお母様が、目覚しい回復をみせられた報告を、福井が話しました。

そのあと教室でおこなっているゲーム各種、一つのゲームでも同時に幾通りにも頭を働かせて、自発性を回復させる脳活性化を実体験していただきました。スリーA独特の関わりかた「優しさのシャワー」による癒し、ゲームでは失敗しても○(マル)、却ってそのほうが良いという考え方、皆が殆ど同時に失敗して爆笑する笑いの効果など等、各種ゲームの間にはさむ解説で、皆さん完全に理解できた~、というお顔を見せてくださいました。

いつも終わりには日常活動に取り入れてくださるようにお願いするのですが、ここでは参加者の方が、明日から活用させてもらいます、と言ってくださって嬉しくお別れをしました。

思えば平成13年10月、グループ活動をしていたころに知り合った福井県敦賀市のグループホームつくし様から数えて、近畿地方2府6県に、スリーAの予防ゲームがたんぽぽの種のように飛びわたった記念日となりました。

地図の上では点のような存在の認知症予防スリーA方式、これからは隣へ隣へと広がりますように、願っております。(高林実結樹)
2009/10/24のBlog
認知症予防教室(スリーA方式)

平成21年8月から開始した京都市山科区小野「からしだね館」での予防教室の次回教室は、22年1月13日(水)、2月10日(水)、3月10(水)午後1時半~3時半 です。

■と こ ろ : からしだね館 京都市山科区勧修寺東出町75 
■参加費 : 500円 (付添い500円) 
■定 員 : 15名 

■申込は下記へお願いします。

■主 催 : NPO法人認知症予防ネット http//www.n-yobo.net/
〒611-0031 宇治市広野町一里山15-10
電話0774-45-2835 FAX0774-45-2793 Email npo@n-yobo.net
 
☆会場「からしだね館」 への行きかた
◆地下鉄東西線「小野駅」1番出口より
 外環状線沿い南へ徒歩1分(エレベータ有)
◆京阪バス 京阪六地蔵、山科駅から
 「小野駅」バス停下車南へ徒歩1分 (高林実結樹)
2009/10/21のBlog
[ 22:45 ] [ 活動報告 ]
昨年10月から月に1回の予定で開催されている某病院の「ものわすれ外来」受診の方とご家族の会に参加させて頂いています。私がお誘いを受けたのは、「NPO法人認知症予防ネット」のメンバーという立場で、受診されている方々への交わりを持ちながら、スリーA方式のゲームをご紹介するお役目でした。

みなさまご家族同伴で参加されますが、ご家族は家族の集いを、ご本人様と数名のスタッフは隣室で集いを持ちます。 私は毎月のこの集いで、ゆったりと高齢者の方々と数時間を過ごせることに自分自身の喜びを味わっています。

開会の瞬間はどなたもなんとなく場違いな所?というような少し緊張した面持ちでいらっしゃいますし、同行された介護者が別室に行かれることへの不安な表情をお見せになる方もありますが、お互いの自己紹介の中で、思わぬ同郷の方と言葉を交わす場面があったり、昔勤労したご苦労をずっとお話続けられる方があったり、でも皆様が話しにうなずきながら共感される場面は、得がたい空気を部屋中にみなぎらせます。

ようやく気持ちが和んだところで、少しずつスリーAのゲームをご紹介し始めると、間違いにどぎまぎしたり、手指の混乱に大笑いしたりと先刻までのよそ行きの表情は
何処へやら。小さなお部屋は爆笑の渦に巻き込まれ、隣室の家族の集いにまで聞こえてしまうようです。

 月に一度の集いですから、又自己紹介から始めて、同じような昔話をお聴きすることになるのでしょうが、いつもご本人様お一人ずつを主人公にしたこの集いがご本人様とご家族に明るい兆しをもたらすものとなりますようにと願います。 (松島慈児)
[ 22:40 ] [ 活動報告 ]
からしだね教室は8月から始まって、10月14日が3回目でした。2回目からは一組みの親子さんのお顔ぶれが代わったものの、毎回お二人の本人さんと付き添い家族のお二人、及びリーダーとアシスタント、その他のスタッフ4人はお仲間さんに徹しています。

