今日は朝から八千代グランドでのトレーニングマッチがありました!

寒さが続いている中、今日は昼間はまだマシに思えるような気温でした。終わる頃にはかなり寒くなってきましたが、昼間はまだ試合をするにも問題がない程度でした。

今日はバサラ須磨さんと立花さんにお越しいただいての試合でした。どちらも個人の技術へのこだわりを持っているチームだったので、うちとしてもそのボールを奪うという事をテーマにやっている事もあり、とても試し甲斐のある相手だと思いました。

とは言ってもうちは個別に自分との戦いをやるのが今やるべき事なので、そこの戦いが最も重要だし、今後もしっかりと向き合いながらがんばってほしいと思います。

準備をして、アップをしました。

試合の為のアップ、というはずなのですがアップをしているだけのアップ、という感覚に見えます。各自の都合で身体を動かしているから、試合の時に仲間の為に動けない、走れない、パスが出せない、というズレが起きるのです。

アップの中に各自の試合への意気込みみたいなものがきちんと詰まっています。全体で、みんな一緒に、大声出して、みたいなアップをあちこちでされている風景を見ますが、それで統一感を取れるのではなく、その中の一人一人の心をまずは出してもらう事から始めないと全体が前に進む事もありません。全員で一緒に、という感覚から脱却し、自らが自分の為に、仲間の為に、と動ける選手であってほしい。

今日も元気にキックオフからどんどんと仕掛ける2年生の良さが出ていました。

ただ、お互いの欲が出てくると、今度はそれらを噛み合わせる事に力を注がなければなりません。チームでやる、という意味は個人を出しながら全体の中でそれらを理解する、してもらう事にあります。

自分の勝手、自分だけ、という考え方でプレーをすると必ずズレが生じます。そして、そのズレは解決しません。それらを解決する方法はお互いを理解するという事に尽きます。得意なプレーで、武器のプレーで勝負をする、させる事がチームにとって一つになっていく為に必要な事なのです。

今日もなかなか1年生は試合の中で、自分という存在を強く出せません。

一本の細い【真面目さ】にしがみついているうちはここから出る事は不可能でしょう。各自なりの殻を破る勇気と行動が出ないと今は先に進めない事、そしてこの課題は先延ばしにしてもいずれぶつかる課題として出てくるし、先延ばしにした分、悩む時間も、行動も、かなりの労力がかかる事を話しました。今のこの時ならば勇気だけで済む問題が、先になればなる程、努力が必要にもなってくる。

どこでがんばるか?は自由だけど、本気で向き合わないと色々間に合わなくなりますよ!毎日変われるチャンスがあるにも関わらず落ち込むだけで終わっていきますか?悩んで終わりますか?目に見える変化をしなくても、根っこを育てる努力もあるんですよ!その力こそが自分を支える【土台】になっていく事もこのファルコで学んでください!

元気な小学生も参加してくれたのですが、すでに前向きなメンタルが1年生を越えようとしています。もちろんこれからこの小学生達も色々と悩む時間が出てくるだろうけど、どれだけ前向きにやるか?次第で変わってくるのです。

前向きさって才能の一つだし武器の一つでもある。チームの空気もその前向きさ一つで決まると言っても過言ではない。一人でも前向きさが欠ければ簡単に壊れる事も出てくるのです。試合という場面で今日もそれがたくさん出てきた事、そして、その原因が各自の中にある感情的な部分や前向きになれない部分がそういったものを生んでいる事を理解してほしい。

そして幸いにも明日はまたゲームが出来る日なので、今日の気付きをまた明日に生かしていこう!!

対戦してくださったバサラ須磨さん、立花さん、ありがとうございました【礼】