今日は午後の一番暑い時間帯にトレーニングを行いました!

とは言っても大事な話は最初に行い、残りは各自の時間がほぼという形にしました。最初の話では【周りからの評価は各自が出している空気と直結している】事や評価が低い事は今の君達にとってはのびしろでしかないという事。子供は素直で敏感だから大人の評価をそのまま受け止め、場合によってはそれで自分を評価し悪い評価を受ければ僕はダメなんだ・・・と落ち込んでしまう始末・・・。

そうではなく、自分自身のなりたい形ややりたい思いをもっともっと先に、前面に出していく事が必要でこんな田舎地域に育ったからって何も自分から諦める必要なんてないんだという事を伝えました。

勉強の結果が人間の評価ではないという事。

でも、人間としての評価はありとあらゆる場面に連鎖反応を起こすという事。私生活の乱れや心の歪みはサッカーをやっていても必ず出てくるという事。そういう話を最初にしました。そこからは個人の今日の目標を掲げてもらい、その上でその言葉通りの目標を達成出来るか?をテストしました。

結果は半々という感じでした。同じ失敗でも、目標から程遠い失敗をしている子と、ギリギリの子など違いはあります。要するに【自分自身を丁寧に評価しているかどうか?】なんです。適当に、曖昧に、やっているから目標達成への距離も遠くなっているという事。

自分はこのメンバーが大好きだけど、周りはみんなの良さを正直理解出来ていない状況・・・。その評価はファルコに対して、コーチに対しての評価に値する事だと受け止めている。

つまり冷静なジャッジをすれば、ファルコはまだまだ周りからの評価では【何もない集団】レベルなんです。そこをこの夏を通して、ちょっとでも良いから各自なりの色を出して、一人一人がこんな思いを持ってやっているぞ!というものが自分自身で気付いて、自信を持ってやれるようにしたいという目標があります。活動が出来る喜びはもちろんだけど、それだけで終わりたくない気持ちも同時にあります。

3年生の存在、2年生の存在、1年生の存在・・・。みんな違うし、みんな良い!!

1年生の内面や思いがどんどん育っている事を痛感させられる。自分はファルコの準備時間から解散時間までの全てを大事にしていて、その全ての時間の中で起きる子供達の気配りや思いを大切にしています。

一番集団の中での年下になる1年生が色々な面で自覚と責任を持ちはじめてくれている。率先して行動し、言いにくいような思いを口に出したり・・・ちょっとの勇気が自分を大きく変えてくれる事を理解し始めているのが分かる。どんどん頼もしく成長してくれている。

今日は各自の時間で向き合ってもらう事がほとんどでしたが、コーチとして大切な部分はハッキリ見えた。一人一人の課題はもちろん違うけど、チームの中でどういった努力をすべきか?の所は色々見えた。

短所として捉えるのではなく、長所を伸ばすイメージをずっと大切にやっていく。彼等が持っている本来の力や良さをうまく引き出せばサッカーをやる以前に、【毎日が楽しい】という感覚になるはず。そんな自分が毎日を生きているという【主役感】を持ってもらえるようにこれからもがんばっていこうと思います!

まだまだみんなは【2】のチーム!!!コーチはこれを【4】にしていきます!!そして、それが達成出来た時にはみんなそれぞれが【5】を持っているからね!がんばろう!!