介護保険を既に申請しておられるお二人ですが、月に1回の教室で果たして良い影響があるのかどうか、気がかりながら始めたのでした。
ところが3回目には、1回目とは違って、本人さんがはっきり顔を覚えてくださっていて、とてもにこやかな表情で教室に入ってこられました。
始めは言語の理解が困難な症状とお聞きしていたので、会話が交わせるかどうか心配でしたが、まるでウソのように、ゆっくりですが会話を交わしておられるのを見て、感動してしまいました。付き添いの奥様も教室の雰囲気にすっかり溶け込んで、スリーAの予防ゲームに浸って笑ってくださいました。
お二人の本人さんは、シーツ玉入れの時が最高潮になられて、ルールも何のその、両手でボールをかき集める元気一杯の競争のようでした。私もそれを見て、おなかが痛くなるほど笑いました。

月に一度しか…、と心配していたのが杞憂のように思える一日となりました。
お二人だけのための教室、と思うならば運営面からは異論もあるかもしれません。でもご家族を入れて合計4人の笑顔に接していると、“からしだね教室を続けたい”という思いが大きくなります。

参加申込が次第に増えるようにと願わずにはおれません。地域に必要であるならば、自然に申込が増えてくるだろうと思って申込の連絡をお待ちしています。(高林実結樹)
2009/10/20のBlog
[ 21:17 ] [ 理解者・ネットワーク ]
10月9日付けで ブログ掲載しました《スリーA研修会》に
東近江市以外の方からのお問い合わせをいただきました。

20日で申し込み期間が過ぎ 募集人数が満たない ため
 市外の方のお申し込み をお受けいたします。

研修会の要綱

期 日 
第1回 11月 2日 
第2回 11月 6日 すべて月曜日
第3回 11月30日
 
場 所 
東近江市猪子町 東近江市福祉センター なごみ (能登川病院横)
JRびわこ線 能登川駅下車 徒歩10分 
能登川駅 東口 ちょこっとバス 能登川病院行 9:28 
 能登川病院着 9:35

研修参加費 3回 4,000円 1回目に全額納入 
テキスト代 1,000円

研修時間 
 9:30~受付 9:45~第1講座12:15
12:15~昼食 13:15~第2講座16:00 弁当:380円(当日申し込み)

研修内容 
 ・認知症についての話
 ・スリーAの時間別ゲーム運び 5パタンー
 ・増田先生のスリーA教室ビデオ鑑賞
 ・予防ネット 松島慈児さんの講演
 ・茶話会(スリーAのプログラム)
 ・質問とリーダー挑戦(2回)

 *ゲーム運び5パタンーの中にすべてのスリーAプログラムを入れています。
 *実際に教室で行っている、ほほえみ独自のゲーム運動も加えています。 
 *テーマソング・発声練習

お申し込みは、FAX E-mail でお願いします。
 IP/FAX 
 0505-802-5094
E-mail npo.hohoemi-nintisyou@e-omi.ne.jp

 氏 名 住 所 郵便番号 電話番号 を必ずご記入下さい

*研修会は 11月2日 からはじまりますので至急にお申し込み下さい。
 折り返し 《受講表》 をハガキにてお送りいたします。

 
 滋賀県東近江市垣見町328 
 NPO法人 認知症を学び介護する会ほほえみ
 研修会責任者 山本眞喜
 090-1674-5512

2009/10/17のBlog
[ 23:51 ] [ 活動報告 ]
写真で報告


写真報告

2009/10/03のBlog
10月3日(土)、大阪府立健康科学センターにおける、第3回「認知症予防指導者養成講座」 は、今日で終了しました。

4回シリーズのうちの1回目、3回目、4回目の3講座を担当させて頂きました。最終日の今日も、原口、高林2名が伺いました。

今日の持ち時間は1時間20分と短時間でしたので、その時間で「ゲームその4」の残り全てをお伝えしなければと、控え室にいるときから心を引き締めて道具の準備を整え、会場に入りました。
2名は阿吽の呼吸で、予定どおり進めることができました。時間内で全てのゲームを伝えるためには、一部分を割愛しなければなりません。
割愛したのは、今日の講義です。その代りとして、話すべき内容を紙に書いて受講生さんに、「しっかり読んで復習してください」とお願いしました。

