今日は一日良い天気でした。

来週からはいよいよ梅雨入りになる予報だし、それまでの貴重な晴れ間の時間を目一杯過ごしてほしいと思いました。

今日のグランドは高砂にある【カネカ高砂グランド】でお世話になりました。対戦相手のA.C高砂さんとはトレーニングマッチ等の交流は今までなかったんですが、兵庫SCにお世話になってサッカーをやっている中でチームメイトであるナオさんがコーチをされている話になり、その繋がりから今回実現しました。カネカさんの芝生グランドまで提供していただき、トレーニングマッチにも関わらずこの環境で出来る事は本当にありがたい話である事。その上で、みんなにはもっと大事な事だという事を理解してもらう為に出発時間は早くして試合までの時間にしっかりとミーティングを行いました。

内容はここで書いた所で、上辺だけの話になってしまうので各自の今後の行動で示してくれれば、と思います。

簡単に言うと【今のみんなは色々な面で緩んでいる】という事でした。今、親や先生、コーチに対して真っ直ぐに毎日がんばっていると胸を張って言えるのか?という事を確認しました。みんなが今やるべき事は自分のその生活の中で自分が決めたやるべき事をきちんとやるという事だと伝えました。どう受け止めたのか?どう感じたのか?は分かりませんが、今日という日がまた誰かのきっかけになるという事、また今日という日に後悔する子、思いはあっても行動出来ない子、とそれぞれだろうけど、限られた時間の中、一日でも早く自分自身の為の努力をがんばってほしいと思い、その気持ちと思いを伝えました。

試合はA戦を30分ハーフ、B戦を25分ハーフで2試合ずつさせていただきました。

全員が2試合をやってもらう形になりましたが、非常にタフで良い経験が出来ました。相手のレベルも各自がしっかりとしていたので、必死で、ギリギリの所で身体を張って何とか凌いでた守備に加えると、攻撃への意識がまだまだ低く、攻撃で守備の負担を減らすという発想が恐らくないものだから、守備だけ必死にがんばっている、というようなA戦でした。

B戦のほうは前の選手が自分のしたい事、欲しい場所を要求しない、もしくはするタイミングが遅い事で何度も攻撃チャンスを不意にしてしまう流れが多かったですね。それでも、一人一人が前向きにやろう!という意思は感じ取れたり、やろうとする姿勢は十分伝わってきました。

そんな中、A戦をやっている時間を利用し、B戦のメンバー達だけで集まってミーティング、その後で1年生だけで集まってミーティングをやっていました。何を話したのか?に興味はありません(笑) 

大事なのは、そのミーティングでの出来事をどれだけ行動にしていくのか?の部分だという事はもう1年生も理解してきているので、そこの成果を大切にしたいと思いました。非常に暑い中で、疲労も溜まってきつい状況の中、ちょうどの人数でフルに戦えた事は良かったと思うし、B戦のメンバーは明らかに前向きにがんばろうぜ!!という意識と声が出ていた事は伝わってきました。形はどうであれ、自分達だけでこのミーティングを行い、前向きに変えたという成果は一つ大きなものだと思います。

夜7時になっても明るいこの時期、目一杯交流戦をしていただきました。

ありがたい環境の中で、真摯に向き合ってくれたA.C高砂の選手達は技術はもちろん、内面も素晴らしいチームでした。その影響をまた大きく受けた選手達の今後のがんばりを楽しみにしています。

良くも悪くも、現時点の全てが出た一日でした。これをどう捉え、どう変えていくのか?のチャレンジは一生続くと思います。そんな大切な時間に関われている事にありがたみを感じながらこれからもがんばっていきたいと思います。

対戦してくださったA.C高砂さん、ありがとうございました【礼】