じっくりじっくり!北播磨リーグ戦!

今日は朝から北播磨リーグ戦が行われました!

年に数回ですが、八千代グランドの会場で行われる中の一回。会場当番という事もあって運営の事も考えないといけない状況の中、選手の成長がゆっくりと、しっかりと観れるようになってきました!

今日はリーグ2試合目という事で西脇南中さんとのゲームとなりました。部活動というのは先生とずっと長く過ごす時間が多くなります。先生側からすると、管理がしやすい、目が行き届きやすいというメリットを挙げられると思います。でも、逆にその信頼関係というものが出来ていないとお互いの存在がデメリットになり兼ねないという事。長い時間ほどストレスになるという事が今日の一日を通してハッキリ分かりました。

もちろんそれがクラブにも言えます。日中は学校でのみんなを管理出来ません。ナイターの2時間、週にしても合計で言えば10時間程度だったりする中で関係性が少ないと言えば少ないですが、その中での濃い中身にしていけるかどうか?は短いからこそ集中出来るという事もあるという事ですね!

体調不良にテスト休み。今週も満足にトレーニングを積めなかった子も多かったですし、神様は『努力しない人間に良い思いばかりをさせる事はない』という事ですね!

当然のようにうまくいかない事が多く出てきました。気配りも全然足りていない場面も出てきました。指摘もしますが、少し待ってみる余裕も出てきているので、それによって子供達で気付く場面も増えたり、考え方もかなり変わってきているのがよく分かりました。

試合の中でも気付く子、分かる子、やってみる子、継続している子、みんなの中のグッと堪えたりがんばれる場面が増えてきましたね!自然と体を張ってくれる場面など、チームの為の貢献度はかなり高まってきたと思います。見ていても各自なりの工夫が見れて楽しくなってきましたね!

未だに選手を駒としか思っていない、少なくとも『下』として見下している関係性ではなかなか生まれない信頼というものの大切さも実感しましたね!

大人に噛み付くのがカッコいいと思ったり、ダラダラした雰囲気を出すのがカッコいいと思っている勘違いさを指摘されない環境は子供にとって成長を阻害すると改めて思いました。自分にもそういう時期はあったし、改善させようじゃなくて『向き合う勇気が足りない』事に気付けた今は色々考える事も変わったし、それによって見えるものも随分と変わってきました。

試合の中でちょっとずつ変えられるようになってきたみんなの変化もうれしいし、何よりも大好きなサッカーをやっている事を実感出来ている事が良い成長ですね!

今日は練習試合に加美中学校さんとも出来たし、ファルコとしての繋がりも多かった小学生の時からの成長みたいなものが見えたのも良かったです!

このゲームはもちろんトレーニングマッチという事もあり、全員を色々試していきたいというのが一番の狙いだったし、各自の中にある『心の壁』みたいなものをそれぞれが壊していく挑戦をする場、きっかけを得る場にしてほしかったのです。

教師とコーチ。子供を育てたいと思う気持ちは同じはずの立場にいながらそういう事の対話が出来ない、出ない状態にやはり疑問を感じます。せっかくのトレーニングマッチに副審だけをして帰る、ボール拾いだけ、アップだけ、という状態では子供が育つというのは難しいだろうな〜って思います。育つって何でしょうね???

現場には良いものがたくさんあります!

子供達にはその一つ一つを出来る限り大事にしてほしいと思っています。気付くチャンス、知るチャンス、分かるチャンスがあちこちにあります。今日という日に何かの発見があれば価値はあると思うのです。

うまくいかなかった時、そんな事があっても前向きに、しっかりと顔を上げたり考えられるようになってきましたね!心の部分の成長はたくさん感じるものがあります。我々のスタートラインを考えればどこのチームに評価なんてされる事なく成長している事をコーチ自身が一番感じています。これからも良くなっていくしかありません。後は最後に話したように各自の基準をちょっとずつ高めていく事だけですね!そういう刺激をお互いに与えられる存在になってください!

対戦してくださった西脇南中さん、加美中さん、ありがとうございました(礼) 
また応援に来てくださった保護者の方々もありがとうございました(礼)