スリーAの予防ゲームは本当に楽しく、スタッフも笑ってしまうので、つい気持ちがゲームに傾きがちになり、本来の目的を忘れてもらっては困るのです。

養成講座は文字通り“一期一会”です。その思いで私は、現在到達した考えを惜しまずお伝えしたつもりです。スリーA予防ゲームの目的は何か、ということが肝心です。

認知症予防教室で楽しくなって、頭がいきいきしてきて、認知症の予防、認知症からの引戻しの成果をあげることが目的だ、ということを片時も忘れて欲しくないのです。
ゲームが綺麗に揃うのが良いのではない。間違っても○。ルールを完全に覚えて正しく行う事が目的ではない。認知症予防、認知症からの引戻し、その目的を忘れて、ゲームだけに気持ちが向くと、単なるレクになってしまいます。

これが講座最終回の私の願いです。充分に伝わったと感じました。
帰りの電車で原口と高林はそう確認しあって、別れることが出来てホッとしています。

約30人の受講生さんが巣立ってくださって本当に有難いことでした。この企画をたててくださったNPO法人生きがい大阪様に厚く御礼を申し上げます。 高林実結樹
2009/10/01のBlog
9月29日(火)、午後1時半から2時半まで、城陽市、ハイランド南自治会の「敬老のつどい」があり、お招きを受けました。近くの「陽東苑」で、スリーAの認知症予防ゲームを楽しんでいただきましたが、お世話役の方も沢山おられて盛り上げてくださいました。

今回は要約筆記がおこなわれたので、事前に、最初の話をゆっくり話すようにとご依頼がありました。時間制限もあり、そのあたりの兼ね合いが難しかったです。
ゲームに移ると、皆さんが大笑いしてくださって、口々に「楽しかった」と言ってくださったので、ホッとしました。
ゲームの参加は31人でした。

内容
☆スリーAについて(お話は短くポイントだけをゆっくり)
☆ゲーム担当、木村・元持2名
~ 指を使って数えよう
~ グーパー体操
~ でんでん虫
~ リズム2拍子・3拍子
~ お手玉回し
~ ドジョウさんゲーム
~ ジャンケンたすき取りゲーム

 (木村・記)
2009/09/28のBlog
[ 13:38 ] [ 理事長から ]
夢は正夢!
医療とスリーA予防教室との連携は、認知症予防の実現のためには必要不可欠な夢でした。叶わぬ夢のように、虹を眺めるように、遠い、淡い期待でした。
その夢が今、兵庫県神戸市東灘区で実現第一歩を踏み出しました。

昨27日、神戸老人ホームにおける「物忘れ相談検診」に参加して、まさに夢の実現だと感じ、夢見心地で帰宅し、今日、それを電話で確認して、神戸の同志と喜び合いました。
長い前置詞ですみません。

兵庫県高齢者生活協働組合の主催による、「認知症予防と物忘れ相談」というチラシをもらったので、地域外ではありますが申込をしたところ、満員で一旦は断わられました。のちに、キャンセルが出たということで参加ができました。幸運でした。

会場の神戸老人ホーム受付では、80人の申込者を要領よく四つのグループに分けられました。まずは全員が神戸大学医学部老年内科学の桜井先生の講演を聞きました。
薬剤で一年の後戻しが出来る、あと4年が課題で5年の後戻しが可能になれば…、という目標のお話を聞いたあと、4班に分かれて、スクリーニングテスト、相談コーナー、スリーAの予防ゲームコーナー、認知症の人を支えるサポーターのDVDを見るなど、4室を一巡する仕組みでした。

