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FC FALCO ゆおコーチのブログ ~弱い自分と向き合おう~
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2022/08/20のBlog
[ 00:02 ] [ 練習の様子 ]
今日は久しぶりのナイター練習でした!!

とは言っても明日は高円宮杯があるし通常よりも1時間早めての練習にしました。そこに小学生も2名体験参加をしてくれて一緒にやりました!大事な大会の前だから・・・って特別に何かをやる訳ではないので小学生にも気軽に参加をしてもらっています。

体調面の事もあるので練習自体はいつもより軽めにはやりましたが、ファルコというチームの空気感とか考え方が伝われば良いなと思いました。
加西地区からの参加だったので、そこの出身メンバーが積極的に声を掛けたり一緒にやってくれていましたが、練習中は色々な子が自分から声を掛けているシーンも見受けられました。そこは良かったと思う反面、こういう状況になっても自分からいかないメンバーは、やっぱり【相手からも寄ってもらえない子】であるという事です。

こういう意味をよく理解してほしいのです。【何で僕だけ・・・】なんて言ってる子は基本的に自分自身に問題、課題があるものです。自分がそうなっているから周りからもそういう対応をされる、という当たり前の仕組みを理解して、自分からのアクションにしか価値がない事に早く気付いてもらいたいと思います。
今日は序盤は簡単なゲームをしました。

チーム戦にしてリレー形式のゲームをしました。

ここでの狙いは二つ!!①勝つチーム、勝ってるチームの空気を作る ②どういう姿勢が心から賞賛を受けるのか?という事。

楽しみながらのゲームの中でここは分かって欲しかったのですが、変に真面目なみんなはやはりうまくいかない、負けるとしょげる・・・。下を向いて、反省して、ってサイクルを繰り返す。反省が悪いのではないですが、スポーツにおいて競技中に反省している人間なんて戦いからは自分から下りた感じです。
まだまだみんなは心の修行が足りません!

自らが楽しむ覚悟というもの。結果は負けても一番楽しんでいる。一番勝ってる空気を作る事!そこは大会や公式戦を控えたチームに一番の大切な事だと伝えました。どうせ緊張するんです、君達は!!!(笑) だったら、せめてやっている自分達が楽しいんだ!という空気を作らないといけない!その事を話はしましたが、明日の試合でそういう面も意識してくれたらいいなと思います。

後半はボールを使って対人トレーニング。テーマを持った守備をやりましたが、ここでも生真面目なみんなはなかなか出来ませんでしたね(笑)
試合前の調整のはずが、ダメ出しをするような結果になりました(笑)

ですが、そんな中明日の大会の激励に、今中代表の奥様がわざわざみんなに差し入れを持って来てくださいました。そして、そのもらった物にどんな思いが込められているか?の話もしてみんなに渡しました。

色々な人の思いが詰まった大会なんです!自分一人の勝手は許されないのです。そんなお互いの気持ち、周りの人の気持ちが繋がるような試合が出来れば一番良いと思います。楽しみながらみんなの良さが出るようにがんばりましょう!!

8月20日(土) 北条中学校グラウンド

9:00キックオフ 対三木東中学校さん

皆さんの応援よろしくお願いいたします!!
2022/08/17のBlog
[ 21:20 ] [ Yuo コーチの・・・ ]
今日も早朝から神戸へ遠征!!

アスコットさんの素晴らしい施設に神戸SSさんに招待いただいてのトレーニングマッチ!県リーグに所属のアザーレア三田さん、大阪の平田中さん、神戸SSさんとの交流でした。素敵な環境で素敵なチームと交流させてもらえたのですが・・・・

現実は・・・・・・・

内なる相手との戦いに終始しました。
子供を心から信じているからこそ全てをさらけ出し、今年の高円宮杯は辞退しようと申し入れしました。

そこに出る価値がないチームだと判断したからです。自分の本音は大会って嫌いなんです。大会という場で成長する事ぐらい素人じゃないので分かっていますが、大会ってものを取り上げる周りの大人の過剰な反応が嫌だからです。【普段】を見ない、知らないのに【大会】だけ【特別な何か】を期待される・・・。

着いた途端に大雨、雷、とグランド使用はなかなか出来ませんでした・・・。

が、おかげ様でジックリ子供と向き合う事が出来ました。1年生から始まり、2,3年生に伝え、試合は2年生を中心にがんばってもらい、3年生にはお互いの心を崩壊させて向き合いました。

