今日はナイター練習!!

火曜日はファルコのスタートの日になりますが、一週間の始まりに各自の気持ちの表れが見えます。

どういう学びを手に入れたのか?
どうなりたいのか?
何を試したいのか?
何を変えたいのか?

などなど。

週末のゲームや交流を通して【ただの思い出】としか残せていない子はいくら経っても変化はありません。でも、世間は未だに【時間が解決】してくれると信じています。塾、習い事、趣味、どれにしても【時間とお金を費やせば良くなる】と信じているのです・・・。

【転ばぬ先の杖】

って言葉があります。でも、これは【杖の役目、杖の存在、杖の使い方を知っている人への言葉】です。最近自分の周りにたくさんいる大人の多くに、【その使い方すら知らない子供に対してまでも転ばぬ先の杖を用意する】人がいるという話。

一体この時代は、誰が【自分で杖を見つける経験】をさせるのでしょうか???

目の前の子供がうまくいかないと本人以上に落ち込んだりショックを受けたりする人が多いから先に立派な杖どころか椅子を用意して座らせてしまう人さえいる。。。

育成とか、育てるとか、口で言うのは簡単だけど、本当にそれをやるという事は相当の我慢と覚悟が必要だと思います。

【楽しむ】と【愉しむ】の違いを分かっていない人の差を痛感する日々・・・。

現実から逃げたい、理想ばかりを観ている人とは会話すら成り立たない。目の前の現実から逃げない事と、それを受け止めた上でどうしていくか?どうなりたいか?が大事。それを自らの足で進んでいく覚悟と勇気と行動によって、人は【強さ】とか【うまさ】を手に入れていくんだと思える。

うまいチーム、強いチームの子を見れば何が違うか?はよく分かる。ボールを触った時間じゃなくて、【覚悟】なんだと思う。

その覚悟とは、子供だけじゃなくそこに関わる大人も一緒に、だ。

これは、成長速度の速い子を観ても分かるし、遅い子を観ても分かる事だ。

コーチという間に立つ者がやるべき仕事とは、【経験をさせていく】事になる。そこから何を学ぶか?どう学ぶか?までは入り込めない(無理に入れば押し付けるだけになる)。

相手の中身にまで介入しようとするから余計な頭の悩ませ方をしてしまうのだと分かってきた。どうにもならない人はどうにもならない。それはある程度の割り切りが必要だと思う。

見捨てるとかではなく、お互いの覚悟がない限りは前へ進めないという一つの事実が見えてきたという事。

みんなはサッカーをどの程度の覚悟でやっているんだろうか???

と、フト思った今日のナイター練習でした・・・。