15点満点のタッチパネル方式のテストで、私は満点をもらってホッとしました。実は心配でしたので~

得点結果表をいただきましたが、実に親切な解説とアドバイスがついており、行き届いたものでした。このような企画の物忘れ検診が、今までどこかであったでしょうか。
12点以下の方への二次検診へのお誘いの医師の言葉も、必要な方に充分届く温かい説明の仕方だと感じました。

医療とスリーAの連携で、目標とされているMCIの段階での5年の予防が実現するに相違ない、神戸の町が不死鳥のようであるだけでなく、神戸の同志の根気強い働きかけが、全国で始めて(多分)実現したのだと、深い感銘に打たれています。

神戸市東灘区から神戸市一円に、兵庫県全域に、全国へと浸透していくように、願わずにはおれません。

神戸の同志は、静岡の研修会を受講したあと、「何とかしたい」という思いを絶やさず、このような形をつくられたのです。(高林実結樹)
2009/09/26のBlog
[ 22:52 ] [ 活動報告 ]
9月25日(金)、京都市右京区にスリーA誕生

京福嵐山電車北野線「高雄口駅」近く、福王子神社の東隣2~3軒に、“フォーラムひこばえ”という名前の、こじんまりとしたユニークなデイサービスがあります。そこは、大木の庭木が繁る小道へ踏みこむ趣のある離れ屋です。
ご縁があって、スリーAの予防ゲームを1時間あまりでしたがご一緒して、とても喜んでいただきました。

一足遅刻の方や、時計を見て早退される方もおられたりして、ほぼ10人ほどの輪ができました。
輪の半分の人数は部屋に上がって座布団に坐り、半分の方は土間のイスに腰を掛けて、という変則のひとつの輪だったのですが、いいぐあいに皆さんの膝の高さが揃って、リズム2拍子~4拍子やお手玉送りもシーツ玉入れも、うまく運ぶことが出来ました。
皆さん大笑いのあげく、せめて月に一回でも定期的にできないだろうか、という声が出ました。

京都市内には、昨年度に同志社大学で、学生と市民有志との合同講習会があったので、その修了生もおられます。その中の一人の修了生がこの日に同席していたので、せっかく身につけたスリーAのリードを忘れては「モッタイナイ」と言って、彼女に月一度のゲームリードを担当してもらうことがきまりました。

こうして京都市内では左京区に続いて、右京区にもスリーAの種が芽をだします。どうぞ庭の大木たちに守られて、しっかり根付きますように。(高林実結樹)
2009/09/24のBlog
[ 19:51 ] [ 理解者・ネットワーク ]
滋賀県東近江市といっても広くなったので分かりずらく
 東海道線能登川駅近くに住まいする山本です。

増田先生のスリーAに惚れ込んで、ささやかながら能登川(旧町)で
 予防教室を始めて3年が過ぎました。

いつも、いつも高林さんに励まされ挫けそうになる心を奮い立たせています。

①元気な80歳前後の主に女性20人ほどのグループには
 スリーAで楽しくすごしてもらうグループ支援(すこやかサポート)

②家族が少し変だと心配されている方、認知症5~7年くらいの人など
 10人前後の脳リハスリーA教室

③認知症の家族を介護する介護者支援の家族会

と認知症関連事業ばかりをするNPO法人認知症を学び介護する会ほほえみ
 の事務局をあずかり、スリーAの責任者でもあります。

思い返せば、平成7年頃から母の認知症に付き合い始め、当時は痴呆でしたが
 「痴呆」と名がうってあればどこにでも出かけてきました。

この14年を振り返れば、なんと初めのうちの情報の悪さ、病気の誤解
 脳の仕組すらわかっていなかった時代だったのです。

その時代に作られた「スリーA」が、現在の情報にもしっかり答えることが出来る
 ゲームの素晴らしさです。

そのスリーAを使って、MCIの人と共に楽しい時間を過ごしたいと
 このMCIの概念が誰にでも受け入れられる社会になることを願っています。

「認知症予防」という言葉すら受け入れがたい感情になる人が多くて
 早期発見早期対応が出来ないもどかしさを日々感じています。
2009/09/23のBlog
[ 11:38 ] [ 「認知症予防ゲーム」とは? ]
脳の活性化リハビリ・予防ゲーム
-とても楽しく声をあげてみんなで大笑い-