腹を割って1年生には話をしましたが、3年生には心を割りました。グランドにいる時間も、送迎しながらも、送りきってからも数名の1年生と・・・。対話に対話を重ね、さらけ出した心はもう帰る時間にはボロボロに使い果たしました。。。身体が疲れる、自分の練習や試合をやった後なんかに比べても遥かにきつい疲れでした・・・。
しばらく放心状態でした。

でも、これは悲観的ではなく、でも充実感でもなく。。。

子供を真剣に預かる責任感なのかな?!とにかくここ数年味わった事のない疲れと同時に、子供に対する敬意と自分自身の本気と、保護者の方々への心からの感謝と。。。入り乱れたものがありました。

試合内容???あまり覚えていません!

一人一人の感情の揺れ動き、修正、勇気、調整、発散。。。それらばかりを観ていました。
各親御さんから預かった大切な大切な命。

それを何食わぬ顔して、受けられるだけの恩恵を受けて、当たり前だと言わんばかりの表情と態度。

昭和なら全員をぶん殴っていたと思います。でも、心は冷静に、終始落ち着いて話をしました。意味が全員に伝わるように・・・と丁寧に向き合いました。

3年生と流した涙は嬉し涙でもなければ、悲しいでもなく、悔しいでもなく・・・本当に純粋なものでした。3年生一人一人の心と想いに感動したのだと思います。あまりに自然だったので自覚すらない涙でした。

大切な一日、大切な時間を過ごさせてもらいました。遠くに合宿に行かなくても、高いお金を掛けなくても、大切なものはみんなの心の中にある事を再確認させてもらいました。後は関わる側の問題なんです。体裁を整えて、表面上きつい事をやらせて、追い込んで強くする、という考え方が未だに【指導してもらった】という感覚になる人も大半だろうが、そうじゃない指導だってあるという事。しっかりと学びました。


身と心が削られまくった印象(自滅ですが・・・)です。皆さんお疲れ様でした【礼】
2022/08/16のBlog
[ 18:16 ] [ 練習の様子 ]
今日はまた朝から一日活動をしました!

当然、早朝から送迎に回らないといけないし、それは子供の為だから特段気になるものではありません。でもね、こちらは【御用聞き】じゃないので君達があぐらをかいて良い訳じゃないんですよ。

自分で出来る努力もやらないで、周りの何かを求めてばかり。楽があればそちらに流れ、楽を生み出す努力への発想がない。夏場で暑くなり、みんながしんどい中で、みんながそんな思考になったらどうなりますか???

それでも【そんな事言われても別に自分がしんどい事やらないといけない理由はないでしょ?!】と子供のみならずもしかしたら親御さんまでそういう考え方があるのかも知れないと思いました。
【誰かが】やらないと、なら【私(私の子)】じゃなくても良い。

そう思う人がいっぱいいるんでしょうね・・・。

みんなが自分の都合入れたらサッカーは、社会は成り立ちません。

そんな話を今日もたくさんしなければいけない場面だらけでした。
がんばってくれているという【敬意】を持って接しているのに、それを甘えて受けるだけ受ける。

一つも返そうとしない。

世の中の関係は全てGIVE&TAKEで出来ているのに、知らない人間がずっと人の愚痴や文句を言う。そら自分だけの立場から、目線から言えば言いたい事は山程あるでしょう。

でも、その言いたい事を言う以前に、あなた自身がまずやれるだけの事をやっているのでしょうか???求めるばかりになっていませんか???
サッカーだの、技術だの、戦術だの。

何を言っても、何かを言う以前に【一人の人間でしょ??】って事です。本当にそこに触れていますかね???触れずに、見て見ぬフリして、与えて、甘えさせて、困ったら周りのせいにして・・・って思考の人がきっと多いんです。

今日でよく分かりました。未熟な自分には対応が難しいとさえ思いました。

みんな言います。【子供を大事に】【子供の気持ちを大事に】って。。。

そしたら子供に厳しい話をすれば大切にしていないのですか???

大切にする=甘やかす

ではないのですよ。大切【だからこそ】の部分。

それが社会に必要であり、サッカーに必要な事であり、みんながやるべき事であり、各家庭で考えるべき部分です。

一生懸命にやるという事が一番欠けていると感じた今日の時間。

一見【真面目なチームです】と言われるうちの最大の欠点。一生懸命に、必死に、やった事がないから中途半端な真面目で終わる。そこにおさまれば周りの大人が納得するからだろう・・・。

個を育てるという意味を毎日考えてくれない大人達の犠牲者だと思う。気が向いた時だけ、何かがあった時だけ悩む、ではない。いつだって犠牲者は子供なんだと思う。

未熟な自分が大戦犯。。。。時代に勝てないかも知れないと思う今日の時間でした。
2022/08/15のBlog
[ 06:54 ] [ FC FALCOとは‥ ]
昨日は夕方からまた防災グランドでサッカーをやりました!

