先日こんな質問がありました。

Q ゆうゆうの活動中に教材を買ったりそれを自己負担する場面があったら補助してくれますか?

A
私たちは活動の資金を補うため
毎年兵庫県社協が設けている助成金「県民ボランタリー活動助成金」に
申請をしています。

これは、ゆうゆうの活動にがんばって参加している
学生ボランティアの負担を減らし
必要経費の一部を補ってくれるものとして
本当にありがたいものです。

なのでゆうゆうの活動に必要なものであれば
自己負担しなくてもすむようになっているので
安心してください。

ちなみに今年もその助成金の〆切が間近となってきました。
一緒に活動してくれる方が安心して活動に従事できるよう
この助成金を含めてみんなでがんばっていきたいですね!!

(矢野)

ボランティアとお金の関係。
福祉と財源の問題。

これらに「うーーーん」と頭を悩ませている人が、周囲にどれほど溢れていることでしょうか。
私も、その1人です。

今年3月、とあるシンポジウムで、
2006年度ノーベル平和賞を受賞されたムハマド=ユヌスさんと対話したことを思い出します。

バングラデシュでグラミン銀行(ベンガル語で、「村の銀行」を意味します)を立ち上げた功績が、世界に評価されたのです。

貧しい人、それも圧倒的に不利な立場に立たされた女性たちに、無担保・低金利で資金を融資する、という取り組み。

その人がどんな貧困状態におかれていようと、目の前の人をとことん信じたユヌスさんの力強いまなざしが、今でも忘れられません。

さて、ユヌスさんのこの取り組みはソーシャルビジネスと呼ばれ、
今ではすっかり至るところで目にしたり、耳にしたりするようになってきました。

ビジネスというとどうしても利潤・利益追及の姿を想像してしまいますが、
ソーシャルビジネスは、ミッションをしっかり目に据えた、立派な社会貢献起業です。

私自身が、この「FLゆうゆう」で取り組む際にいつも頭の片隅に置いている視点。
それは、”持続可能なボランティア”です。

お金や時間、様々な制約を受けながら学生ボランティアは日々活動していますが、
私たちの周囲に溢れている問題、本来の”ちから”を奪われている人々を目の前にすると、
「そんなものに負けてたまるか」と思う時があります。

学生ボランティア仲間の中には、いずれ学生という立場を卒業し、就職していくメンバーもいます。
大学院に進学した私自身も、それぞれのボランティア先を巣立つ同回生・後輩の姿を、これまで沢山見てきました。

仲間が、一人また一人と別の世界へと離れていくのは、寂しいものかも知れません。

だけど。
学生時代に打ち込んでいたボランティアの世界とは縁が切れたように見えても、
私たちは同じ世界に生きています。

自分がどんな立場へと場所を変えても、
この世界で起こっていることに目をそらさない仲間を1人でも増やしていきたい。
つながり合っていきたい。

そのためには、「お金がかかるから、ちょっと・・・」とか、
「ボランティアと言いながら、体よく使われているだけのような気がする・・・」とか、
「お金のことは、あまり自分から切り出せない・・・」とか、
そういった想いを生まないだけの、しっかりとした資金援助を行っていきたいのです。

たかが、ボランティア。
されど、ボランティア。

まだまだ十分とは言えない資金繰りかも知れませんが。
今年も、新たな財源確保を狙って、書類作成がんばりまーす☆

(冨士本)