認知症予防教室でおこなう脳活性化訓練とは、とても楽しいゲームで部屋はすぐに笑いでいっぱいになります。
種々のルールと笑いの中に脳活性化の働きが潜んでいるので、“訓練”という言葉は不似合いかもしれません。しかし教室の目的はまさに脳の活性化をめざす訓練なのです。

その方法は、参加者みんなで一つの輪に坐って、みんなが一緒に声をあげて笑えてしまう短く楽しいゲーム各種を、次々と進めていくのです。頭を幾通りにも同時につかう工夫があるので、自然に脳のリハビリ訓練になっていきます。運動量も指先から少しずつ増やしていきます。
スパルタ教育式の厳しい訓練とは真反対、大違いの、楽しみながら知らないうちに、自然に身に付く脳の活性化リハビリ訓練なのです。

みんなと共通意識で笑い、スタッフからの優しさのシャワーを浴びることが重要です。
リーダーとスタッフは一心同体でゲームの進行・教室運営にあたります。

予防ゲームの目的

① 自主的な発声とともに両手の指の屈伸からはじめて徐々に運動量を増やす。

② 皆で短い小学唱歌などを歌いながらゲームを進めることで、歌詞の記憶を呼び覚ます。

③ ゲームのルール難度を少しずつあげ、記憶の継続訓練を楽しく自然におこなう。

④ 一定のリズムに緩急変化を隠し味のように入れて楽しいなかにも程よい緊張感をもつ。

⑤ 簡単な計算を随所に織り交ぜて数の観念を呼び起こす。

⑥ チーム対抗ゲームでは協調性と活力を自然に養う。

⑦ 上手にできても失敗しても皆で声をあげて大笑いするので笑いの効用が大きい。

⑧ スタッフからの優しさのシャワーとあいまって、安心感と自信の回復が実現していく。

(普及用のテキストには20種目のゲームをイラスト・解説つきで書いています。ご覧ください)
高林実結樹
2009/09/22のBlog
「ちよネット通信No.2」2005年2月1日発行
A4両面刷り

「国際アルツハイマー病協会・第20回国際会議報告」
≪痴呆の発病を 半分に減らせる!!≫が大見出し。
国際会議の報告、を写真と報告文で掲載。

裏には、臨時総会、コラム、活動報告、これからの予定、教室開設のお知らせを掲載。


「ちよネット通信NO.3」2005年6月1日発行
A3二つ折り、両面刷り

一面には、「木津教室開校しました」を大見出しに、毎週NPO主催の教室を開くことになり、一から始める苦労が思い出された!

「痴呆」から「認知症」という呼び名に変わり、5月22日の総会で「NPO法人認知症予防ネット」へと名称変更議決された。

それまでは「ちよネット」と親しく呼ばれていたが、「によネット」ではちょっと呼びにくさもあり、現在の呼び名は「NPO」「予防ネット」などですが、フルネーム「認知症予防ネット」と多く呼んで頂いている。しかし、いまだに「ちよネット」と呼ばれる方も・・・。

二、三面には、第一回通常総会の報告。
記念講演は「認知症予防の可能性」をテーマに、講師に倉田顕氏をお招きした。
倉田氏は、認知症予防対策には、様々な手法があるがそれらのうち、スリーA(増田)方式についてその効果等を調査研究され、その報告をされた。

その報告書は「高齢社会をよくする女性の会・京都」が平成16年度厚生労働省補助事業として(株)UFJ総合研究所に委託されたもの。
報告書は一般にも頒布されていたが、既に完売。全国に地域包括支援センターが誕生する2ヶ月前には、全国の各市町村長にも認知症予防の提言とともに送付された。

