第20回「負傷者と家族等の会」 〜八木絵香さんをお招きして〜

人の縁は不思議です。
〜とあることから、つながって、
太く、強い、パートナーシップが築かれ、
ものごとが推進していく・・・。

当会は、当初の成り立ちから、多くの専門家の
みなさんに支えていただいていますが、
八木絵香さんとの出会いも、「奇跡」!!

日にちもぞろめ?(1月11日)で、節目となる
第20回の会合において、八木さんにレクチャーを
していただきました。

とても分かりやすい説明で、私たちが
私たちの立場で、この事故をどう捉え、
今後どういう風に進んでいけばいいか、など、
整理しながら、ガイドラインを示していただいたと
思います。

多くの方々の「手弁当」に支えられながらですが、
ミッションを失わず、粘り強く取り組んで
行くことが大事ですね・・・。
感謝です。

〜〜〜〜〜<余談>〜〜〜〜〜
八木さんにレクチャーをしていただいたあと、
「負傷者と家族等の会」のメーリングリスト内で
デヴィッド・ボーム著の
「ダイアローグ 対立から共生へ、議論から対話へ」
の話が出て、ちょっと盛りあがっていましたね!

——–≪以下引用≫——–

「対話においてはいかなる課題も設定せず、
いかなる有益な事柄も達成しようとすべきでない、
ということである。
有益な目的やゴールを達成しようとするなり、
何が有益なものかという想定が生まれる、
そうした想定が対話を狭めてしまう。
さまざまな人が、それぞれ違う考え方をするのが
有益なのである。」

「対話の目的は、物事の分析ではなく、
議論に勝つことでも意見を交換することでもない。
いわば、あなたの意見を目の前に掲げて、
それを見ることなのである
−さまざまな人の意見に耳を傾け、それを掲げて、
どんな意味なのかよく見ることだ。
自分たちの意見の意味が全て分かれば、
完全な同意には達しなくても、
共通の内容を分かち合うようになる。」