今日はナイターでエリート塾とファルコとの合同練習をやりました!

かなり冷え込みましたが、グランド状態は思ったよりも良かったし、トレーニングがやりやすい状態でした。とは言え、これだけ冷え込んで寒いのですから、もうちょっと色々な事を考えないといけないな〜・・・と思う。

それはエリート塾生を観ていて思うのですが、人間【寒かったら上着を着る】訳であり、それが判断基準になっているはず。なのに、サッカーをやる時は着ていたらダメなの?禁止されているの?というような薄着でいきなりグランドに出て行く子の姿を見ます。かと言ってアップをやる訳でもなく、寒そうにしながら動きは止まっている・・・。これって指導をする、しない以前の話だと思うし、各自の感覚の問題だと思う。

与えられたものを素直に受け止めるという言葉は良い意味に聞こえるけれど、最近はそれが良くないと本当に思う。

自分の頭で処理しないままに受け取るから思考しない人間になる。トレーニングという事への感覚がそもそもズレていると感じる事が多い。

この習慣から変えないといけないと思って最近はコツコツやっている所ですが、根強く残っている【しきたり・習慣・伝統】というような言葉を使って意味や意図を考える事もなくこなしている子供が増えている事に危惧しています・・・。

価値は【どんな事をやったのか?】ではなく【こういう事の大切さを理解出来た】と残せるものがある事。

だから自分はトレーニングの内容はほとんど書かないのは【各自の受け止める内容が絶対に違うから】です。ここでこれをこのようにやりました、みたいに書いてしまうとそれを読んだ人、選手が【あ〜こうしないといけなかったのか、こうしないといけないのか】みたいな考え方に縛られてしまうのが嫌だからです。自分ごときのトレーニング内容は隠すレベルでもないし、いつだって見せられるものですが、誤解を生みたくないので書かないようにしています。

ただ、その分はトレーニング中の雰囲気や人としての部分に関しては気付いた事を書いている。

今日も話をした事だけど、子供達の多くはサッカーにおいて一番大事な事を【技術】と思っている。でも、そうではなく一番【自分の判断でプレーをする事】だと思う。チームに合わせる、仲間に合わせる、は大事なんだけど、それをやる為に自分を犠牲にする事を最優先させるのは違うという事。自分の判断で選択し、プレーし、結果を受け止める事こそが基本なんだと思う。

それを理解出来ていない子が技術の事ばかりを話すからうまくもならない。

今になって自分も分かってきた所ですが、誰だってミスなんてしたくないのにミスをする。それを【サボった】とか【気持ちが入っていないから】とか【精神論で片付ける大人の多さ】が問題の地域。

本当は【分かっているけど身体が動いていない】とか【知らないだけ】という事がほとんど。
だからこそトレーニングの入口は自身の身体を動かす事や、理屈を知るという事をしなければならないのです。とりあえずやるだけ、とかじゃなく考えてうまくなる!それが一番正しいトレーニング方法だろう。

この考える事、自分の判断を後回しにして技術、技術と言ってる選手の先などたかがしれている。大事な事を大事だと思えた時から選手として大きく変われるんだろうね!

そんなきっかけを毎回与えられるようにがんばるし、今日も数名にはその変化を感じられる部分がありました!全体が一斉に、って訳にはいきませんが、コツコツ変化していく子が増えるようにがんばります!!