ニックネーム:  パスワード:
| MyBlogトップ | Blogポータル | ブログガイド | よくある質問 | サポート |
今日のフロリナ ~福祉の世界にアロマを!!~
記事一覧イベント一覧
[ 総Blog数:80件 ] [ このMyBlogをブックマークする ] [ RSS0.91  RSS1.0  RSS2.0 ][ ATOM ]
2010/01/17のBlog
[ 20:36 ]
娘達は徹夜してもなーんてことないそうです。
昔、私たちも学生の頃はラジオの深夜放送が楽しみでした。

寝るなんてただ夜になると眠いから寝るのだと思っていましたが
昼間のダメージを修復するのに大切な時間。
パワフルなエンジンを積んでいる娘達の徹夜はへっちゃらでも
私達は燃料切れになるのもわかります。

今はバレエのレッスン受けても
「筋肉の回復には48時間必要だから…」と自分に言い聞かせ
休養の日をとるくらい慎重になりました。
仕事柄もそうですが年齢的にも『身体の声』をよく聞くようになりました。

今日は二ヶ月ぶりに塚口の喫茶店「as]さんの2階をお借りしてトリートメント。
皆さんそれぞれに心の充実した年末年始があり
そして年越しで引きずった身体の不調あり。

身体に痛みや不調があってはじめて
しげしげと自分の身体をさわったり見てみたりします。
でも一人で考えていると不調も重病に思えて
よりストレスになったり「だれもわかってくれない」とネガティブに。

「肩、首がイターい」って口にだすと「これって更年期かも」
「ホルモンや自律神経のバランスも崩れて、血管の収縮もうまくいかなくて
二足歩行の人間の弱いところにコリや痛みが出やすいようですよねー」
と痛みの分かち合いもできて
なーんだみんな通る道なんだ。

もちろん骨格のズレやヘルニアや大きな原因のあるものもありますが
好きな曲を聴いてリラックスし過ごしたり
頑張りすぎないように心がけたり、少し軽い運動、歩くことを日課にしたり
嫌なことは一つでも「NO]と言えるようにしたり
夜遅くに物を食べないようにして胃腸を休めていい睡眠を心がけたり
自分の身体と対話して守れることもいろいろあります。

髪や顔と同じように身体にも触れて労わってて
気づかせてもらえる年頃なのかもしれません。
人生半分を過ぎた頃から
身体が「走ってばかりいないで立ち止まって!
自分を見つめなおして!」って教えてくれるのでしょうね。




2010/01/10のBlog
お正月をはさんでいるので
各施設の利用者さんと
「お正月はどうされていました?」と会話が始まります。
皆さん口を揃えて言われるのが
「ここは年とってる人が多いからお餅が出ないねん」
(ご自身は『年寄り』の部類に入っていないところがポイント)

私が物心ついたときから毎年お年寄りがお餅を喉につまらせて…
というニュースがありましたが、最近耳にしないのは
こうやって予防されているからでしょうか。
それとも昔は平和で他にニュースがなかったのかな。

今日はNさんのお部屋に伺いました。
Nさんは認知症で月に2回伺っている私は
いつも始めての人です。
そしていつも
「あなたどこから来てるの?」
「家族は?子供さん何人?」

でも今日は違いました。
「そう子供さんはもう大きいの。だったら自分を磨きなさいよ。
磨いたらふさわしい人が側に寄ってくるものよ」と
叱咤激励をしてくださいます。

「身だしなみやお顔を磨いたらいいんですか?」と私は聞いてみました。
「もちろん内面も外側も磨くのよ。これからはあなたが主役よ!」
それから出会いの多かった人生を語って下さいました。

アラフィーのお仲間の皆さん。
年頭にいい言葉をいただきましたよ。

いろいろあきらめることの多かった2009年。
まだ磨けば光る原石!。

「私ぐらいの年になるとね。もっともっとやっておけば良かったって思うのよ。
頑張りなさいよ」

Nさんの力強い言葉を聞いて嬉しくなりました。
転がる石に苔は生えない!とも言いますよね!。
2009/12/14のBlog
[ 09:58 ]
仕事が終わってから長田に行ってまいりました。
駅から歩くこと数分、震災後整備された商店街の入り口
これまた整備されたきれいな広場に
「昭和だ!」って感じで
鉄人28号はそそり立っておられました。
体長18メートル。
足の間を子供の自転車が行ったりきたり。

