今日は久しぶりに一日しっかりとまとまった雨が降りましたね!

夜も風雨が強い中ではありましたが室内での西脇スクールを行いました♪それぞれにゴールデンウィークを楽しむ時間でもあるので参加者は少なかったのですが、それでも一人一人がうまくなりたいと思う気持ちが大事で、そこと向き合ってもらうようにしました!

今日もスクール前には自然と試合が始まったのですが、2年生の二人(楓真くん・佑季くん)はどちらに攻める?すら把握せずに入っているので(笑)、みんなが仲間、みんなが敵みたいな形でした(笑) それでも自分で奪って自分で決める!というサッカーの一番基本的な形は大事だと思うし、それがやれていたのは良かったと思う。後は、その事をやっている本人が『楽しい事』と思うかどうか?ですね!

ゲームをしていると6年生の朔弥くんはもはや別格の域に来ましたね!

誰も寄せ付けない。誰が来ても自分のタイミングで抜けるようになってきました!柔らかさ、判断、対応、アイデア・・・色々詰まってきているので余裕が他のメンバーとは明らかに違います。逆に守備側ががんばって奪いに行くと『思うツボ』になります。それぐらいの余裕が持てるようになっているし、感情が自分でコントロール出来るようになっているのがまた強みの一つ!一緒にやっているだけで他のメンバーもきっとうまくなると思いますね!

その朔弥くんの影響を受けながら龍之介くん、隼也くんも明らかに発想が増えてきています。良い仲間であり、良いライバルになりつつあるので一緒に伸びてきましたね!

ゆうゆちゃんもちょっとずつ選択肢が増えてきた感じです!

真っ直ぐに、やるべき事に対しては強いからリフティングも4桁出来るスーパーガール♪ただ、アドリブに弱いと言うか急な対応に関してはまだまだこれから伸ばしていきたい所。だからこそボールとの向き合い方も大事だし、『工夫・遊び』の要素が染み付いてくると面白くなると思う。朔弥くんも変化の一番大きな所はそこだったので!実はあれこれ出来るのに、挑戦したりしない、挑戦する事自体に遠慮していたのですが、最近はどんどん失敗をしながら工夫をするから、人が最初にやる技を観て、即座に真似が出来るようになっています!そういう『ヒントを自分の答えにする力』を見つけてほしいのがゆうゆちゃんですね!

まだ新しい上野兄弟は面白くなってきました。

他の人から観ると何も変わっていないように見えるかも知れないけど、コーチが観ているのは『自分との葛藤』です。やるのもやらないのも自由。諦めるのも、違う事をするのも、自由。そういう設定を与えているので!!自分の気持ちがのめり込んでくれば自然とコーチとの対話も増えてくる。コーチとしてはやらせる行為はしないので、コーチから何かを求める、という事は基本的にありません。反対に、子供から『こんなんしたいな〜!こうしたいな〜〜!!』という要望があればそこに対応する、という形。

今はそこまではありません。みんなと同じ事も出来ないし、やらない。でも、大人の欲目で『もっとやらせるべきでは?』などと思うと絶対に一時的なうまさを手に入れても本物の楽しさには出会えないのです。それを何度も見てきているからこそ関わりのタイミングはかなり大事にしています。敢えていかない、敢えて遠巻きに観ている。

それぞれのタイミングにある『スイッチ』をいつ押すか?が大事なので、慌てずにやっていこうと思う。

正直、サッカーを習っていない子が来てくれた事は今までもあります。でも途中で辞める子ももちろんいます。結局はサッカーを習っているかどうか?の部分ではなく『自分自身がやりたいかどうか?』ですから。そこに大人の期待な想いが乗っかると子供は楽しさよりもしんどさが勝つという事。初心者でも楽しめる子は楽しめる。コーチが『楽しませる』じゃなく、『自ら楽しむ』事の大切さを一番に伝えたいのです。

それが分からずに『勝手に求めて勝手に裏切られた感』を出される事もあります(笑) そもそも年度始めの説明会に参加してくださらないのがそもそもの答え。こちらがどういった考えでやろうとしているのか?に興味がなく、『サッカーを教えてください』だけで来るとやっぱりズレます。

子供を観ている親なのか?サッカーという種目を観ている親なのか?によって随分違ってくるのです。楽しさを自分で生み出す子供へ!スクールはそういう場を目指しています!!