今日のナイター練習!!

一週間の始まりであり、3年生が抜けた最初の活動という事になりました。まだ身体を動かしに参加してくれる3年生もいますが、事実上の新チームでのスタートとなります。

これまで頼ってきた分が今後は自分達で作っていかなければいけないのですが・・・前途多難なスタートとなりました・・・。

3年生がいる時には当たり前にしていた基準が1,2年生だけになると【厳しい・・・】と思われているような空気が丸出しでした。。。

それだけ3年生に全てを任せてしまっていたのでしょう・・・。

さらに2年生のムードメーカーである叶翔くんが不在だった事もあり、本当に静かな練習となりました・・・。そういう中でも【俺がやってやる!】という存在が出てくるかも知れないという可能性しかない状況の中、敢えて厳しく言葉を掛けていきました。

・・・でも、一人も出てきませんでした・・・。

そう!こういう状態の人間に限って大きなリアクションをして悔しがったり、酷く落ち込んだり、人の事を悪く言ったりするんです。

まだまだ心が幼すぎて【未熟】と【卑怯】の区別をつけられません!!

ここからのスタートなんで、やはり相当に厳しいものがあります。一見、2年生は学年で1チーム作れる人数がいるし、当然のように保護者の方々も何か期待されるでしょう・・・。昨年の3年生の倍いるんだから・・・みたいな。

ですが、最初に言っておきます!!そんなに甘くありませんからね!内面も、身体も、3年生が持っていたものには到底及びませんし、何よりその3年生の次は俺がやってやるんだ!の姿勢すら出てこないのですから。。。

ずっとみんなを探りながら心の中を伺いました。

この地域の子供達は【作られた真面目さ】だから、本当によく分かるんです。心の中なんて誰にも分からない・・・って普通はそうなんですが、彼等は作られた真面目さ、だから見抜くのは簡単なんです。言葉でいくら取り繕っても行動が示してくれるのです。

弱い自分を認めてしまった上で、本当の努力をスタートさせてほしいのですが、その自分を認めるのが嫌で、逃げて、無理に強がろうとする。良さである素直さまで隠す事になるからどんどん悪循環に陥る。

自分でやっているはずの君達が【やらされている自分】だから見ていても全く面白くない!!と痛烈に伝えました。

コーチの言葉にばかり意識が引っ張られ、最も原点にあるべきはずの【僕はサッカーが好きだ】の気持ちが隠れてしまったらもう何にもない。好きな事に打ち込むだけの時間のはずが、【苦しい事に耐え抜く修行】みたいになっている。もしかしたらそれが小学生年代にすらすでにある状態。その事ですら【がんばっている美学】に思っている大人が未だに存在している証拠だろう・・・。

やはり根っこからの大きな問題。

自分が向き合ったからと言って私には関係ない、と思っている大人が多いから結局根っこは変わらないままに時間が過ぎていく・・・。せめて目の前の子供達には伝えていく事で、未来へ繋がるものが残せたら、と願う。

その為にも、もっともっと今の自分と堂々と向き合っていきましょう!!