昨日の企画は現在の高校1年生メンバーとの交流会でした。現役が一番良く知っている先輩達。その先輩達に高円宮杯前に喝を入れてもらいたい狙いと、高校1年生メンバー各高校に散らばって、それぞれの悩みを抱えているものを仲間として共有し、またがんばろうって活力になればいいなと思いました。

また戻ってこれる場所があるというのは人の支えになるし、ファルコがやり続ける意味と価値にもなると思う。そういう場所を預かっているだけに、本当に大袈裟ではなく一人一人の大切な人生の1ページになっているという責任感を持たないといけないと強く思いました。
最初はちょっと高校生になって照れ臭そうなみんなでしたが、とにかく元気でした!!

この日、このピッチだけは悩みを捨てて思い切り楽しんでほしいな~・・・と思っていたのですが、そんな心配など必要なくみんなは躍動しファルコの時のようなチームとしての連携も見せてくれました。本当にサッカーが大好きなメンバーで、一人一人の個性が際立っていて、武器もハッキリしていたからお互いがお互いの良さを改めて受け入れる必要などなく、逆に現役チームがモゴモゴしているうちにあっという間に喰われました(笑)

最初の得点が入るまでは現役も粘ったものの、そこからは現在香川でがんばっている優耶くんの独壇場で暴れ回られてしまい大量失点。またサッカーから今はちょっと離れていて一番みんなに体力などを心配されていたはずの大輝くんがまるでファルコの時と全く遜色ないプレーを見せるなど昔からあったセンスの塊感を出しまくり、攻撃はこの二人でボコボコに現役をしてくれました(笑)
やっぱり武器ってすごいな~と思いました。現役にもずっと各自の武器を出すように、って話をしているけど、ここまで説得力のあるやられ方をすれば意味を分かってくれたと思う。

まさしく【手の付けられない】状態になったみんなはどうしようもなくやられました。中盤で自信を持ってキープ出来ていたのに、【1+1=3】になる方程式を見せてくれていた隼也くん、陽晟くんの中盤ゴールデンコンビの早いプレッシャーに何度も何度も潰されました。そこからサイドに展開され、スーパードリブラーの朔弥くんには2,3人でも剥がされ何度も失点。やっと前に繋げても後ろの斗碧くん、龍之介くん、勝斗くんが鉄壁に守備をしてくれて全く動けないコーチ二人のハンデなどお構いなしに守ってくれました。そして、何度か迎えた現役の決定機にも、キーパー眞登くんのスーパーセーブに合い、最後の最後まで1点も奪えずに終わりました。
サッカーってどういうものなのか?どうすれば【うまくいく(ように見える)】のか?が詰まっていた高校1年生チームが大きなヒントをくれました!

大量得点の高校生に対して1点も取れなかった現役生・・・違いは???終わってから話をしたけど、やっぱり理解をしていない。能力が高いからやられた???そんなレベルではなく、圧倒的な差は【仲間に対する信頼度】だった。明確な答えが出てからじゃないと動かない現役に対して、信頼をして先に動き出す高校生との差は明確。

高校生はもっとファルコの時にいっぱい感情を出し合って、言い合いもして、そこから一つにまとまっていった。最初から感情も出さずに【良い子っぽい空気の現役】には理解は出来ない事かも知れないが、試合中にお互いのプレーにブツブツ言ってるそんな小さな心でサッカーやってても繋がるはずもない。その差が交代しながら疲れも楽なはずなのに、差は広がる一方になった大きな要因だろう。
身近に、いつもこうして最高のお手本があるという事を甘えてしまっていた事がもったいなかったね!

高校1年生メンバーはサッカーがどうすればうまくなるか?どうすれば楽しく出来るか?を本当によく理解していたと思う。戦術的な事などほとんど言ってないけれど、人としての繋がりの部分を何度も修正して最後はとにかくお互いを信頼してくれた事が全てだった。だから久しぶりであれ、お互いを理解する事など容易い事でボールは繋がり、特徴もパズルのようにしっかりと繋がった。

現役生にも同じ要素があるに決まっている。同じファルコで同じコーチに関わっているんだから出来ないはずがない。後はみんながチームやコーチを本当に信じてくれるか?だけだと思う。高円宮杯を前に最高の経験が出来たと思う。全てが甘かったこの経験を活かし、もう一歩階段を上がって本番を迎えよう!!

