今日は朝から広畑東グランドにて津田さんに交流試合をしていただきました!

毎年の事ですが、11月に入り、新チームになった最初のこの段階でまずは津田さんにいつもお願いをしています。ファルコ立ち上げ当初の最初のトレーニングマッチも津田さんだったのです!うちがずっとやってこれたお手本にしたチームの一つ。

津田さんはいつもグランドの管理も含めて非常に温かいチームだと個人的に感じていてこの広畑東グランドも様々な表情を見せてくれていますが、その全てが津田さんの惜しみない努力の賜物であると毎回感心をするばかりです。芝生慣れしてきたチームにはありがたみを感じるのは難しいかも知れませんが、このグランドの管理がどれだけ大変で、どれだけすごい事か?!をもっとみんなが知るべきだと思っています。

そんなグランドをうちは【第二のホームグランド】と呼んでいます!

このグランドで今日は3チームと交流させていただきました。ルゼルさん、飾磨東中学校さん、津田さんとの3チーム。それぞれのカラーがしっかりあって、色々な選手も観させてもらった上でも我々がしなければ、目指さなければいけないものが明確にまた見えた一日でした。

試合は変則的に25分をどんどん回す形でしたが、みんな自分の与えられた機会を大切にプレーをしてくれたと思います。小学生も参加をしてくれましたがそれぞれの良さがしっかりと出せていたし、得点にも絡んでくれていました!

中学生のほうは2年生を中心に1年生を引っ張ってくれていたし、相手チームにも評価していただいた2年生の存在感は際立っていたし、これは3年生の残してくれた大きな財産だと思います。

2年生は真面目ですが、気の弱い子が多く・・・正直3年生のプレッシャーに少なからず負けた時期も各自にあったと思う。でも、それを自分のタイミングで乗り越え、力に変えたからこそ今がある。自信を持って堂々とプレーする姿は3年生のおかげだと思う。良い3年生がいてこそ2年生が育ち、その2年生のおかげで次の1年生が育つ・・・。これこそが【伝統】というものだと思う。走力とか、きつい練習とか、つまらない上下関係とか・・・そんなどうでも良いものを伝統と言う話もよく耳にしますが、自分はそうではないと思っています。

試合は今練習でずっと意識している事をテーマにやってもらいましたが、やはり【試合】という事で意識が高ぶってしまい出来なかった子、プレッシャーで出来なかった子、理由は違えど出来なかった子が最初のゲームでは半分ぐらい。

でも、課題を露呈し、振り返り、2本目以降に修正し、出来るようになった子が全員だったし、今日は一回でも自分の意思で成功させてくれた事で十分だったので良い成果として残ったと思います。

プレーの成功、失敗ではなくテーマへの意識とチャレンジ。そこの収穫はありました!

ですが、やっぱりみんなの中に染み付いている【自分の知っているサッカー】がやっぱり根強く、視野を広げたいのに、わざわざ狭くなるほうへ動いたりスピードをむやみに上げたりする傾向はたくさん見える・・・。

という課題はいっぱい見えたので、今後の修正点にしていきたい。課題が見える事こそが成果。何をやるべきか?どうしていけば良いか?が分かれば各自の努力も明確になっていく。個々で違っている課題ですが、個々で向き合っていくという努力は同じ。

どれだけの時間と気持ちを費やせるか??今日がスタートだけど、ここから差は開いてくるよ!自分だけの努力、自分だけの武器を楽しみにしています!

新チームのスタートに今年も快く迎えてくださった津田さん、本当にありがとうございました【礼】