うまくなるのに遠慮はいらない!エリート塾!!

今日はナイターでエリート塾の練習とファルコの練習を行いました!

夜はまだまだ肌寒い中でしたが、子供達はとても元気いっぱい!今日は練習時間が始まっても少し子供同士の関わりをしばらく眺めていました。今週もずっと言い続けてきた事として『誰もお客さんになってはいけない』という事をどのように実践してくれるか?を見ているとそれぞれに中学生が声を掛けたり、小学生の声を掛けてもらったりして色々な輪が出来ていたし、それぞれに何かしながら遊んでいる様子を観させてもらって中学生のちょっとずつでも成長しようという気持ち、姿勢は伝わってきました!

まずはリフティングを通してボールを扱う事をやりました!

まだ聞くのが上手じゃない小学生は、どうしても一人だけの殻に入ってしまうのです。。。そうなると自分がどうなっているのか?何故失敗しているのか?が分からない。他の人と一緒にやると指摘してもらったりアドバイスがもらえるから気付くのが早いのですが、その工夫が足りないから出来ない事が出来ないまま、に時間が過ぎる事が多い。この時間をもうちょっと改善したいね!

中学生は色々と『自分の思っている通り』に出来るようになってきているね!ただし、最初の頃の君達と比べて、だよ!周りには、他のチームにはもっともっとすごい子がいくらでもいる事は忘れないように、自分の成長を実感しながらも常に上のレベルを目指していこう!

そこからは『当たり前に顔を上げる状況』を作りたいと思ってやりました。

コミュニケーションパスをいくつかやったのですが、ここではハンドパスでやる事によって当たり前に周りを観てくれるし、無意識で出来る。その感覚を使って足でドリブルに入った時の視野の違いを実感してもらう。さっきまでは遠くが見えたのに、ドリブルになると全く見えない・・・それだけサッカーをやっている時の自分は視野が狭い、という事も分かったと思う。後は声に対して反応している状況と、声を出さない状況をやる事で、同じく『観る』作業がより明確になったね。そういうのも声が出せる状態でやれる、気付けるといいし、大事なのは『何も起きていない状況でそういう事に気付く事』です。見えないから、聞こえないから、歩けないから、怪我をしたから・・・のタイミングではなく、それらが出来る状況下で気付けるようになろう!

そこからはひたすら対人を入れたボールコントロール。

まだまだ何も考えていない子が多い。ドリブルとは足で蹴っている、運んでいる『だけ』の子が多い。そうではなく、どこで触ればどうなるのか?そこへ運ぶ事によって何が起きるか?を考える必要がある。相手がいるスポーツだから、相手に奪われない工夫が必要。それがフェイントであり、パスであり、キープであるという話。

そういう意味でも『一番効果的な事を一番効果的なタイミングで』という事へのこだわりは薄い。やりたい事をやりたい場所でやっているだけ。今はそれでも良い!それがある事がまずは大事だから。でも、それが出来るようになってくれば次のステップを考えないといけない!

うまくなれるかどうか?というのは『自然体』で決まる。

この自然体という中でどれだけの事が出来るか?です!意識しないと、がんばらないと、出来ない事などまだまだ半人前の証。何も考えなくても体が反応する、という自然体を目指したいね!

今の君達が感覚を積み上げていけばきっとそういう事も理解出来るようになってくる。うまくなるという事はボール感覚を高めてコントロールの技術を上げるというイメージだと思うし、それも絶対に必要。ただ、技術がうまい、とサッカーがうまいはやっぱり違うから、その違いを理解し攻撃だけじゃない事も含めて考えられる選手になってほしい。ボールの受け方が悪い選手って守備の価値を知らないからかも知れないと最近思うようになってきた。局面を追うと見失う・・・・。

色々考える日々、その機会をくれる子供達!今日もありがとう(礼)