集まってくれた高校1年生メンバー達!本当にありがとう!!君達の武器が再確認出来たと思うし、また各自の高校で、ピッチの中で、自分という存在感をどんどん出してがんばってください!!ずっとずっと応援しているし、心が折れそうになったらいつでも元気にがんばるファルコの現役メンバーの顔を見に来て元気もらってください!!
2022/08/13のBlog
[ 22:59 ] [ FC FALCOとは‥ ]
今日は夕方から良い環境でサッカーを思い切り楽しみました!!

毎年この時期に一緒にライバルとして、最後は仲間として戦ってきたFC志染さんのOB会が開かれているので、その時間までにうちがグランドを使えるように予約もしてもらう形でお世話になっている時期です。

例年はお盆休みという形で入れているのですが、今年に関しては高円宮杯の初戦がお盆明けすぐというタイミングでもありお盆休みもサッカーの予定は入れました。保護者の方々にはご迷惑をお掛けしましたが、大事な子供達が高円宮杯を精一杯楽しんでもらえるように一緒にがんばりたいと思います!
今年のお盆休みは土日と重なった事もあり、現地集合にさせていただいたので多くの保護者の方々に観てもらえる機会となりました。

色々思う事もあるだろうけど、こちら側としてはやはりこれだけの保護者の方々の目があると【いつもの20倍緊張している(張り切っている)みんながいる】という事は確信しました(笑)

みんな、照れ臭い年代だけどきちんと親御さんへの感謝の気持ちはあるし、だからこそ良いプレーを見せたいと意気込んでしまう・・・。結果、昨日や一昨日の試合に比べてガチガチの様子でした(笑) 緊張と言うよりも余計な力みを感じましたね!
まずは前半の1時間はチームの紅白戦を行いました!!

層が薄いチームだからこそ全員が出場出来るというメリットがある訳です!それが何よりの環境だと思います。ちょうどの人数がちょうど良いのです!各自に責任感が芽生えるし、自覚も出てくる。プレー一つ一つの責任感は春先に比べてもかなり強くなってきたと思いました。

チーム内の競争という観点からも良いものが見えてきたし、1年生も数名がいよいよスイッチが入ってきたね、という感じを受けています。
2,3年生もそうやって1年生の押し上げにピリっとしてきたし、チーム全体の活気は出てきました。

残念ながらこの時期という事もあり、まだ全員が揃う事はありませんが参加メンバーの一人一人が自分という存在感を持ちながら、出しながら、前向きにやれている事は良かったし、芝生という最高の環境の中でテンションも高めのみんなが良い感じに見えました。

後半の1時間はFC志染さんのOBチームとの対戦!スピード、パワーが要所要所でその差を見せられ、守備ラインをぶち抜かれるシーンもたくさんありましたが、粘り強く抵抗したり、何より最後まで諦めない気持ちはしっかりと出ていました。また得点も奪う姿勢、強い気持ちを出してくれていた事も良い成果だったと思います。
今年も勝てませんでしたが、この日の試合は勝敗が意味を持つものではありません!

一緒にファルコに混ざって過ごしてくれた4名の卒業生も元気に顔を出してくれてプレーもしてくれました。それだけで十分なんです!がんばっているとかいないとか、そんなの誰かの基準だけの話であり、自分にとってはこうして顔を合わせて話せる事が何よりの幸せなのです。

敵も味方もなく、一緒のサッカー仲間という感覚で毎年この時期は一緒にサッカーを楽しみたいと思います。みんなには自分の育ったこの場所(チーム)を大切にしてほしいと思う時間でした。

交流してくださったFC志染の皆さん、ありがとうございました【礼】
2022/08/12のBlog
[ 19:24 ] [ 試合結果 ]
今日は朝から加古川中さんへお邪魔をしてトレーニングマッチをしていただきました。

