出来ない事は伸びしろ!八千代スクール♪

今日は夕方から八千代スクールでしたが、いつもの元気印である中区メンバーがこの時期に学年閉鎖が多く、欠席者が非常に多い今回となりましたが集まってくれた6名と一緒に積み重ねていきました!!

今日は多可町内でも中学校の卒業式が行われたし、今日という日が大きな門出になる子もたくさんいるんだろうな〜って思いました。それと同時に、今日という日は365日の中の1日に過ぎないという現実も忘れないように、特別と平日が繋がる自分にしたいです。

スクール前のゲームでは一緒に入って3人対4人でフルコートを使ったので当然恐ろしい運動量でした(笑) 途中何度も疲れて倒れこむのはずっと5年生で、逆に2,3年生の元気さは全く衰える事なく足が動き続ける姿を見ると、やっぱり『夢中の力』って無限大だと思いました。

可能性もそうですが、子供達の中に宿るパワーって大人の想像出来ないものがある。

夢中になった時の力はすごいし、それを意図的に引き出せる大人が最高の指導者なのではないかと思う。自分もやるからにはそこを目指すし、自分自身が現場で夢中になれる時間にしたいと思います!

スクールは最初にバスケットゴールに蹴って入れるという遊びからスタートしましたが、これが全く入りません。6人で挑戦したものの3分間一回も入らないという結果になりました!狙った所に蹴れない自分の技術力が分かりましたか???ただ、あまりに不甲斐ないので、途中で2回目をやりましたがその時はわずか15秒でクリア!!何が違ったか分かりますか?

経験を活かす事が出来るとこんなに違うものです。

次はレベル9キャッチをやりましたが、まだ一番大きな狙いである『レベル9をクリアするのが目的ではない』という所への認識は八千代スクールにはありません。

他のスクールでは数名気付けて、繋げてきている子もいます。

どういう意味か?なんですが、この種目をクリアする為にやっているのではなく、この種目が何を狙いにしているのか?どうすれば成功するのか?を体や頭で理解し、その動きをリフティングやドリブルに繋げる為のものなのです。つまり、この後にやっているリフティングやドリブル、ゲームの中で繋がるようになる。もしくは反対に、そのリフティングやドリブル、ゲームを経験したからこそ『あ、そういう事か!』とレベル9キャッチをする際に気付く事が『繋がる』という成果。その成果が出る事が一番大事なのです!

そこからはストレッチを行い、体を十分にほぐしてからボールを触ってもらいました!

何となくですが、『使い方』に意識の目が向き始めてきました。これまでは全く興味もなかった事に目が向くようになったのも成長だと思います。すぐに変化する事はありませんが、子供達の柔軟さがあれば変化の早さは大人に比べて何倍もあります。こうしたいのに、自分の体はどうなっているのか?などに興味も出てきているので、繰り返しやっていく中で分かってきたものもあるようです!

みんなドリブルがうまくなりたいと思っています!でも、うまくなるという事がどういう事なのか?になかなか意識が向かないのが大半の子供の悩み。動画を観て、プロのプレーを見た所で、どうしてそれが出来るのか?という疑問には向きません。形だけ、見栄えだけ、小手先だけで真似をするからゲームの中、相手がいる中では全く通用しないのです。

その違いが分かるようになるには『どうしてこのメニューをやるのか?』を知る必要があります。

コーチは下手になるようにメニューを与える事はしません。みんなが今よりも上達する事を常に考えています。その為に必要な事をやっているのですから、やっているみんながどうしてやるべきか?を知らないといけないのです。

それが分かれば行動に意味が出てきて成功も増えるし、自信も増すという事ですね。

今出来ない事が多いのは『下手』ではなく、『うまくなる為の伸びしろがいっぱい』だという考え方を持ちましょう!君達がうまくなるのはこれからですから!!ゆっくり、ゆっくり、呼吸しながら、自然とボールを扱えるようになればきっと面白さは変わってきます!

焦らずやっていきましょうね!!