阪神大震災を振り返る

あまり過去を振り返らない私、この日ばかりはあの日のことを鮮明に思い出します。

震災の日の数日前、連休だったので友人たちと新年会の鍋パーティ。そのときの会話で最近川西の方の震源でよく地震があるねと話しをしていました。
変な予感があったのかもしれません。

宝塚の築40年の一戸建て被災。半壊でした。あの揺れは未だに身体で覚えています。あの時から小さな地震の震動でも、マンション建設によってダンプによる振動でもトラウマのように異常に反応し、ドキドキしてしまいます。

私の人生観も変ったように思います。

神戸の三宮や長田で住宅再建に携わる相談員をし、介護保険の導入時東灘でグループホームのあり方のヒアリング調査をしたり、今までとは違う仕事の幅が広がりました。

人とのふれあい、会話がいかに大切かを痛感しました。

今の時代、ITの普及でどんどん人とのコミュニケーションがとれなくなってきているのが現状です。
近くにいる人への些細な声かけの大事さをいつもこの1月17日が教えてくれる日なのです。