6月に一度対戦させていただいたAC高砂さんも参加されていたので今日は久しぶりの対戦となりました!早朝からみんなを乗せて時間通りに到着。準備もしっかりと整えてくださった加古川中さんには感謝しかありません!水本先生はサッカー繋がりの関係もあって、こうして交流させていただいているのですが、気配りの達人ですので今日もこうして試合に招いてくださっているにも関わらず、会場準備をしてくださり自分達よりも先に、招待チーム同士の試合を組んでくださったのです・・・。グランドが一番綺麗な状態である最初のゲームを準備した自分達以外のチームが使う・・・なかなか出来ない事だと思います。

こういう心配りにもみんな気付きましたか???どうもうちのチームにはまだまだ【当たり前】な感覚が強い気がした今日という日でした・・・。
歯がゆさとかたくさんあります。

でも、各自の中にある【心が揺れ動く経験】というものはこちらが催促したり、促したり、求めるものではありません。

感動とか、悔しいとか、うれしいとか、自分自身が感じるものを大人が求めるのは絶対に違うと思うのです。もちろん、そう思ってほしい、という願いはありますが結局は、本人の【心】の事なので手出しは出来ません。ただ、そういう心が揺れ動く経験をさせる事を一生懸命にやるだけだと思っています。

みんなの心は正直今、【誰かの期待や思いでつくられたもの】が本当に多いし、この意味を大人が理解してほしい。
本人の気持ちを越えて先に【評価】をしてしまう大人。

その影響で、【僕はそうなんだ】と思い込んでしまう子供。

だから、このファルコでは時間を掛け、何だったら3年間の全部を費やしてしまう子もいるだろうけど、【自分の気持ち】を大事にしてもらっています。その心を開放し、それを仲間にぶつけられる関係性。それが出来た子は本当の仲間として最高のチームを作る事になるのです。

心を早く開放出来るかどうか?!もちろん多感期のこの年代に一番難しい事かも知れません。でも、同時にやる価値をいっぱい感じています。

今日の試合もハッキリとは伝えていないのですが、みんなの【がんばってくれている前提】で試合を観ても【何か物足りない】と思うのはそこなんです。
各自の思いがあるはずなのに、それを出さずに時間だけが過ぎる・・・。

結果は出るが、その結果が自分の中に残らないのは自身の思いを出さないからだと分かっているのですが、このまま伝えても伝わりにくいと思い我慢をしている。経験させて話をする。この繰り返ししかない!心の優しい、真面目な子ばかりが集まっているからこそ、伝え方が重要だと思う。

まともに伝えて、まともに受け取っただけでは残らない。それを実感しているからこそ工夫が必要になる。簡単ではないけど、がんばりたい部分!!

試合のほうは、前回の対戦より粘り強く対応出来ていたけれど、攻撃の選手達の中の【気迫、本気度】みたいなものが足りない事が見える。

何度も言うが【がんばっている前提】で、その足りない部分を補わないといけないから難しいのです。試合後に、いつもはやらない勝負をやってもらった。

ビックリするような本気が出てきた。どうして試合でそれを出さない??ってなぐらいに(笑)

そこが難しく、面白いのだろう。自分がサッカーを小さく考えてしまっているからそうなるだけの話。勝負事、勝つ事、必死になる事、夢中になる事。。。全ては幼少期に日が暮れるまで遊んだ時間の中に全て入っている事。だから、【鍛える】のではなく【思い出させる】事なんだろう・・・。育ってきた環境など人それぞれだから違いはあるだろうけど、そういう一人の人間を形成している色々な部分から材料を見つけ、関わっていきたいと思います!

良い試合経験をさせてくださった加古川中さん、AC高砂さん、ありがとうございました【礼】
2022/08/11のBlog
[ 16:25 ] [ 試合結果 ]
今日は朝から姫路にある【第二の故郷】である広畑東グランドでトレーニングマッチをする為に行きました。

津田さんにはこちらの都合を理解していただき、日程も配慮していただきました。夏休み前にコロナの影響でしばらく活動が出来なかったチーム。ようやく再開した時には暑さが酷く、身体を慣れされるにも時間が必要です。

無理をしても熱中症になるし、がんばらなければ前には進めない。この葛藤の中で日々活動しているうちにとって津田さんのような理解者がいてくださる事は本当にありがたい事でした。広畑東グランドは【生きています】。20年間毎年通わせてもらっていますが、年々その姿を変えているし、グランドは決して高価な芝生でもありません。草がたくさん覆い茂った中ではあるのですが、津田さんの活動が物語っているかのようにそのグランドを大切に保持されている証はあちこちに見えて、自分にとっては本当に輝いて見えます!この素晴らしいお手本を見て、自分も自チームのグランドを大切にしていきたいと強く思いました。
しかもありがたいのはグランドだけではなく、活動が同じくやりにくい状況になってしまった津田さんが高円宮杯を控えたこの夏に対戦したい相手として選んでくださった事です。