四面には「八幡市から予防教室開設の委託」
と告知があり、石清水八幡宮で名高い、京都府南部八幡市から、教室運営を私たちNPOに委託されました。破格の大きな信頼を頂きました。

当時、スリーAの増田先生と八幡市との間で調整役の私は、認知症から戻った母の馴れない介護の日々、中国でのサーズから避難命令のあった孫と義理娘との同居と、毎日の重い暮らしが 蘇ります。

(文責:福井恵子)


三重県松阪市介護高齢課の依頼により、いきいきサポーター養成講座(中級)6回シリーズのうちの4回に講師に招かれました。

9月17日木曜日。
午前中は、認知症予防教室「ひらめき教室」のお手伝い、ボランティアの方数名を含む22名の参加者で、教室としては2回目ということでしたがもうすでに、和やかな雰囲気の中、楽しく賑やかな教室を終えることが出来ました。

午後からはいきいきサポーター養成講座(中級)第1回目。
46人の参加者で皆さん熱心にメモを取りながらの受講、ゲームに移ると大きなひとつの輪での進行となりました。
ゆび遊び、お手玉、リズム、どじょうさんまでを学習し、皆さん真剣な中にも弾けるような笑顔で、充実した時間を過ごす事が出来、次回もとっても楽しみにしています。
≪機関紙を振り返って≫

私達の活動は、2002年12月17日宇治市「宇治日和」での「スリーA研修報告会」から始まった。こじんまりとした宇治日和フリースペースには、認知症(当時は痴呆と言われていた)に関心のある54名の方々が集まられて、素人の私たち三人は、ドキドキする暇もなくあっという間の2時間の報告だった。

NPOの前身「痴呆予防教室を広げるネットワーク」の事実上「創立記念報告会」になった。

以降、「ミニ講演会・認知症は発病前に予防できる!」などと銘打って、
・「母の介護地獄を経験して」
・「スリーA研修報告会・増田方式のゲーム」
・「在宅での優しさのシャワー実践報告」
・「施設でスリーA予防ゲームを実践して」などと、
3人或いは4人が自分の体験を踏まえた「認知症予防」「スリーA方式」の話を、一人15分~20分講演をして、参加者と一緒にゲームをして楽しんで頂いていた。一人の話す時間が短いので、「ミニ講演会」と私たちは呼んでいた。

約2年間講演会は数知れず、ある方からの寄付「足長基金」からの、交通費をやっと出るようなボランティア活動だった。

そのうち、このような大事な活動は「NPO活動にしなければ続かない」との助言を受け、2004年6月申請して9月に認定され、10月15日~17日の「国際アルツハイマー病協会第20回国際会議・京都2004」の「ポスター発表」とこぎ付けた。

ちよネット通信(痴呆予防ネットの略・ちよネット)
「創刊準備号」2004年8月1日発行
 A4一枚両面刷り、

いよいよNPO法人格取得へ「痴呆予防教室の輪をさらに大きく」と大見出しを掲げ、「NPO法人の目的と事業」「これまでの活動をNPO法人として更なる飛躍へ」を一面に掲載した。

裏には「国際会議でのポスター発表決定」を大見出しに、国際会議のテーマなどの宣伝と、スリーA増田末知子著「ボケからのカムバック」感想。

「創刊号」同年10月1日発行は、A3両面、二つ折り、

一面には「NPO法人としていよいよ活動スタート」として、「設立趣旨書」。二、三面には、二年間の「ミニ講演会」活動記録をぎっしりと掲載した。四面には、会員募集を掲載。

(文責:福井恵子)





創刊号
2009/09/16のBlog
[ 14:46 ] [ 理解者・ネットワーク ]
宇治市広野町にある「ケアセンターまごころ宇治」では、グループホームと小規模多機能ホームが運営されています。

