今日は夕方からの加美スクールがありました!!

学年が上がり、少しその生活にも慣れてきたでしょうか??それぞれが元気にがんばっている姿がとても印象的です。来る時の態度、姿勢、色々な面で人の変化というものは見えるのですが、継続メンバーが多い加美スクールはその変化がとても多く見受けられます。

スクール前のゲームでは一人一人がとても積極的にプレーを行ってくれるのは良いのですが、少し止まって頭を使う事に意識を持っていけたらいいのに、とも思います。6年生になった瑠くんは一番変化が見えてきています。相手を見て、状況を見て、少しずつ自身を変化させる事が分かってきています。最終学年になって意識はかなり変化してきていると思います。

そういう中で一緒にやっていると、変化していくメンバーもいるし5年生が多く影響を受けていると思います。

5年生はスクールもですが、多可トレセンやエリート塾にまで参加をしてくれるようになっている事もあるし、各自のモチベーションというものがすごく高いように思います。だからこそ、多くの時間学べる事をどのように活かせるか?だし、多くすれば良くなる訳ではないから、自分と向き合って出来る事を少しずつ増やしてほしいと思います。

6年生の吉乃ちゃんは非常に体の使い方がうまいと感心します。女の子なのですが、剣道をがんばっているという事もあって、体自体の芯がまずあります。その上で上手に使えるからサッカーなど真剣にやった事がないのに、相手をかわす、抜く、逆を取るというのが非常にうまい!この調子でスクールでやっていく事で、きっと剣道にも繋がると思います。

この一学期は『自分発信』を促す期間にしています。

毎年この時期はそう考えているし、自分のやりたい事が先に存在している状態であってほしいのです。誰かにやらされる、周りにやらされる、その要求に答える自分に安心している子ってとても多いと思うのですが、そうではなく『僕はこれがしたい!私はこういう風にしたい!』と言える、思えるようになってほしいです。

そのやりたい事を実現する為のサポートをこちらは行っていくようにしたいし、みんなが主役である事が一番の喜びなので、これからも自分の思いをまず一番大事にしてほしいと思います。

スクールはレベル6キャッチに始まり、ボールタッチを色々自分のやりたい事に挑戦し、最後はドリブルをやりました。

このドリブルの時の様子で大体普段どういう風にやっているのか?が分かります。自分達ファルコも、このドリブルで大きな変化を与えていただきました。だからこそ分かるようになってきたし、何を大事にするべきか?も整理されてきました。まだドリブル=ボールを運ぶ事だと思っている子が多い。だから雑に扱うし、足元から離れる。それすらも『平気』な状態である事。これが現状なのです!

ゲームをやった時にどうしてボールを奪われるのか?どうして抜かれるのか?みんなはコーチと対戦する際に、『だってコーチやもん』で片付けるからうまくなれないのです。どうしてコーチなら出来るのか?を考える事が成長への一歩ですね。

うまくなるという事は考えてやるという事です。

だから、その結果が失敗であっても考えてやる事で成功へのヒントを得られるのです。つまり考えてやった結果が失敗であっても、それは成功への一歩だと言えます。でも、この地域の多くは『長い時間、多い回数』をやればそれが上達に繋がると未だに信じている人が多い・・・。もちろんその時間と回数で変化する子がいたとしても、結論を言うとその変化は時間と回数ではなく、『どこかで考えたから』という事なのです。

このスクール生達も、多くの『癖』が身に染み付いているので、まずはそこを剥がす事。そこからゆっくり自分の色で自分を染めていく作業をさせたいというのが一年間の流れとイメージです!焦らずやっていきたいと思います!!