他チームのそんな候補に挙がるだけでもありがたいし、その気持ちをしっかりと受け止めて全力でぶつかっていこう!という話をしました。つい先日のトレーニングマッチでは見下された空気を作られてしまった事を含めて甘かったという話を最後にしていたし、そのリベンジの場としても今日は感謝を恩返しする強気のプレーでがんばろうと話しました。

今日は後ろの選手達が前の選手を前でがんばらせる為に高いラインを設定してやるように話をしたら、その話の通りにしっかりと前から圧力を掛けて相手を押し込む展開に持っていけました。強い気持ちとチーム内に生まれてきた競争心によって出ている選手のモチベーションは高く、試合をしながらも対戦相手より自分達、自分自身との戦いが出来る子が増えました。
次のメンバーでのゲームでも、各自のがんばりはそれなりには見えました。

でも試合後に数人が自分の出来を聞いてきてくれた時に話をしたように、まだまだやらないといけない、相手の心がしんどくなるまで押し切る力強さは足りなかったよ、という所。姿勢は前向きで、攻撃への回数やアクションは多かったのですが、攻撃における【最後の一歩、最後の一本】が甘かった部分はある。

まぁチャンスは作れたし・・・という甘い考えがたくさん横切っていたように思う。そういう時に、もっと全体が【この基準じゃダメだぞ!】という選手が出てこないと全体がこの緩かった空気の中で甘えてしまうものです。強さを要求出来るリーダーがこの集団の中、特に1年生の中から出てきてほしいと楽しみにしています。
だいぶ暑さにも慣れていたみんなの様子を見て、最後もう一本増やしてもらいました。

ここではスタメン組のメンバーが勝ちきる強さを出せなかった・・・。勝負へのこだわりの事はずっと言ってきているのですが、先制され、追いついた所で満足してしまっている子がいた事がチーム全体を鼓舞出来なかった要因だろう。

この夏、こういう場面の一つ一つで甘えを捨ててやりきる強さを持たないとどんな相手にでも簡単に喰われてしまう事を分かってほしい。
それでも一人一人の視点で言えばがんばり所が各自にあってそこは十分に評価をしたい!

ただ、その裏返しで課題としては一人一人のそのがんばりのタイミングがズレてしまうから効果的な攻撃、守備がやりきれなかった事は頭に置いておいてほしい。

日程を終えて相手の監督である西澤さんがわざわざみんなに激励の言葉をくださいました。どう響いたか?は各自なりだと思うけど、自分はやはりありがたいと思った。こんな相手チームの事まで考えて言葉をくれるなんてなかなかないし、それも含めてみんなの人間性がそうさせた一つの成果だと思う。前向きにがんばっていれば、こういう前向きな出来事がたくさん増えていく。いつも楽しいという事ばかりが前向きではなく、自分との戦いに挑戦する事が前向きの証。一人一人違う課題と武器にしっかりと向き合って良い【個】を育てていきましょう!!

対戦してくださった津田さん!ありがとうございました【礼】
2022/08/09のBlog
[ 16:56 ] [ 練習の様子 ]
昨日の活動でまた大きなものを気付かせてもらいました。

自分の存在って何だろうか?コーチって?指導者って?人と人の繋がりって?・・・

そんな事を一晩中考える中で一つの答えを自分なりに見つけました。正解を求めたものではなく、自分自身で出した答えである事に意味があると思っています。優しいを勘違いしないように!!!甘やかす事ではないという事。寄り添うという行為は先に手助けするものではないという事。人を空気として扱わない事。そんな事をしっかり整理し、今日も最初に大切な話をしました。

夏の集大成となる高円宮杯では何を目的にした戦いをしないといけないのか?目先の勝敗ではなく、各自が自分の中で戦えているのかどうか?ベンチで満足?心からスタメンを応援している?出来る?その為にはどうすればいい?そんな話をしました。
うちは確実に甘いよ、という基準の話。

今日、目の前で【必死にやってみて!】という言葉に反応してがんばってくれた1対1は【守備対守備】でした。意味が伝わりにくいかも知れませんが、彼等の中にある【失いたくない本能】がある限り、チャレンジもなければ殻を破る事もなければ、壁を乗り越える事も出来ないという話をしました。

