どう考えても・・・赤穂さん交流!!

今日は朝から赤穂さんが招待してくださった野中河川敷グランドにて交流試合に参加させてもらいました!!

赤穂さんをはじめ、ロヴェスト神戸さん、大阪のシラックさんと交流をさせてもらえる事となりました。昨日の試合会場では準備が遅く、各自の判断で動けてしない事を少し指摘しましたが、今日はその反省もあって各自の準備は早かったと思います。次に繋がればそれが一番良い事だと思っています。コーチや大人の基準に沿わない事を『ダメな事』と認識してしまうのではなく、たとえ今出来ていない事であっても『やろうとしない事なのか?やろうとして出来ない事なのか?』を見極めてあげないといけないし、それこそが大人の役目だと思う。

大人は総じて勝手な基準で『これは言ったんだから出来るでしょ?もう中学生でしょ?』みたいな感覚を持ってしまいがちですが、いくつになっても『自身で理解していない事はいくつになっても出来ない、分からない』という現実を受け止めないといけません。

河川敷の独特のグランド環境の中で、みんなはプレーをちょっとずつ工夫出来ていたとコーチには見えました!

イレギュラーな事がたくさん起きる状況の中でも、真摯にやろうと出来ていたし、ミスに対しても気持ちがとても前向きだったと思う。子供達はしっかりと考えているという前提で大人は話をしているか?がとても大切だと感じた今日。

一方的に大人の観念を押し付けていないか?それを正しいとどうして言い切れるのか?という自身に対して立ち返る時間は必要。どんな素敵な事を言っていようが、どんなに正論を振りかざそうが、最終的には『相手の子供に思いが伝わっているかどうか?』が全てになってくると思う。そこを間違えると大人の自己満足で終わってしまうし、大人のストレスで終わるし、その大人のストレスがある時にはほぼ間違いなく反対の子供にもストレスがあるという事を大人はもっと理解しないといけないように思う。

子供は実際にどう思っているのか?

大人に対しての印象などどうでも良い。子供に対して厳しい事を言う大人であっても構わない。ただし、『確かに言われた通りだ・・・』と納得させられているかどうか?そこはこだわる必要があると痛感する。良い大人と思う、悪い、嫌い、と思う事がどれが正しいかどうか?の判断ではなく『子供自身が納得している伝え方』が出来る事しか正解はないという事です。

その『納得しているだろう』も大人の一方的な感覚では、子供との信頼関係に溝が深まるばかり・・・我々が必要なのは大人(コーチ)と子供(選手)との信頼関係を築く努力なんだと思います。

朝の日差しから、夕方の影が伸びるまで一日たくさんゲームをさせてもらいました!

各自、持っている武器をちょっとずつ磨けていると思う。ドリブルを使う武器、パスを使う武器、相手ボールを奪う武器、ロングキックの精度にこだわる武器、みんなそれぞれ!どれが正解???全部正解♪

みんなに共通してやらなければいけない事と言うのは『自分を磨く努力のみ』だと思う。鍛える、変える、じゃなくて『磨く』だと思う。誰にも良さがあり、誰にも個性がある。それを磨く事なんだと思う。

一日たくさん子供と話が出来ました!たくさん観察出来ました!

そんな自分が育成という部分を切り離さずに考えた時、どう考えても『自分自身で気付く・動く』事になってくると思う。人から言われる、人から教えられる、それはあくまで『きっかけ』であり、それが行動そのものになってはいけないのです。

自分の脳というフィルターを通して行動をする。考えてから動く。やっぱりそこだと思う!そうすればプレー一つの失敗からも学べるようになる!成功か失敗か?の批評ではなく、『何がしたかったのか?どうしてそれをやるべきか?』の議論になる。正解を見つける話はしんどいが、『やろうとした子供の真意』に触れる事は楽しい!自分は現場が楽しいし、子供との時間はとにかく幸せだと思える。

合流してくれている志染のメンバーも含め、一緒にやれる喜びは一緒にやれていなかった時期があるからこそ分かる事でもある。そう思えば、いつだって『今がいつかの自分の未来に繋がっている』と思える。毎日を大切にしないといけない理由はそこにある。

がんばろう!!自分!がんばろう!!みんな!!

交流してくださった赤穂さん、ロヴェスト神戸さん、シラックさん、一日ありがとうございました(礼) また寒い中、応援してくださった保護者の方々もありがとうございました(礼)