9月15日、子育て支援サークル「親子クラブひまわり」の親子31人が、「ケアセンターまごころ宇治」に入居しておられるお年寄りとの交流会にと訪問されました。

「お弁当箱のうた」からはじまった交流ですが、人形劇のあとでは、スリーAの脳活性化ゲームの出番となりました。

特製の大きな布で“シーツ玉入れ”が用意されており、子どもたちもお年寄りたちも一緒に穴あきシーツをとりかこんで、大いに盛り上がりました。

年齢を超えて楽しむことができる認知症予防ゲームは、この日の主役かのように、地方紙「洛南タイムス」に大きな写真入りで報道されました。

誰も彼もみんなに楽しんでいただける予防ゲーム、どこででも喜んでいただけますね。(
高林実結樹)
2009/09/14のBlog
[ 23:23 ] [ 活動報告 ]
地元の「福祉サロン」、回を重ねるごとに 参加者が増えて、今日は何名だったろうか?サロンスタッフを加えて、25名ほど!

男性が5名、いつもデジカメ持参の方がお見えにならない。どうなさったのだろうか? 毎回写して下さって、写真にして「ほれっ!」っとテレながら渡してくださるのが、私も恥ずかしくもあり 嬉しい。次にお目にかかれるでしょう。

椅子を丸く輪にして 待っていると、男性方は どうしても固まってしまわれる…輪の向こう側に座ろうとしていた、ご近所のお一人暮らしの方に大声で「隣が空いているから こちらへどうぞ」と声をかけた。彼も照れたように、笑顔で隣に座ってくれた。「タバコと酒を止めて、5㎏増えたんや~」と座りながら話してくれた。

指運動、グーパー体操、ドジョウさんゲーム…今日も大笑いをして 盛り上がりました♪

特に、ドジョウさんゲームは、「はい!」と号令をかける方を 順にしていただきました。「ろく!」と間違って号令をかけてしまう方、1~~10まで 長く引き伸ばされる方、「2」のときに「はい!」、あっという間に言う方! 

号令をかける特権で、どじょうが逃げて、田んぼが掴まえてから「はい!」と出来て得意げな方・・・皆さんが楽しんで下さるのが判り 嬉しいひと時でした。

毎回の担当者のスタッフが「来月も宜しくお願いします!」と、「スリーA認知症予防ゲーム」が恒例になってきたこと、スッタフさんも 必ず、輪に入ってくださることで、スリーAが認められたと感じている。
 (福井恵子)
2009/09/13のBlog
9月12日(土)、NPO法人生きがい大阪様主催の、第3回養成講座が4回シリーズで始まり、そのうちの3回にスリーA方式予防ゲームの体験が組み込まれ、その講師にお招きいただきました。
会場は、JR環状線「森ノ宮」駅からすぐ近くの大阪府立健康科学センターの2階でした。

まず第1回は講義「*スリーA増田方式とは *予防の意味」について高林が、続いてゲームの実習を原口が担当しました。

予防ゲームはテキストにしたがって、
“その1”輪になってのウォーミングアップのゲーム6種目
“その2”輪のままでスキンシップのゲーム5種目
を体験していただきました。

今回は3回あわせての持ち時間が5時間10分の設定なので、やや駆け足の進行になりましたが、それでもスリーAの目的とするところは漏れなく伝わったと思います。
参加者皆さんが大いに笑って脳の活性化の体験と、運動量をどのように自然に増やしていくかの配分と、リズム感、数の観念、仲間意識の取り戻しほか、ゲームそれぞれの意義を、説明し、皆さん食い入るように目を見開いて聞いてくださいました。

終了後に廊下で出あった受講生の方がニコニコして、「体も頭の中も熱くなりました」「脳の活性化とはこれなのですね」などと感想を言ってくださったので、今回も理解していただけたと確かな手ごたえを感じ、心も軽く帰路につきました。 (高林実結樹)
2009/09/12のBlog
9月6日(日)、京都市上京区にある京都社会福祉会館で、予定されていた講師のご都合により、代りに高林講演、原口ゲーム担当の二人で伺いました。

