今日のナイター練習!!

テスト明けが半分とまだテスト中のメンバーが半分。それぞれの立場でしっかりとがんばってほしい!!

今、ワールドカップが開幕し、毎晩夜更かししてしまっている中、世界最高峰の試合を見る事で考えさせられる事も多々あります・・・。

日本代表の試合!!自分達の国の代表として誇りを持って応援したいし、その気持ちだけで十分だと思う。なのに、批評家やコメンテーターが勝てば勝った要因をわざわざ探し、負けたら負けた要因を探す。そんな粗探ししだしたら勝負なんて成り立たないなんです。分かっているなら誰だって最初からやってる、って話ですから。少なくとも、批判、批評するならばまず自身が日本代表の責任を背負って采配してみてください、って事。楽な立場で、楽な位置で好き放題言うなんてその辺のおっちゃん、おばちゃんにでも出来る事ですからね。

さて、そんな中自分は自分の仕事としてファルコの練習の中で色々考えながら伝えていかないといけません!

テスト休みを挟んでの活動。久しぶりのみんなに合って冷静に思ったのが【恐ろしく固い】という事です(笑) 固いと言えば身体と思う人が多いでしょうが、もちろん身体も含めて、考え方、取り組む姿勢、選択肢の数などがとにかく狭いし少ないのです・・・。

狭い考え方の中で100%やっても、自分の幅は広がりませんよ!

動いているボールを【真面目に止める】事を目的にしてしまう(頭ではそうしてはいけないと思っていてもです)のです。

これまでの習慣がここに来て思い切り邪魔になっている事、みんなはようやく悩み始めています。これはもちろんこの選手達が悪いのではなく、いい加減に【真面目にやりなさい!】だけを押し付けた大人側の責任ですよ。

見た目、とにかく必死に、がんばる、という【雰囲気】を作らせる事に躍起立って、結局そこで満足しているのは大人の人ばかり・・・。その中で子供は作られた真面目によって大切な技術や必要な動きを身に付ける事にかなりの苦労を強いられています。

今日、スクールでもサッカーを本格的に習っていない2年生の男の子と対話をしました。

その子にも【お互いが納得いくまで話をしよう!】と見た目の一方的な言い分ではなく、お互いの意見を出し合った上で、納得いく形に持っていきました。おかげで最終的にはコーチが何も言わなくても最後まで自分の心で努力し、目標を持ち、達成したのです。

小学2年生ですよ??話せば分かるのに、どうしても大人は分かったフリをし、見た目で判断、決めつけ、子供の判断を待てないのです・・・。おかげで大人の好きな真面目さ全開で大きくなっている中学生達・・・。これを勝負の世界に持っていく時にどれだけ苦労するか?の所をもっとみんなが考えなくてはいけない時期に来ていると思うのです。

本来悩むべき時に、子供以上に親や大人がショックを受け、先回りし、助けてしまう・・・。結果は全て今、目の前で結局助けたはずの子供達が悩み、困っているという現実があるのです。

そろそろ本気で大人が変えないといけないんですよ!

私はもういい。コーチとしてボランティアだからそこまではいい。じゃなくて、です!

子供に関わる以上は本気で考え、未来に繋げる努力をしなければいけない時期にきているのです!

確かに【真面目】は悪い事ではありません。

自分が言いたいのは、その真面目さが【本人が望んでいる形かどうか?】の部分です。

この地域が一歩進む為には大人が変わらないといけないのです!!

子供がやっている事であっても、見守る大人の感覚が少し変わらないといけないな〜と心から思う時間となりました。

時間は掛かると思いますが、じっくりやっていきたいと思います!