そこからはかなり厳しい言葉も含めて目の色を変えて勝負をしてもらいました!明らかに変化はしたけど、スイッチを押したのはコーチだったよね?だから今日の変化は各自の成果ではないという事をまず認識してほしい。そして、そのスイッチを自分で押さないといけない事も理解してほしい。
このメンバーはこれまでの経験の中で【がんばりました】はあるけれど、【必死】になった事はないという事なんです。

だから基準値を高める為には仲間の力が必要であり、周りの助けが必要になってくる。

一人では越えられないけど、背中を押されればがんばれる子はいる。今はこうやって少しずつ自分の中にある基準を一旦壊し、越える経験をするしかない。その経験を持って【自分一人でも必死になれる】という基準を持てないと戦えないという事。
チームとして戦うスポーツだとしても、中でやる一人一人の判断の延長に勝利や勝敗が決まってくる。

最後のゲームでも、自分の【ちょっとした】と思っているミス一つで仲間を苦しめる状況が生まれる。それらを助け合うのもまたこのスポーツの特徴でもあるけれど、ずっと助けられる基準の中にいるとその事すら当たり前だと勘違いをする。

自分が身体を張り、心を張り、仲間の為に力になる経験をしないと少年から男にはなれない。1年生はまだまだ甘えてばかりで自分からの意思表示はあっても、仲間を助ける、指示をする勇気も責任もない。
がんばっている事は認めるが、必死になる経験をこの夏には求めたい。

実際に、自分の中で【これ以上ないがんばりをしたつもり】でも、隣を見ればもっとすごい2,3年生がいる事は練習中でも簡単に分かる話。基準をその2,3年生のほうへ向けられるかどうか?が自分の成長に繋がる。いつまでも【僕なりに・・・】では前には進めない。

この夏に一つ殻を破ってほしい。

少年から男になる兆しが見えれば涼しくなる秋に成果は出てくる。今が一番きついだろうけど、こういう一つ一つを逃げずに向き合ってほしい。何度も言うが、弱い事は構わないが、卑怯にだけはならないでほしい。

一歩踏み出せる夏にしよう!!本気の集団になろう!
2022/08/06のBlog
[ 18:15 ] [ 試合結果 ]
今日は朝から久しぶりのトレーニングマッチでした!!

強い雨が降っていた朝・・・これは試合無理だろうな~・・・と思っていたのですが、会場の滝野中さんでは全く降っていなくて、グランドはとても良い状態でした。そんな会場をさらに試合が出来るように色々な設営をしてもらっているみんな。会場まで車で送ってもらい、服さえ着替えればもう試合が出来る環境が整った状態・・・。

分かりますか?当たり前じゃないって事を。そこが全然分かっていなくて相手にする挨拶すら人の後ろに隠れてモジモジしたような子ばかり・・・久しぶりだから?緊張しているから?とか一切関係なく、一人一人の人間性の話なんですよ。自分が今日という場で何をやるのか?どうしたいのか?を考えれば行動って見えてくるもんです。そんな話からスタートしないといけないまだまだ幼いみんなでした。
そこに久しぶりだから保護者の方々も応援にたくさん来てくださいました。

この設定が整ってしまうと子供達の力みが5割増しします(笑) 今日は一言で言うと【散々】でした。試合勘だとか、そういう以前の部分が大きな問題。毎回の練習でも言ってるけれど、現状の自分を丁寧に観察する事が欠けている。

だから曖昧にしてきた部分、誤魔化してきた部分が一気に出た【だけ】の話。つまり今日だけが散々ではなく、普段の取り組み、トレーニングの状態も今はそういう意識でしか取り組めていないという事なんです。

でもね!子供というのは経験させるのが一番の近道なんです。

今日で思い知ってほしいのですがどれだけの選手の心に響いてくれたか?です。本当に覚悟決めてやらないといつまでも出来ると勘違いしていては痛い目に遭うよ、って事。

うまくいかない理由はある。それを解決する方法はある。でも、目先の手っ取り早い修正をする事など何の意味もない。目先の修正をして、目先の勝利を得た所で選手に何かが積み上がるものではない。大事なのは、【何を学べたか?】が残せる事。

今日の相手は滝野中さんとリーグ戦でも勝てなかった小野中さん。
どちらもこの時代のこの地域にしては人数の多いチーム。

良い選手もたくさんいる。そういう中で心を燃やしてぶつかれたのか???と問うと、甘かったという選手のほうが多い。言われてから、やられてから、負けてから、ってタイミングの気付きでは成長が遅くなるのは当然ですよ。