介護家族と本人さん、介護を終わって世話人になられた方、長年活動を担っておられる方、福祉施設からは職員の方、と立場の異なる方たちが来られるとお聞きしていました。

当日本人さんとご一緒に来られる家族の方にお出会いした途端、この会のA会員だった昔のこと、B会員になって世話人に連なっていたころのことが走馬灯のようによみがえり、身につまされました。介護保険で助かるとはいえ、社会の理解が皆無であった時も今も、家族の苦衷は変わらないと痛感しました。
本人さんたちが退屈されるので、話しはそこそこにゲームに移りました。

症状や体力が様々にちがうので、ルールもそこのけに楽しまれる方に引張られがちで、スリーAの予防ゲームとは言いがたい展開になりました。でもそれは、この日の催しの性格上、許していただきたいと思います。

異なる立場で参加された皆々様に、等しく楽しんでいただけたかどうか、心もとないものを残した一日でした。ところが後日、世話人のお一人から電話がありました。
今後の“つどい”で、スリーAのシーツ玉入れをしたいから、シーツの作り方、サイズを教えてほしいとのご依頼でした。

ああ、やはりスリーAのゲームは、家族の会「本人・家族のつどい」でも楽しんでいただけたのだ、と安心しました。(高林実結樹記)

2009/09/10のBlog
9月9日、認知症予防スリーA方式小野教室(月1回)の第2回が、無事終了しました。

信号の近くまでお迎えに出ているスタッフを見つけて、道の向こうから手を振ってくださる…。わずか2回目ですのに、すっかりスリーAの一員のご様子でした。
笑顔も会話も増え、とてもいい雰囲気で、8人の輪になって予防ゲームを楽しみました。

今日が初参加の、白寿のお祝いを済まされた99歳の女性と付き添いの娘さんは、ご自宅の近くにある予防教室“スズメの学校”で、スリーAのゲームに慣れておられるとはいえ、皆と一緒に大きな声で歌をうたわれました。また音頭をとって、「ホイホイ」と確実な合いの手を入れられる積極性や、不得手だったゲームを軽々とした動きで楽しんでおられるなど、1年ほど前にお会いした時よりも更に、イキイキとお元気なご様子でした。
スリーAの脳活性化ゲームは、99歳の方にもこのように有効なのですねえ。
次回は10月14日を楽しみに、と言い合ってお別れしました。

当初スタッフの中には、月1回ではどうかな、という思いも少しあったのですが、これはこれでよかったね、小人数で月1回だけですけれど焦らず継続しよう、と意見一致して第2回を終りました。
次回は10月14日です。(高林実結樹)
 

2009/09/08のBlog
[ 10:35 ] [ 活動報告 ]
宇治の槙島は、昔は宇治川の水利で繁栄した城下町だと聞きます。織田信長の槙島城攻めで室町幕府が終焉し、そのあと秀吉が宇治川の流れを槙島の北・伏見に移す大工事をしたために、宇治川氾濫の水害が度々起きるようになったそうです。

昔の繁栄に代わるものは、学区福祉委員会皆さんの地域活動であり、とても活発で、熱いと感じました。

地域の取り組みとして、数回の認知症についての学習会を重ねたうえで、今日9月5日、認知症の予防を学ぶためにと研修会に招いてくださいました。

2時間を頂いて、先ず高林がお話をしました。
認知症予防の考え方の変遷や、予防の意味について。
現在でこそ認知症予防はいろいろ言われていますが、私たちがなぜスリーAの普及運動を行っているのか。などです。
スリーA独特の脳活性化ゲームは、何を以ってどのように進め、どのような成果に結び付くかを感じていただきました。
ゲーム指導は原口の担当です。スリーA方式の予防ゲームの実体験で脳の活性化を銘々自分で感じたうえで、ゲームの進め方のコツを学んでいただく。
私たちのいつものパターンを惜しまずお伝えしました。
ゲーム実習には、5歳のお子さんも参加されましたが、溶け込んでとても和やかに、皆様に楽しんで学習していただきました。

お一人ずつがご自分の活動の中に、スリーA方式の予防ゲームを取り入れてくださるに違いないと、手ごたえを嬉しく感じました。(高林実結樹)