今日はナイター練習でした!!

グランドはまだ緩さが残る中だったので足元が良くないですが、そういう中でのトレーニングはボールコントロールの習得には有利になってくるのでプラスに考えていきましょう!!

最初は寒さの対策と、1年生の面々が火曜日のナイター練習の際に【こびりついた動きの癖】がとにかく強いので、そこを剥がしていく為にも身体を動かす、変える動きをいくつかやりました。意識の持ち方、考え方で変わっていくし、それがプレーの成果にも出てきている事が繋がってきているので一つ一つの取り組み方も良くなっていると思います。

寒い中、小学生も3名参加してくれたので一緒にやりました!

小学生にしたら【???】な事ばかりかも知れません。でも、ボールを扱う事ばかりがフォーカスされ、その触り方ばかりが言われる。。。それを行う本人へのアプローチがほとんどなく、、、、。

今、小学校の体育授業をやらせてもらっている中でも感じている事ですが、個々がバラバラの動きをやる事が基本許されないメニューばかり、全員が一緒である事が正解なメニューばかりなのだと思い知らされています。それは少年団でも根強い思考にあると思います。体型がそもそも違うのに、同じように、って出来ないのは当たり前。それを一番綺麗に、見栄えの良い子が基準にされ、みんながそこに横一線でやらされる・・・。この環境が一人一人が育たない正体なんだと思います。

子供にしたら正直、つまらない事をやっているような感覚かも知れない。でも地道にやらないといけない事だと思ってやっているから中学生はまだ理解出来るけど、小学生がここにこだわるのは難しいと思っていた・・・。

でも、今日の参加してくれた3名は自らの意思で色々考え、工夫し、お互いに意見を出し合ったりしてやってくれていた。後半の対人メニューの時にも【中学生と一緒に混ざらなくても興味があるならこのまま続けてもいいよ!】と言うと、自分達でしっかりと黙々とやっていた。ハッキリ言って今日一日で変わるものではない(笑) 数年にわたって教育現場と少年団の現場で与えられてきた【大人が思う普通の動き方】を何の疑問を抱く事なくやってきたのですから。。。今日変わらないでしょう。でも、【変えたい!】と思って取り組んでくれた事が練習の最大の意義だと思うのです。

中学生はもちろん自分達でよく考えてやってくれていたので、合間に少しメニューの意図やポイントを伝えるだけで後は試合の時のように高い意識でやってくれていました。

コーチがずっとずっと止めて修正しなくても高い意識でやれる子供達だし、隣では自分達で考えて工夫している小学生がいる・・・。

フト、この状況を観て、、、

『あ〜〜〜コーチってずっとこういう空気にしたかったんだよな〜・・・』

と思った。

今日のグランドの上、20数名の子供の目が誰一人として死んでいなかった事。

みんながそれぞれの目標や狙いが明確にあったから、みんなキラキラしてた。同じ空気を吸いながら素晴らしい雰囲気だと思えた。

プレーの強度やサッカーの事。自分は立派な指導者ではないから一流のサッカー選手に持っていく力は恐らくはない。ただ、一人の選手を精一杯の力で育てていく事は出来るし、自分に出来る事の中では誰にも負けたくない気持ちでやっている。

自分達のカラーで、自分達のペースで、しっかりと逞しくなっていこう!!