進んでいく子というのは自分のタイミングで気付く。自分のタイミングでチャレンジが出来る。言われた時に、言われた事しかしないレベルでは遅くなるのは当然だ。

今日の活動で一番大きな課題として見えたのは【関わる】の意味を理解出来ていない、もしくは勘違いしている子の多さ。優しい?!ってポイントを稼ぐ行動は誰の、何の為にもならない。一人に責任を持たせるという事の意味と価値を全然理解していない事が分かった事だけが収穫。
さぁ!今日のこの経験(ほぼうまくいかなかった)を経て、どうするか?だ!

緊張した?それで済ませる???
暑かった?しんどかった?それで終わり???

サッカーは自由だからこそ、そんなに甘くないんだよ。好きなら本気でぶつかれ!

勝てたらいいな、なんかじゃ絶対に勝てない。将来サッカーで上を目指す訳じゃないので・・・なんてくだらん言い訳していないで本気で努力をしてみせろ!今を全力で向き合えない奴の将来や夢なんて何一つ叶うはずがない。

もっと毎日頭と心を燃やしてほしい!今日は本来高円宮杯の初戦だった事を考えれば、今日じゃなくて良かったね、と言うしかない。2週間のチャンスを自らの努力で掴み取ってくれ!!

みんなの奮起を期待しています!!

会場設営、対戦してくださった滝野中さん、小野中さんありがとうございました【礼】
2022/08/05のBlog
[ 21:51 ] [ 練習の様子 ]
今日のナイター練習!!

8月に入ってから毎日のように夕立があり、しかもその一度に降る雨の量が今までとは全く違うようになってきました・・・。グランドは一瞬にして水浸しになりトレーニングも室内でのトレーニングとなりました。とは言っても活動出来る事自体に喜びは感じているのであまり問題とは捉えていません。

子供達の表情も日焼けした真っ黒な健康的なものになってきました。活動出来なかった期間が長く、体力的にも低下した状態からの再スタートでしたが、少しずつ戻ってきた感覚はあります。
でも、自分は体力の課題よりも各自の中にある心の問題や課題のほうが本当に大切だと思っています。

大人になっていくにつれ、色々考え過ぎるから行動が起こせなくなっていく。無邪気に、何も考えないで動き回っている幼少期って悩むとか考えるよりも楽しい事をしたいだけの一心だから朝から晩まで遊んでいられるのです。それがなくなっていくのは好きなスポーツすら【習い事】であり、習い事とは教わって上達するものであり、機械的な習得しかしなくなっているのです。

そんなみんなに【がんばれ!】と声を掛けたとしても通常の関係性ならば【やらないと怒られるから・・・】というがんばりになる。自らの意思でがんばりたい!と思ってくれるチームにしたいと思っています。
その為には常日頃から、【関係性】を重視します。

何かをアドバイスしたとします。でも、一方的なアドバイスなんて聞いてるフリだけで実際にはその相手に入っていかない(入ってもすぐに消える)ものです。でも、自分から興味を持って聞いた事やアドバイスを心から共感した場合は入っていきます。その入る為の努力は日頃のコミュニケーションだったり、対話だったりです。

それを怠ってトレーニング三昧、試合三昧にした所で選手はただの駒でしかないのです。
子供達が、子供達らしく、自分らしく、というものがどんな試合、どんな相手にでも出せる姿にするのが目標です。

一人一人違うとか、個性だとか、言うのは簡単だけどいざ試合や大会になれば、大人の、コーチの作戦で動く、、、なんて結局は子供一人一人の気持ちに寄り添うなんて事は考えていないのですよね。そうやってきた自分の過去を振り返っても、今は子供達がどれだけ生き生きと好きなサッカーを、好きな仲間とがんばれるか?を見守る事が何よりの楽しみだし、葛藤しながらも成長していく姿がうれしい。
まだまだ子供から信頼を全てされている訳ではないだろうけど、自分からは信頼をする。

関係性を整えた上でアドバイスや指示もやっていきたいと思う。

【こうやってみたらどう???】と声を掛けた時に、

【確かに!!それをやってみたい!!】と思ってもらえる関係性。

そこが全てだと思う。それ以外はコーチの自己満足に過ぎない。

子供が成長する為の準備。

明日は久しぶりのトレーニングマッチ!!みんなのがんばりを楽しみにしています!!