今日のナイター練習!!

テスト休みの早い学校が始まってきたので、また一ヶ月近く全員が揃う事はないと思いますが・・・一人一人の為にやるしかないと思っています!

今日もかなり寒い夜になったので、しっかりと身体を温める事からやりました。ただ、1年生はまだ一つの事をやるので精一杯といった感じで、頭を動かしながら行動をする、という事が苦手です。一つやると一つ置き去りになる。という形なので、それだけ心にも余裕がないって事だし、やる事が全て雑になってしまうのもそういう意味なんです。【真面目が正しい】というものを植えつけられてきた弊害とも言うべき部分。。。

何が真面目か???の所があまり伝えられていないから言われた事だけやっていくというロボット的な真面目になってしまう・・・。これ、本当に地元の少年団(スポーツ問わず)にかなり多い傾向だと思います。

種目だけじゃなく礼儀も!なんて言ってるクラブもよく見ますが、結局は【挨拶の声を大きくしているだけ】になってしまい、そこには心も意味もこもっていない、という例をたくさん見ます。礼儀って挨拶を大声でやるという意味では決してありませんからね!

それと同じように真面目という捉え方がズレてしまってここまで来ていたみんなとのこの大きな差は埋めていく為に対話していくしかなさそうです。

言われた事に対しては真面目だから、そこに自分の心を使うという事をしないのです。

考えずに、疑問を持たずに、ただひたすらに、というのが育ってきた子供達の【真面目の価値観】なんです。大人も目の前でそれをやってもらったら指示した自分も楽だし、って事で【良い子】と評価する。

だから勝負の世界で戦えないんですよ。

今日は練習の最後に2年生が同じチームでプレーした1年生に強い口調で厳しい話をしていました。

自分は練習中の本気は大歓迎だという話をしているし、お互いが納得いかないならば分かり合うまでとことんやれば良いという事も言っている。もちろん責任は自分にくるし、それも含めて預かっているから今日の2年生の行動は遠くから聞きながら【筋道は合っているか?】を判断しながら聞いていたし、正しい方向だったのでそのまま任せた。

2年生の経験から味わった【本気】と、1年生のこれまでの甘い環境の中で【それなりに一番がんばった経験の中の本気】ではやっぱり基準が合わない。当然1年生が言われるだけになる。それでも、【言ってもらえるうちが華】だし、本気だから言ってもらえる事に感謝しながらやるしかないでしょう!

子供同士のほうがやはり伝わりやすいし、納得しやすいものです。

大人と子供の関係だと信頼関係がない状況では【怒られている】という感覚になりやすいから、子供同士の自然な形でベストなんです。ただ、言葉選びがまだ上手ではないから感情が出てしまう部分はまた別にゆっくり話していくつもりです。

とは言え、こうして少しずつ子供の本気が出てくる事はチームにとってもプラスな事ですから厳しい経験も含めて大切にしていきたいと思います!

少しでも早く、自分自身の心を精一杯使って毎日を過ごしていく習慣を持ちましょう!!