ありがたい場!クラブユース大会最終日!!

今日は朝からクラブユース大会の最終日でした!!

これまでの結果から二次リーグへの進出の可能性は消滅している中で大会上では消化試合というような形ではありましたが、我々にとって練習であろうが試合であろうが、毎日の時間という意味では同じなので今日もこうして試合が出来る事に感謝をしたいし、参観日等の学校行事も重なる中でもサッカーをしたい気持ちを持って臨んでくれた事も含めて意味のある一日にしたいと思いました。

前の試合が審判だったのでアップは帯同出来ずだったのですが、子供達で考えてしっかりとやってくれている姿は横目で観させてもらいました。

今日の相手はファイザォンさんでした!

相手がどうこうというよりも、やっぱりうちのチームがそういう形で迎えられるか?改善出来るか?気付くか?みたいなものにしか興味はなかったし今日しかないメンバーでまた試合が出来た事も良い経験になったと思います。

今日は前半から前の個性がよく出ていたのですがシュートのタイミングを逃してしまう機会が多く、リズムはあるけどシュートで終われないというマズい流れがあって、後ろも守備陣が集中して対応してくれていました。が、キーパーのキックがことごとく相手に渡す結果になり、そういう積み重ねからの疲労感や不安感で自滅している空気は相変わらずでした。

なかなか中で改善をしてくれません。

今週もずっと練習の中でそういった事を話してきたのですが、やっぱり言葉と実践は違うし、かと言って練習で出来ていない事はやっぱり試合でも出来ないという事実も確かな訳で・・・。

自分達でもハーフタイムに確認すると、『やれていない・やっていない』部分を感じている様子でした。それだけに行動に移せない精神面の弱さはまだまだ課題として続くとは思いますが、今日いきなり改善出来る、という空気でもなかったので後半は少しだけコーチングをするようにして、選手の手助けをするようにしました。

それで変わる、というのは自分の目指している形ではないし主役が誰なのか?という点がやっぱり残ってしまうので本意ではなかった事。

途中キーパーにも『これを君がやるべきなんじゃないのか?』という事も伝えました。答えではなくヒント。人によって与えるものは違うと思うし・・・。ただ、『どういう事を伝えるか?』の所。

コーチは一人一人が出来る『ちょっとした部分』だけを促しました。切り替え、連続、準備。自分で自覚出来ていない子に対して『ちょっと』を促すだけでボールはかなり前の位置になった事、チャンスが増えた事は目に見えて分かりました。それだけにそういう事に『自分達で気付く目』を持ちたいね、という事は終わってから話しました。

ベストメンバーが組めない大会となりましたが、逆にそれによるチャンスを得た子が自信になった部分もあったと思います。

こういう事が起きるからやっぱりサッカーは楽しいし、スポーツは楽しい。予想を越える事、思い通りに出来る事、そういう喜びを目指して各自がこれからも努力をしてほしいと願う。

終わってからも各自と色々思う事など話が出来た。各自なりに思いはある。その『各自の思い』を『仲間を想う』にしていけば状況は大きく変わると思うよ、と話をしました。各自がこだわりたい武器、長所。グループとしてそこを反映させられる『関節みたいな役割』を何で作っていけるか?への挑戦だね!

目で見えないけれど大切な部分。サッカーが楽しいのも大事だけど『このメンバーだからこそ出来る事!』を見つける事がもっと大切なんだと思う。そういう事に気付かせてくれた大会という場に感謝しよう!またコツコツ積み重ねていきましょう!!