ん・・・主人が見たい見たいと言っていた鉄人はこれなんだ。
ちょっぴり感動薄の私。
当日草津の職場から2時間以上かけて駆けつけた主人は大感動!
「街の人の手作りやで」
「あの震災の火事から立ち直ったんや」
鉄人様を見上げながら周りをぐるっとまわり
立派な鉄の足をコンコンと叩いて
見物の皆さんと同様、携帯でパシャ・パシャ

さて鉄人様は見慣れぬ風景
平成の世に中にポツンと降りて
何を思っておられるでしょう。
手のひらサイズの見知らぬ機械を向けられて
決めのポーズで知らん顔。

ともすればいろんな情報に流されがちな私たちに
ありのままでいいんだよ
自然でいいんだ
でも志は貫けよ
鉄人様はちょっぴり熱く語ってくれているかもしれません。

また歩くこと数分
長田名物「ソバめし」を食べにいきました。
おかあさんと息子さん親子でやっておられるお好み焼き「青森」です。
鉄板の周りを近所の方がたと囲んでビールのコップ片手に
わいわいがやがや。
「帰りに鉄人見てみて。あぐらかいてるわ」
「アー今日も一日疲れたーってね」

店の前は銭湯でお風呂の帰りに店をのぞいて声をかけるお客さんも。
「おばちゃん、帰るわな。頑張ってや」
お風呂上りにはんてんを着せてもらった子供がおばちゃんに見せにきたり。

ここにも飾らない対話がありました。
時代は走っていくけれど
人の心はここにあり
長田の町に一度行ってみてください。



2009/11/26のBlog
[ 23:28 ] [ アロマ ]
トリートメントをしていると「いい香り!」「癒されるわー」と
言っていただけることが多いですが
最近この『香り』に待ったがかかることが続きました。

ひとつは介護者の会にお願いされていたアロマの勉強会が
「匂いはちょっと・・・と言う声が上がったので
タッチケアのお話にしてください」と変更がありました。
もう一つは有料老人ホームで
職員の方の計らいでリビングを使って足浴とトリートメントをさせて
頂いていましたが「三時のお茶の時間に匂いが残る」という声があがり
受けられる方のお部屋でさせてもらうようになりました。
緩和ケアでもトリートメントの途中で
「窓を開けてくれる」と言われ空気の入れ替えをしなければ
いけないことがありました。これも高齢の患者さんでした。

アロマが身近になって
たくさんの方が香りを楽しんでおられますが
誰にでも受け入れていただけるものではありません。


アロマは香りが命ですが
困ったなと思ったことで
はじめからいいものだとお勧めできるものではないと
教えてもらいました。

デイサービスから特養さんへ移ると
香りへの反応は如実に変わります。
デイに来られるお元気な方は香りにも敏感で
自立度の低い特養の方は香りには無関心になります。

また高齢でうつ傾向の高い方も香りには関心が少なく
触れることやトリートメントによる効果を期待されます。

介護施設を回って1年以上がたち
香りで困ったことで
高齢者の方に何が必要なのか
考えていきたいと思えるきっかけになりました。
2009/10/26のBlog
[ 06:54 ] [ アロマ ]
去年の秋に尼崎で行われたターミナルケアの講座を受けてから1年。
「やっと出来ました!」とお電話を頂きました。

講座を主催されていたNPO法人愛逢さんが考えておられた「看取りの家」が
出来たというお電話です。
症状コントロールのついた癌末期・・・。
胃ろう、気管切開等の処置を受けて退院された方・・・。
高齢で一人暮らしが困難な方が命を全うする「終の住処」として
『愛逢の家』を造られました。

スタッフの皆さんとミーティングも有り、
オープン直前急に参加させてもらったのですが
内覧会用の御菓子を準備したり、出来たばかりのお部屋をふき掃除したり
仲間に入れてもらって楽しい時間を過ごします。

入居者の方が決まればアロマのトリートメントも取り入れて頂きます。
スタッフの方も「私もやってみたかったんです」と前向きに考えてくださいます。

みんなの夢『愛逢の家』はペンキを塗るのも、花壇を造るのも
食事を作るのも、看板も出来ることはほとんどが手作りです。

住み慣れた土地で自分らしい旅立ちを・・・。
『愛逢の家』は11月1日にオープンします!。